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ホンダの主催する「NSXオーナーズ・ミーティング」に参加し、その類い稀なるドライビング性能に魅せられたオーナー同士が集まり、平成8年2月に発足した、「CLUB
NSX-WEST」。 活動拠点はホンダベルノ大阪、クラブ員は現在12名('99年8月)。入会を予定されている方も3名ほどいるという。 ――スポーツカーとは何か。走りとは何か。走るほどにスポーツカーの奥深さに触れることができるNSXで飽くなき探究を続ける、CLUB NSX-WESTでは、サーキット走行会やジムカーナへの参加を中心とした活動を行っている。 このクラブでは「NSXオーナーズ・ミーティング」参加をクラブ入会の条件とされ、ミッドシップ・リアドライブのピュア・スポーツカーであるNSXの特性を知り、ともにサーキット走行を安全に楽しむためには、オーナーズ・ミーティングに参加し基本的なスキルを学ぶことが必要不可欠であると考えられているのだ。 「現に、オーナーズ・ミーティングに参加したあととそれまででは、ドライビングに対する、そしてNSXに対する姿勢が大きく変わったというオーナーがほとんど。スポーツカーを操る真の楽しさに触れるには正しい知識と技術が必要であるとは、みんなが共通して思っていることです」とのこと。 何度参加してもそのたびに新たな発見がある、と、これまでにも何人ものオーナーからお聞きしていている、NSXオーナーズ・ミーティング。 |
一度参加されるとその魅力に魅せられ、アドバンスド・コースではとくにリピーターが多いという。
オーナーズ・ミーティングはもちろんのこと、「鈴鹿チャレンジクラブ」など、サーキットで開催されている走行会に参加し、走り込んでもいるという。 また、同じくホンダベルノ大阪を拠点とするインテグラ タイプRのオーナーズ・クラブ、「R&S」とは合同走行会も行っている。走行会の時には先導役を務めたり、走行中のチェックを行うなど、協力を惜しまない。同じホンダのスポーツカーで、ドライビングに対する熱意を同じくする者同士、交流を深めながら、互いの進歩を目指されている。 休日には家族や友人も交えて集いあい、ランチパーティーを開いたり、年末にはクリスマス・パーティーを開催するなど、サーキット以外のフィールドでも盛り上がる。 そんなCLUB NSX-WESTでは、これからも一層NSXの走りを楽しみながら、奥深きドライビングの世界を探究し続けるとのこと。彼らの熱心な活動は、日本のスポーツカー文化を着実に進歩させていくことだろう。 CLUB NSX-WEST 会長 清水昌夫 |
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