2008年12月発表 2013年3月終了モデル
この情報は2013年3月現在のものです。
「VTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)」を発展させ、「可変吸気量制御」を実現した2.0L i-VTECエンジン。クルーズ走行などの低負荷走行時では、遅閉じバルブタイミングと、DBWによるスロットルバルブ制御によって、吸気抵抗に伴うエネルギー損失(ポンピングロス)を大幅に低減。エネルギー効率を高め、燃費性能を大きく向上させています。また、発進・加速時など高い出力・トルクを必要とするときには、吸気充填効率を最大限に高め、トルクフルで力強い走りを発揮。さらに、アクセル踏み込み量に対するスロットル開度を大きくするようDBWのセッティングを行ったほか、トランスミッションのギアレシオやトルクコンバーター特性の工夫により、従来の2.4L車※並みの発進加速感を実現しています。
※ アコード 24TL(2008年〜2010年生産型)
■最高出力
115kW [156PS]/6,300rpm
■最大トルク
189N・m [19.3kgf・m]/4,300rpm
「VTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)」と「VTC(連続可変バルブタイミング・コントロール機構)」を融合した2.4L DOHC i-VTECエンジン。高知能化されたバルブコントロールによって、高い吸排気効率を実現。低中速でのトルクフルな走りと高速域での出力向上を両立し、さらにDBWの最適セッティングにより、一段と発進加速感を高めています。また、高効率な燃焼制御により優れた燃費性能も実現。国土交通省「★★★★低排出ガス」認定取得の優れたクリーン性能も達成し、高出力・高トルク、低燃費、低排出ガスを高次元でバランスさせています。
■最高出力
151kW [206PS]/7,000rpm
■最大トルク
232N・m [23.7kgf・m]/4,300rpm
i-VTECのパワーを無駄なく活かし、低燃費化に貢献する5速ATには、ステアリングから手を放さず自在にシフト操作が愉しめるパドルシフトを採用。Sレンジによるシフト操作に加え、Dレンジでもマニュアル感覚のスポーツドライビングが堪能できます。走行中はいつでもダイレクトにパドル操作が行える上、Dレンジは、状況を知能的に判断して通常の自動変速モードに自動復帰。DポジションからSポジションに切り換えれば、自動復帰のないマニュアル操作が可能です。
アクセルペダルの踏み込み量をコンピューターが検知し電子制御によりスロットルバルブのコントロールを理想的に行うシステム。よりドライバーの感性に合わせたアクセルフィールを実現し、トルク感のあるスムーズな発進や力強い加速感が味わえます。
※電子制御スロットル
後輪左右の回転数の差から旋回状態を判断し、コーナリング中の不要なシフトアップを抑制するコーナリングGシフト制御を採用。これにより、ドライバーが求めるエンジンブレーキやタイムラグのないコーナリングでの鋭い立ち上がり加速が得られ、特にワインディングでのドライビングを爽快に愉しむことができます。