FIA ワールド・ツーリングカー・カップ(FIA World Touring Car Cup)は、市販車をベースにTCR規則に沿ったレース用にチューニングアップしたマシンで争われる国際レースカテゴリーです。前身であるWTCC世界ツーリングカー選手権と、同じツーリングカーレースのTCR International Seriesが統合し、2018年シーズンから新たに開催されることとなりました。WTCCとは異なり、マニファクチャラーのエントリーは認められず、プライベートチームのみが参戦可能に。また、FIAが定める規定により、マシン性能の均衡化が図られています。初の開催となる2018年シーズンは、モロッコのマラケシュ市街地サーキットやドイツのニュルブルクリンクなど、WTCCで人気のあったサーキットを含む9ラウンドでタイトルが争われます。日本ラウンドでは、鈴鹿サーキットで開催される「JAF鈴鹿グランプリ」でスーパーフォーミュラと併催で開催されます。