横置きV12の恐るべきF1エンジン、
  4連キャブのオールアルミ製DOHCエンジンにチェーン駆動、
  世界を寒からしめたCVCC、
  アルミ鋳物の工芸品ともいえる空冷1300ccエンジン、カムの魔術VTEC…。
  ホンダの歴史は、
  あえて難関に挑みかかっていった技術者の情熱の宝庫である。
  事を起こすたびに世界の耳目を集めずにはいられない彼らの次なる標的は、
  ピュアスポーツのエンジンを世界で一番クリーンにすることだった。
  1999年、NSXをLEV化。
  これでまたひとつ、
  世界のスポーツカーがNSXの仕掛けたハードルをひとつ跳び超えねばならなくなった。
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NSX Press vol.24 1999年10月発行