タイプT、新たなる感動。

タイプT、新たなる感動

ところで今回、NSXサロンでお会いした川嶋さんにはある目的があったのだ。かねてか楽しみにしていた、タイプＴの試乗をされるという。タイプＴが登場してからというもの、「またひとつ夢に近づいた」という川嶋さん。あいにくの曇り空ではあるが、試乗用のタイプＴをオープンルーフにして環状八号線へと繰り出して行かれた。
「思ったよりもずっと開放的ですね！」約３０分ほどのドライブから戻った川嶋さんの第一声だ。晴れていたら、すぐ先の第三京浜の入口に滑り込んでしまったかも…と言うほどタイプＴのドライブは快適で、魅力的なものだったとのこと。「まず、今回投入された新技術の恩恵で、アクセスのレスポンスが変化したのがよくわかります。それから、ルーフをはずしても風の巻き込みがほとんどないですね。それでいてかなりの開放感を感じられます。」と、感想を話してくれた川嶋さんはサロンでくつろぎながら、すでにタイプＴの外装色とインテリアのコーディネイトにまで話が弾んでいった。
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NSX Press vol.16は1995年8月発行です。