NSX Fiesta

屈託なく、全開で、明るく、楽しむ。フィエスタにはそういう言葉がピッタリである。マシンの自慢大会でもなく、サーキットで意地の張り合いがあるわけでもない。NSXは走らせることに過剰な神経を必要としないこともあり、みんなの間に「走らせて楽しむ、最高のスポーツカー」というコンセンサスが、自然に素直に生まれるのだ。
そして昼間のドライビングメニューを思いっきり楽しみ、ディナーパーティを終えると、サーキットホテルの部屋に集まる。翌日のスケジュールを気にしながらもNSX談義に花を咲かす…。
どうやったら上手く走れるかを話し合い、走りごたえのあったドライブの思い出話を語り合う。地域ごとのクラブメンバーが集まれば情報交換の嵐…となるのだ。とにかく、エンジョイ。一度参加すれば、きっとおわかりいただけるだろう。NSXというスポーツカーによって、現代にマッチした、独特のスポーツカー文化がかなりパワフルに育ちつつあることを。



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NSX Press vol.21は1998年3月発行です。