2011年10月発表 2013年4月終了モデル
この情報は2013年4月現在のものです。
Hondaハイブリッドカーのパイオニアだからこそ、
燃費性能を徹底的に追求し続けるインサイト。
あらゆる細部にリファインを施すことで、走りも、
乗り心地も犠牲にすることなく、さらなる低燃費を実現した。
自らがつくり上げたものに、どれだけ厳しい視線を向けられるか。飽くなき燃費性能の追求。「インサイトをもう一度、開発する」それぐらいの気持ちで、重箱の隅をつつく様に全身を細かく見直した。
領域を超えて知恵を出し合い、取り組んだエンジンの省エネ化。減速時の点火停止や燃料ポンプ作動の停止など、次のモデルにと研究していたアイデアまで開発を前倒ししてつぎ込み、クルマの心臓部、エンジンの効率化を実現した。
〈最高出力〉 65kW[88PS]/ 5,800rpm
〈最大トルク〉121N・m[12.3㎏f・m]/4,500rpm
〈最高出力〉10kW[14PS]/ 1,500rpm
〈最大トルク〉78N・m[8.0㎏f・m]/1,000rpm
(エンジン始動時は92N・m[9.4㎏f・m]/500rpm)
■燃料消費率は定められた試験条件での値です。お客さまの使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。
■JC08モード走行は10・15モード走行に比べ、より実際の走行に近くなるよう新たに設けられた試験方法で、一般的に燃料消費率はやや低い値になります。
気筒休止システムによってエンジンの抵抗を減らすことで、市街地などでの低速走行時は、モーター走行も可能に※。室内の静粛性を高めるとともに、燃費に大きく貢献する。
※時速18km〜40km前後での走行時に、状況に応じて自動で切り替え。
画面はハメコミ合成
赤信号などの停車時に、エンジンが自動的に停止するアイドリングストップ機能※を標準装備。ムダな燃料消費も、排気ガスもストップする。
※条件によってはエンジンを停止させない場合があります。
変速ショックのないスムーズな走りを実現するとともに、変速時のロスを抑え、低燃費化にも貢献するCVT。さらに、油圧センサーの採用により、効率化も実現。
燃費を上げるためとはいえ、走りが犠牲になることは許せない。新開発の15インチホイール用タイヤは「転がりやすさ」を高めることで、燃費性能を向上させる一方、幅をワイド化することで、「止まりやすさ」も従来同等に。タイヤのワイド化によりわずかに増えた重量すら、足まわりにアルミ製パーツを新採用し軽量化を図った。
空力を考えて設計されたインサイトの性能を、さらに高めること。数mmレベルでのチューニングを繰り返したフロントバンパー、大きく姿を変えたリアバンパーはもちろん、見えない床下の構造まで手を加えた。
足まわりのデザインに手を加え、走行中に空気から受ける上向きの力「リフト」の前後バランスを改善。高速走行中のふらつきが低減され、長距離運転での疲れにくさが向上した。
H型トーションビーム式リアサスペンション
サスペンションのセッティング最適化により、「高速道路の継ぎ目」などで発生する振動を低減。空力性能の向上による「高速走行時のふらつき低減」とも相まって、乗る人すべてに快適な乗り心地を実現する。
ステアリングに配置されたスイッチを操作することで、アクセルペダルを操作することなく、一定速度を保てるクルーズコントロール。高速道路でのロングドライブなど決まった速度で走りたいときに、ドライバーの負担を軽減します。
コンピューターによって、状況に応じた最適なスロットル開度を制御するDBW〈ドライブ・バイ・ワイヤ〉を採用。心地よい加速感と低燃費を両立します。
走りの基礎となるボディ骨格のほとんどに、強度の高い高張力鋼板を採用。低燃費に貢献する軽量化と、安心感のある走りをもたらす高剛性ボディを両立。街中の小さな段差などにより発生する音や振動も、高いボディ剛性によりしっかり吸収します。
説明イラストはイメージ
重量のあるIPU〈インテリジェントパワーユニット〉を荷室の下に配置したことで、低重心化を実現。安定感のある爽快な走りを実現しています。