超高速域でも安心感の高い走りを実現するべく、空力によって高速走行時の操縦性と安定性を高めるマイナスリフトを追求。CFD(流体解析)や風洞テストを繰り返しながら、ニュルブルクリンクにおける検証も重ね、ボディ各部の空力処理を徹底した。
翼断面形状の大型リアスポイラーや大きく張り出した形状のフロントオーバーフェンダーは、強力なダウンフォースを発生。さらにフロア下面のほとんどをアンダーカバーで覆うとともにフロントスポイラー、サイドシルガーニッシュ、リアディフューザーなど空力パーツを全周させ、CD(空気抵抗値)の悪化を最小限に抑制しつつ、CL(揚力)のマイナスリフト化を達成している。