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V6エンジン、5ATが有する静粛性をさらに高めるために。騒音や振動の発生源や伝達経路に、きめ細かな対応が施されている。具体的には、エンジンマウントを支えるサブフレームの2重防振構造により、エンジン振動、ロードノイズを低減。ボディフレームでは、その剛性の高さをベースに、フロアのほぼ全域とドアまわりに最適配置した遮音材により、エンジン透過音やロードノイズを遮断。加えて、内装部材の裏側にも遮音材や制振材を用いるなど、徹底した防音処理がなされている。また、風切り音についても、きわめて低いレベルに抑えている。

変速ショックが少なく応答性にすぐれたダイレクト制御システムや、燃費をいちだんと向上させるアクティブ・ロックアップIIなど、先進のテクノロジーを採用した5速オートマチック。ギアレシオの最適化により、5速領域では、100km/hを2,000回転で達成する、静かでゆとりある高速走行とともに、日常走行での低燃費も実現している。アップダウンのつづく状況でドライバーの感性により近いシフトチェンジを実行するプロスマテックも、もちろん採用されている。

将来の自動運転技術の実現に向け、先進技術を結集したIHCC。これは、フロントグリルに設けたレーダーにより、前方約100m以内で16度の範囲内にある先行車を検知して、車速や車間距離を正確に判定。あらかじめ設定した車間距離に応じ、追従や減速などの制御を行ない、高速走行時におけるドライバーの負担を軽減するシステムである。(Vタイプにメーカーオプション)


●定速制御/希望の車速にセットすることにより、定速走行を開始。車間距離は、3段階にセット可能。●減速制御/自車線前方の先行車がセット車速より遅い場合、スロットルやブレーキの制御を行ない減速。先行車の急ブレーキや割りこみなどで減速しきれない場合は、警告音と表示でドライバーの操作(ブレーキ等)を促す。●追従制御/先行車の車速変化に合わせて、セットした車間距離になるよう追従。(車速の上限はセット車速まで)●加速制御/自車線前方の先行車が車線変更した場合は、セット車速までゆるやかに加速し、定速走行に戻る。
●IHCCには、操舵機能はありません。また前方不注意を補助する装置ではありません。車間距離制御、接近警報、減速能力には限界があります。IHCCを過信せず、つねに先行車や周囲の状況に気をつけ、安全運転をお願いします。●道路状況、天候状況によっては、使用できない場合があります。●ご使用の前に、必ず取り扱い説明書をお読みください。 |
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アヴァンシアのシフト装置には●ブレーキペダルを踏まなければ、セレクトレバーのP(駐車)位置からのシフト操作が行なえないシフトロック機構●P位置にあるときのみイグニションキーを抜くことができるキー・インターロック機構●R(後退)位置にあることをチャイムでドライバーに知らせる後退位置警報装置が装備されています。

レーザーレーダー

車間距離設定スイッチ

車速セットスイッチ

設定した車間距離、セット車速、先行車検知の有無など、作動状況は、液晶サブメーター内に表示。ブレーキ操作等が必要なときは、点滅表示および警告音ですばやくドライバーに知らせる。 |