2003年9月発表 2005年8月終了モデル
この情報は2005年8月現在のものです。

  CIVIC  
メカニズム
シビック基本情報トップメカニズム

シビック基本情報トップへ
 
 
CONCEPT OF PERFORMANCE.
Photo:XS インテリアカラーはチタン
メーカーオプション(音声認識Honda・HDDナビゲーションシステム)装着車 画面はハメコミ合成です
CONCEPT OF PERFORMANCE.
   
そもそも「走りの良さ」とは、スペックで語る性能と共に、人間の感性の部分〜いかに快適か、運転しやすいか、愉しめるか〜などを切り離して語れるものではありません。例えばヨーロッパのサルーンのドライビング性能。それは、国境を超えるバカンスなどでの高速&長距離ドライブのための、きわめて必然の実用・快適性能でもあります。シビックの目指した「スポーティネス」の本質は、そこにあります。私たちは、街中の使いやすさとともに、旅行などの際にも満足していただける走りを創造すべく、クルマのすみずみまで吟味しました。全タイプに1.7Lエンジンを採用することから、ボディ剛性、シャシー性能、遮音性、風切り音やロードノイズに至るまで。元々のパッケージングの良さを生かし「上質でスポーティな走りの良さ」を加えるために、徹底した造り込みを行いました。また、さらなるスポーティドライブの愉しさを求める方の為に、7-SPEEDMODE&パドルシフト採用のスポーティタイプのXSを設定。マニュアル感覚のシフトチェンジで、全域爽快VTECの走りを、思いのままに楽しめます。もし、あなたがCIVIC の走りを体感されるのなら、本当はちょっと遠出をしていただくのが一番なのです。もちろん途中の山道でのスポーティドライブも含めて。
7-SPEED MODE&パドルシフト
7-SPEED MODE & パドルシフト(XS)
全域爽快VTECの走りを余す事なく味わい尽くすために。通常はホンダマルチマチックSの滑らかな走り。ステアリングの7-SPEED MODEメインスイッチを押せば、 7速オートシフトモードへ。変速段数が、シフトインジケーターに表示されます。さらにパドルシフトを操る事で、7速マニュアルシフトモードへ移行。マニュアル感覚のシフトチェンジで、スポーティなドライビングを、思いのままに楽しめます。
自動無段変速モード 通常は「自動無段変速モード」で継ぎ目のない滑らかな走り。
7速オートシフトモード 7-SPEED MODEメインスイッチで「7速オートシフトモード」に切り替え、7速の自動変速。
7速マニュアルシフトモード パドルシフトで「7速マニュアルシフトモード」となり、マニュアル感覚で積極的なドライビングを楽しむことが可能。
■「7速オートシフトモード」「7速マニュアルシフトモード」時に、7-SPEED MODEメインスイッチを押すと、「自動無段変速モード」にもどります。
1.7LVTECエンジン

1.7LVTECエンジン
Honda独自の可変バルブタイミング・リフト機構を備えたVTECエンジン。低・中速回転域で力強さを発揮するトルク性能を実現し、息切れのない滑らかな加速フィールをもたらします。また、加速時やアイドリング時も振動・騒音を抑えました。熟成を重ね、スポーティな走りと高い静粛性、低燃費を実現しました。

最高出力(ネット値)96kW[130PS]/6,300rpm
最大トルク(ネット値)155N・m[15.8kg・m]/4,800rpm

VGR(可変ステアリングギアレシオ)(X、XS)

VGR(可変ステアリングギアレシオ)(X、XS)
ステアリングのセンター付近をクイックなギア比とした可変ステアリングギアレシオ。低速時の取り回しと走行時のキビキビしたハンドリングを両立しました。

強度の高いハイテン材使用部位(イメージ図)

ドライビングコンフォート性能
排気量を1.7Lに1本化すると共に、走行快適性を徹底して追求。乗り心地とハンドリング向上のために、フロントまわり(XSでは、加えてリアまわり)のボディ補強、サスペンション部を中心としたシャシー性能の向上。キャビンまわりのインシュレーター(防音材)の追加などでのノイズや振動対策の強化、 風切り音対策でのミラー部周辺のリファイン、ロードノイズの低減…。これらにより、優れたドライビングコンフォート性能を獲得しました。

 
リアディスクブレーキ(XS)

リアディスクブレーキ(XS)
XSには、フロントのベンチレ−テッドディスクブレーキに加え、リアにもディスクブレーキを採用しました。余裕のストッピングパワーを実現します。

 
スポーティ性能を高めたサスペンション

スポーティ性能を高めたサスペンション
さらなるスポーティ性能を求めて。フロントのトーコントロールリンク・ストラットサスペンション、リアのリアクティブリンク・ダブルウイッシュボーンサスペンションを全面リファイン。さらにXSでは、優れたロードホールディングを実現する、専用セッティングのサスペンションを採用しました。

 
ゲート式インパネシフト
ゲート式インパネシフト
ショートストロークのゲート式を採用。確実なシフトチェンジを可能にしました。(Photo:XS)

自動無段変速AT<ホンダマルチマチックS>(X、XS)
アクセルワークへのレスポンス性に優れ、加減速時にもリニアな操作感を実現します。またアップダウンの続く山道などで、ドライバーの感性に近いシフト制御を行うプロスマテックも全タイプに採用しました。パワー伝達と低燃費に貢献します。X4には4速ATを採用しています。

シビックのホンダマルチマチックS車ならびに4速オートマチック車のシフト装置には ■ブレーキペダルを踏まないと、セレクトレバーの[P] (駐車)位置からのシフト操作が行えないシフトロック機構 ■[P] 位置にあるときのみイグニションキーを抜くことができるキー・インターロック機構 ■[R] (後退)位置にあることをチャイムでドライバーに知らせる後退位置警報装置が装備されています。

 
デュアルポンプシステム作動イメージ/発進・加速時)
  ■デュアルポンプシステム 1.通常走行時は2つのポンプ間に油圧は生まれず、ほぼFF状態で走行。2.発進・加速時など、前輪の回転数が後輪の回転数を上まわった場合は、フロントポンプとリアポンプ間に油圧が発生し、多板クラッチを押しつけ、トルクを後輪にも伝達。 3.また、発生した油圧が設定値を超えた場合はリリーフバルブが開き、油圧を制限します。(デュアルポンプシステム作動イメージ/発進・加速時)  

リアルタイム4WD(X4)
デュアルポンプシステム採用の軽量コンパクトなリアルタイム4WD。通常は、ほぼFF状態。発進加速時や、雪道など前輪が滑りやすい状態になると、後輪へも駆動を配分し安定した走行を実現します。頼もしい走破性と軽快さ、低燃費を両立しました。

 
シビック基本情報