コース上ではさまざまなオプション・メニューが開催中されている。通常のオーナーズ・ミーティングと同じカリキュラムの“ベイシックコース”は、今回フィエスタに初参加のオーナーのほとんどが受講された。そして全長約1.2kmのテクニカルコースを思いきりドライブする南コース・テクニカル・ドライビングでは、ドライビングで汗をかく快感に魅せられたオーナーたちで今回も賑わいを見せていた。

さらに「フィエスタだから走りメインじゃないんだけど、やっぱり鈴鹿に来たからにはね…」とオーナーが語っていたように、東コース、フルコースのサーキット走行は参加者にとって魅力的なメニュー。「見るのと聞くのと、実際走るのとでは大違い。楽しさ半分、緊張半分で、あっという間でした」、「フルコースではライン取りやブレーキングポイントなんかをきちんと走るようにしてる。でも、直線では思いきり踏み込んじゃうよね、やっぱり気持ちいいもの」と、ピットに帰ってきたオーナーは、うっすらと汗をかいた顔を紅潮させながら、興奮さめやらない様子で語っていた。

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メインストレート、続くコーナー、S字…。憧れの鈴鹿・東コース。 南コース・テクニカル・ドライビング。「本コースを走ることも魅力だけど、じっくりとテクニックを磨くという点ではスピードが低くて思いきり走れる南コースの方が楽しめますね」とオーナー。

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初参加者はスポーツ・ドライビングの基礎レッスン、ベイシックコースを体験。 「毎年フィエスタに来る度に、オーナーズ・ミーティングを通して顔見知りになったオーナーに再会できるのが楽しみです。NSXオーナーはこんないいサーキットを走り、コミニュケーションを楽しめる機会があるから本当にいいですね」。と黒澤講師。

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最終コーナーを立ち上がり、メインストレートへ。フルコース走行は緊張と興奮の体験だ。

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