2006年、07年にハンガリー国内のワンメイクレースでチャンピオンとなって頭角を現すと、09年のヨーロッパツーリングカー選手権でランキング3位を獲得。2010年より世界ツーリングカー選手権(WTCC)への参戦を開始しました。最終戦のマカオラウンドで初優勝を飾るなど、デビューイヤーから活躍をみせ、参戦初年度のドライバーを対象とした「ルーキーチャレンジ」で最優秀ドライバーに選出されました。

12年には、母国開催となったハンガリーラウンドで勝利。さらには、プライベーターに所属するドライバーの中でトップの選手に与えられる、「ヨコハマトロフィー」を獲得しました。

13年はHonda Civic WTCCで参戦。第10戦日本ラウンドのレース1で勝利を挙げるなど活躍し、総合6位に入りました。14年もZengő Motorsportより参戦し、プライベーターながらHonda Civic WTCCのドライバーの中で最上位となる総合4位となりました。

15年は、プライベートチームのドライバーで争われる「ヨコハマ・トロフィー」を獲得。年間成績でも、母国で行われた第3戦ハンガリーラウンドのレース2で勝利するなどし、ランキング6位となりました。

Hondaのワークスドライバーとしてシーズンに挑んだ16年は、同じくHonda Civic WTCCを駆る、ティアゴ・モンテイロ選手に次ぐランキング4位。

17年は、そのモンテイロ選手が所属するCastrol Honda World Touring Car Teamへと移籍。新たな環境で前年をさらに上回る成績を目指します。