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September 7/8 2013Race of United States 2013 アメリカプレビュー

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アメリカラウンドプレビュー

Honda Civic WTCCにとって理想的なコースであるソノマでのレースに挑む

WTCC(世界ツーリングカー選手権)は、前戦アルゼンチンラウンドが行われた南米から、北米に舞台を移し、9月6日(金)から8日(日)に、アメリカ・カリフォルニア州のソノマ・サーキットで第9ラウンドが開催されます。

かつて、シアーズ・ポイント・レースウェイ、またはインフィニオン・レースウェイと呼ばれていたソノマ・レースウェイは、サンフランシスコとサクラメントの中間に位置しています。開設は1968年と長い歴史を持ち、98年に国際基準に合わせて全面的に改装されました。一周4.032kmのコースには、多様なコーナーがあり、大きなアップダウンが特徴です。特に第1セクターは急激なターンが続き、とても難しいポイントとなっています。WTCCがこのサーキットで開催されるのは、2012年に続いて2度目となります。

この難しいコースに、Castrol Honda World Touring Car Teamのガブリエーレ・タルクィーニ選手とティアゴ・モンテイロ選手は、大きな期待を持って臨みます。2人のドライバーはそろって、「ソノマ・レースウェイは、Honda Civic WTCCにとって理想的なコースであり、マシンのパフォーマンスを十分に発揮できれば表彰台を獲得する可能性が高い」と語っています。

前戦で2位となり、シリーズポイントで3位に浮上したタルクィーニ選手は、「アップダウンのあるセクションや、急激なターンの続くすばらしいサーキットです。確かに簡単なコースではありませんし、各コーナーを正確に最速でまわるのは至難の業だと思います。ただ、これまでのシーズンに走ったサーキットの中でも、Honda Civic WTCCと相性がとてもいいサーキットだと思います。昨年はレース2で表彰台に立つことができましたので、Honda Civic WTCCの調子がとてもいい今、ソノマで走るのがとても楽しみです。存分にパフォーマンスを発揮し、優勝できたらと思っています」と語りました。

2003年にチャンプカーに参戦し、有名なアメリカのサーキットでのレース経験が多いモンテイロ選手は、「ソノマはアメリカの中でも、典型的な名サーキットと言えます。一周の中にロングコーナーと高速ターンが混在し、高低差が激しく、切り返しも多いダイナミックなサーキットです。サーキットのどこからでも最高の眺めが得られ、ドライバーにとっても、観客にとってもすばらしく、とても楽しいサーキットです。WTCCのマシンにとって完ぺきなコースと言えますし、Honda Civic WTCCもいい走りができると確信しています。前戦アルゼンチンでは、マシンのパフォーマンスもよかったですし、スピードもありますから、カリフォルニアではいい結果を出したいと思います」と語りました。

前戦アルゼンチンラウンドでの結果を受けて、Honda Civic WTCCには10kgのハンディウエイトが課され、ソノマでは2レースとも車重は1160kgで走行することになります。