2012年8月発表 2016年3月終了モデル
この情報は2016年3月現在のものです。
すべての人の安全をめざして。「人間尊重」の企業理念のもと、規制を基準とすることに満足せず、独自の安全基準を設けるHonda。現実に起こるさまざまな衝突状況を再現できる実験施設を中心に、安全の追求を続けています。
走る、曲がる、止まるというクルマの基本性能を徹底追求。
その上で、さまざまな装備を用意。危険回避能力の高いクルマをめざしています。
エンジンのない電気自動車は静粛性が高く、低速走行時はさらに静かになります。車両接近通報装置は、時速約20km以下で走行している際に走行音を発し、歩行者に車両の接近を知らせ、注意を促します。
ブレーキ時の車輪ロックを防ぐABS*1、加速時等の車輪空転を抑えるTCS*2、旋回時の横すべり抑制。3つの機能をVSA*3 が制御し、ドライバーが予期しないクルマの挙動の乱れを防ぎます。
*1 4 輪アンチロックブレーキシステム *2 トラクションコントロールシステム *3 VSA =Vehicle Stability Assist
■各技術の能力には限界があります。つねに周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。ご使用の前に、必ず取扱説明書をお読みください。
■VSAは、あくまでドライバーのブレーキ操作やアクセル操作等を補助するシステムです。したがってVSAがない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。
Hondaは、衝突時の衝撃(G)をコントロールして、乗る人だけでなく歩行者の傷害軽減もめざす、
独自の安全技術「G-CON」を核に、衝突安全技術を開発しています。
衝突時の自己保護性能を高めるだけでなく、相手車両への攻撃性低減、歩行者への衝撃緩和を考えたボディ構造を採用。さらに、メインフレームとクロスメンバーによる井桁構造の骨格を採用し、前後左右の衝突からバッテリーなどの高電圧部品を保護する、電気自動車ならではの配慮もしています。
基礎情報 | 車両型式 | ZAA-ZA2 | |
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原動機 | 型式 | MCF3 | |
最高出力(kW/rpm) | 92/3,695〜10,320 | ||
最大トルク(N・m/rpm) | 256/0〜3,056 | ||
駆動装置 | 駆動方式 | FF |
環境性能情報 | 電力消費率 | ![]() |
一充電走行距離(km)*1 | 225 |
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交流電力量消費率 (Wh/km)*1 | 106 | |||
排出ガス | 適合規制・認定レベル | 電気自動車 排出ガス規制の適用を受けない自動車 | ||
参考 | 九都県市低公害車の基準に適合 | |||
適合騒音規制レベル | 平成10年騒音規制 規制値:加速走行76dB(A) | |||
エアコン冷媒使用量 | 種類:HFO-1234yf 使用量:400g | |||
車室内VOC | 自工会目標達成(厚生労働省室内濃度指針値以下) | |||
環境負荷 物質削減 |
鉛*2 | 自工会2006年目標達成(1996年使用量*3の1/10) | ||
水銀*4 | 自工会目標達成(2005年1月以降使用禁止*5) | |||
六価クロム | 自工会目標達成(2008年1月以降使用禁止) | |||
カドミウム | 自工会目標達成(2007年1月以降使用禁止) | |||
自工会目標適用除外部品 | *2:鉛バッテリー(リサイクル回収ルートが確立されているため除外) *4:ナビゲーション等の液晶ディスプレイ、コンビネーションメーター、ディスチャージヘッドランプ、室内蛍光灯(交通安全上必須な部品の極微量使用を除外) |
環境への取り組み | リサイクル | 樹脂、ゴム部品への材料表示 | 100g以上の樹脂部品全て |
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リサイクルし易い材料*6を使用した部品 | アンダーコート、インナーウェザーストリップ、ウインドウモール、オープニングトリム、カウルトップガーニッシュ、グローブボックス、センターコンソール、ドアライニング、ピラーガーニッシュ、マスチックシーラー、ラゲッジネット、ルーフモールなどの内外装部品 | ||
再生材を使用している部品 | バッテリーボックス、吸音材 | ||
リサイクル可能率 | 車全体で90%以上*7 | ||
ポリ塩化ビニル廃止部品 | ボディアンダーコート、外装モールなどでの廃止によりASR*8 中塩素濃度1%以下レベル |
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環境負荷物質 使用状況等 |
鉛 | 使用部品:塩ビ・ゴム部品、電子基盤、電気部品のはんだ、圧電素子等(PZTセンサー) | |
水銀 | 水銀廃止済部品*9:コンビネーションメーター | ||
六価クロム | 全廃済み | ||
カドミウム | 全廃済み | ||
その他 | グリーン購入法適合状況 | グリーン購入法適合車 |
*1 交流電力量消費率および一充電走行距離は定められた試験条件での値です。お客さまの使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて値は異なります。
*3 1996年乗用車の業界平均使用量は1850g(バッテリーを除く)。
*5 交通安全上必須な部品の極微量使用を除外。
*6 ポリプロピレン、ポリエチレンなどの熱可塑性プラスチック。
*7 「新型車のリサイクル可能率の定義と算出方法のガイドライン(1998年 自工会)」に基づき算出。
*8 Automobile Shredder Residue
*9 自工会目標では適用除外部品だが、FIT EVでは自主的に廃止した部品。
※この環境仕様書は2012年7月現在のものです。