FIA ワールド・ツーリングカー・カップ

FIA ワールド・ツーリングカー・カップ(FIA World Touring Car Cup)は、市販車をベースにTCR規則に沿ったレース用にチューニングアップしたマシンで争われる国際レースカテゴリーです。前身であるWTCC世界ツーリングカー選手権と、同じツーリングカーレースのTCR International Seriesが統合し、2018年シーズンから新シリーズが開催されています。

TCRマシンは、排気量2000cc以下のターボエンジンを搭載した4ドアまたは5ドアのFF車(前輪駆動)の市販車をベースに、TCRテクニカルレギュレーションに則ってチューニングされます。本レギュレーションにより、エンジンの最大出力は約350hpに制限されるほか、最大全長や全幅なども細かく定められています。さらに、GT3と同様のBoP(Balance of Performance)と呼ばれる性能調整も行われるため、さまざまな車両がイコールコンディションで争います。

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