2006年10月発表 2008年11月終了モデル
この情報は2008年11月現在のものです。

ACCORD WAGON
メカニズム/Cruising First
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Cruising First
世界に誇る空力とスタビリティの出逢いが、かつてないドライビングフィールを生む。

ウイングルーフの空力ボディ
Photo:Type S ボディカラーはアラバスターシルバー・メタリック
ウイングルーフの空力ボディが、優れた高速スタビリティを可能にする。
リアドア、ボディサイドからテールゲートへと力強く流れる、ウイングルーフデザイン。前後にラウンドした3次元キャビン、ボディ各所のフラッシュサーフェス化など最高度の空力処理を集積し、ステーションワゴンとしてトップレベルのCD値(空気抗力係数)を達成した、世界に誇れる空力性能を実現。低燃費の達成や高速走行時の風切り音低減と同時に、優れた高速安定性も獲得。走りの質を高めることによって、気持ちよさの質も高める。その想いが、新たなワゴンスタイルを誕生させました。


高次元の操縦安定性と乗り心地を創出するサスペンション。
フロントには、最適な応答性を究めたダブルウイッシュボーン・サスペンション。リアには、専用のトレーリングアーム式ダブルウイッシュボーンを採用。前後とも理想的なジオメトリーを見いだし細部を煮詰めることで、高速直進時の安定性と高品位な乗り心地を実現。また、各部の緻密な設計によりラゲッジスペースの低床・フラット化にも貢献しています。
ダブルウイッシュボーン・フロントサスペンション   トレーリングアーム式ダブルウイッシュボーン・リアサスペンション
ダブルウイッシュボーン・フロントサスペンション   トレーリングアーム式ダブルウイッシュボーン・
リアサスペンション


走りの資質をさらに磨いたサスペンション&タイヤ。
Type Sは、スプリング、スタビライザー、ブッシュ類を強化し、ダンパーの減衰力特性を見直した欧州仕様のスポーツタイプサスペンションを採用しました。さらに、頼もしいグリップ性能を発揮する偏平ワイドタイヤ(225/45R17 90W)を装着。快適な乗り心地を犠牲にすることなく、俊敏な応答性と高い走行安定性を実現しています。


ブレーキのフィーリングにまでこだわった、走りの質感。
スポーティなフィーリングで操る歓びを増幅させる、走りのためのブレーキ。ペダルの踏み始めからしっかりと効いてくる剛性感あふれるブレーキタッチを実現。フロントは全タイプ、ベンチレーテッドディスク。Type Sにおいては、高剛性ブレーキキャリパーと、大径ベンチレーテッドディスクをフロントに採用。またリアは全タイプ、ドラムインディスクブレーキを採用し、安定した制動性能を確保しました。
  フロント・ベンチレーテッドディスクブレーキ(左)/リア・ドラムインディスクブレーキ(右)
フロント・ベンチレーテッドディスクブレーキ(左)/リア・ドラムインディスクブレーキ(右)
Photo:Type S

Type Sのフロントには高剛性タイプブレーキキャリパー&大径ベンチレーテッドディスクを採用。


ドライビングプレジャーをその手中に。高次元の操舵フィール。
高度な車体構成が生みだす走りの歓びを心ゆくまで堪能していただけるよう、アコードワゴンではその操舵フィールも徹底的にこだわりました。まず、EPS(電動パワーステアリング)のモーターの慣性重量を低減することで、きわめて高品位かつ応答性の高い操舵フィールを実現。さらに、クイックなステアリングギアレシオ、コーナリング時の安定性を高めたフロントサスペンションとあいまって、リニアでスポーティな操縦性を達成しています。


急激な挙動変化を抑制するVSA(ビークル・スタビリティ・アシスト)[ タイプ別設定 ]
ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)と、加速時などの車輪空転を防ぐTCS(トラクションコントロールシステム)に、旋回時の横すべり抑制を加えた車両挙動安定化制御システム、VSA。4輪制御とDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)の採用でさらに高精度な制御が可能となり、クルマの急激な挙動変化をより自然に抑制します。
VSAの機能
オーバーステア抑制<旋回時、車両の巻き込みが発生した場合の挙動安定化>
アンダーステア抑制<旋回加速時、駆動輪の軌跡がはらんだ場合の路面トレース性向上>
発進制御<左右輪の路面状況が違う場合の発進性向上>
制動制御<制動時の安定性向上>

■VSAはあくまでもドライバーのブレーキ操作やアクセル操作等を補助するシステムです。したがって、VSAがない車両と同様に、コーナー等の手前では充分な減速が必要であり、ムリな運転までは制御できません。安全運転をお願いします。
  VSA作動イメージ図


高剛性ボディが、ワゴンのパフォーマンスを最大限に引き出す。
荷物を多く積載しても自在に操れるハンドリング。高速走行でも安心感ある高次元の操縦安定性。これらの実現をめざして、フロント/リアそれぞれのフレーム強度および剛性を綿密に解析して生まれた高剛性ボディ。フロントまわりは、バンパー周辺のフレーム結合部の強化など、横方向の剛性を向上させて高い動剛性を獲得。そしてワゴンの特長であるリアまわりは、より徹底して動剛性の向上を追求。リアフレームをはじめ、主要部材の大断面化とスムーズな形状とすることにより、リア左右の動剛性値を65%、リア上下の動剛性値を50%も向上した飛躍的な高剛性化を達成。また、高張力鋼板材の使用や効率的な部材配置により、軽量化とともに高エネルギー吸収骨格を実現して、優れた衝突安全性も獲得しています。
  高剛性ボディ


リアルタイム4WDが、走りのフィールドをさらに広げる。[ タイプ別設定 ]
通常はほぼFF状態で走行し、雪道など前輪が滑りやすい状態では後輪にも適切な駆動力を配分。突然の路面変化にも対応するリアルタイム4WDを24ELの4WD車に設定。Honda独創の軽量デュアルポンプシステム採用でスポーティな走りと低燃費を実現しています。
デュアルポンプシステム
(1) 通常走行時は2つのポンプ間に油圧は生まれず、ほぼFF状態で走行。
(2) 発進・加速時など、前輪回転数が後輪回転数を上まわった場合は、フロントポンプとリアポンプの間に油圧が発生し、多板クラッチを押しつけ、トルクを後輪にも伝達。
(3) また、発生した油圧が設定値を超えた場合はリリーフバルブが開き、油圧を制限します。
  デュアルポンプシステム

■各装備・仕様の詳しい設定につきましては、「主要装備」「主要諸元」をご覧ください。

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