2018年10月17日(水)

ティアゴ・モンテイロ選手がFIA ワールド・ツーリングカー・カップ第9戦日本大会(鈴鹿)に出場

ティアゴ・モンテイロ選手がFIA ワールド・ツーリングカー・カップ第9戦日本大会(鈴鹿)に出場

Hondaは、FIA ワールド・ツーリングカー・カップ(WTCR)の2018年シーズン第9戦日本大会(鈴鹿)で、ティアゴ・モンテイロ選手(42歳、ポルトガル)がケガから復帰し、Boutsen Ginion RacingよりHonda CIVIC TCRを駆って同大会に出場します。

モンテイロ選手は、2017年の9月に行われたテストで発生したアクシデントにより頭部と首を負傷。それ以来、ケガからの回復に努めてきました。今シーズンは、ベンジャミン・レッスン選手とマー・チンホワ選手が代役として参戦していましたが、モンテイロ選手が参戦可能な状態になったことから、自身が2012年にHondaからWTCC世界ツーリングカー選手権へのデビュー戦を飾った日本で復帰する運びとなりました。

医師のアドバイスにより、モンテイロ選手はシーズン最終戦のマカオ大会には出場せず、アドバイザーとして同大会に参加する予定です。

コメント

ティアゴ・モンテイロ選手(Boutsen Ginion Racing)ティアゴ・モンテイロ
「再びレースに参戦できることが決まってどんなに嬉しいか、うまく言葉が見つかりません。目の前が暗くなるような状況に置かれたときも何度かありましたが、この日が来ることを信じて、自分がかつていた場所に戻るために、必死で努力を続けてきました。レースウイークには毎回サーキットを訪れていましたが、自分がやっているべきことをほかのドライバーがやっているのを見るのは、正直、身が引き裂かれそうな思いでした。ですから、復帰戦となる鈴鹿サーキットでのレースは、私にとって非常に感慨深いものになるでしょう。Hondaのホームサーキットであり、私がWTCCへのデビューを彼らとともに飾った鈴鹿でレースに復帰することは、ケガからのリハビリ期間をずっと支えてくれたファンの信頼とサポートに応えるという意味で、本当に特別な機会です。レースに向けては、具体的な目標は特に設定していません。2019年からの本格復帰に向けて、自分の本来いるべき場所で、レースを精一杯戦います。ケガからの回復にあたって支えてくれた専門医の皆さま、家族、友達、そしてファンのみんなに本当に感謝しています。私が苦しい時間を過ごしてきた中で、すばらしい存在であり続けてくれた皆さんに、心からありがとうと申し上げます」

ティアゴ・モンテイロ

ティアゴ・モンテイロ

ティアゴ・モンテイロ

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