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ROUND
#11
SEPTEMBER 09, 2007
第11戦 ドイツ
リザルト ポイント

ソフォーグルが2位表彰台

第11戦 ドイツ
2007年9月9日(日)・決勝
会場:ユーロ・スピードウェイ
天候:晴れ
気温:18℃
観客:4万9500人(週末通算)

2007年スーパースポーツ世界選手権(WSS)第11戦が、9月9日にドイツのラウシッツで開催され、すでにチャンピオンを決めているケナン・ソフォーグル(Hannspree Ten Kate Honda)が2位に入った。今回ソフォーグルが2位で20ポイントを獲得したことで、Hondaはマニュファクチャラーズ選手権でもチャンピオンを獲得した。

第11戦 ドイツ

前日の予選は雨だったが、ソフォーグルは2番手のタイムをマーク。決勝レースでは6周目に1分41秒946というニューラップレコードをマークした。CBR600RRに乗るソフォーグルは、23周のレースの間、優勝したブロック・パークス(ヤマハ)とデッドヒートを繰り広げた。しかし、ソフォーグルは1.987秒差でパークスに及ばず2位となった。

前戦に引き続き、今回も予選でポールポジションを獲得したセバスチャン・シャルパンティア(Hannspree Ten Kate Honda)は、序盤はトップグループにつけていたが、5周目からリアタイヤのトラクションが減少したためペースダウンを余儀なくされた。その結果、シャルパンティアは9位に終わった。

藤原克昭(Althea Honda Team)は雨の予選中に転倒し、左くるぶしの骨を2本骨折した。それでも予選で4番手だった藤原は、決勝レースに出場した。しかし、ポイント圏外に順位を落とした段階で、チームからピットに入るよう指示が出され、リタイアに終わった。その結果、藤原はランキングを3位から4位に落としている。

藤原のチームメート、ロレンツォ・アルフォンシは予選で22番手だったが、決勝レースでは12位まで順位を上げていた。しかし、20周目、ほかのライダーと接触しそうになった直後、リアから滑って転倒を喫した。

11戦を終えて、チャンピオンのソフォーグルは226ポイントを獲得。ランキング2位のファビアン・フォーレ(カワサキ、126ポイント)は今回ノーポイントに終った。ランキング3位には今回優勝したパークス(100ポイント)が浮上。藤原(87ポイント)はランキング4位で、アルフォンシ(45ポイント)は11位、シャルパンティア(44ポイント)は12位となっている。

併催されたWSB(スーパーバイク世界選手権)では、ポイントリーダーのジェームス・トーズランド(Hannspree Ten Kate Honda)がレース1で9位、レース2で4位に入った。

第12戦は9月30日にイタリアのヴァレルンガで開催される。

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COMMENT

コメント

Kenan Sofuoglu ケナン・ソフォーグル(2位)

「今回はどうしても優勝したかった。去年ここで勝っているし、それに僕はチャンピオンになったのだから、チャンピオンとしての実力を証明したかった。でも今日、ブロック・パークスはとても強かった。23周の間ずっと彼と競っていたのでとても疲れた。終盤、前後のタイヤのグリップがなくなって、最終ラップにパークスに抜かれたときには、どうすることもできなかった。今回は100%努力して勝てなかったので、次のヴァレルンガと最終戦のマニクールでは130%の力を出す。なんとしても勝ちたいからね」

Sebastien Charpentier セバスチャン・シャルパンティア(9位)
「5周目ぐらいからリアタイヤのグリップがなくなってしまった。そこからチェッカーまではとにかく必死に走った。次のヴァレルンガには新しいギアボックスが来る。今のギアボックスでは低速コーナーでギアがうまく合わないからだ。マシンの調子はすごくいいから、新しいギアボックスが来れば自信を完全に取り戻すことができると思う」
Katsuaki Fujiwara 藤原克昭(DNF)
「予選で転倒して、左足のくるぶしを負傷してしまったので、ギアチェンジが難しくなっていました。ポイント圏外に落ちた段階で、チームがピットに戻るようにサインを出しました。転倒したときに、右足も痛めてしまったので、今回は本当につらいレースでした」
Lorenzo Alfonsi ロレンツォ・アルフォンシ(DNF)
「予選は雨で不調だったけれど、決勝レースでは調子を取り戻していただけに転倒したのは残念だ。ジャンルカ・ナンネッリ(ドゥカティ)ともう少しで接触しそうになり、ラインを外した直後にリアエンドが滑ってしまった」
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RESULT × POINT

決勝リザルト

ROUND
#11
SEPTEMBER 09, 2007
順位 ライダー マシン 周回数 タイム
1 B.パークス ヤマハ 23 39:25.235
2 K.ソフォーグル Honda 23 39:27.222
3 M.ラグリブ Honda 23 39:48.670
4 C.ジョーンズ Honda 23 39:53.147
5 T.ヒル ヤマハ 23 39:54.325
6 D.チェカ ヤマハ 23 39:54.521
8 J.ラスコルツ Honda 23 39:57.349
9 S.シャルパンティア Honda 23 40:04.445
14 S.サンナ Honda 23 40:18.284
16 J.ブルックス Honda 23 40:24.170
18 G.ルブラン Honda 23 40:34.983
21 G.ゴウランド Honda 23 40:39.309
23 R.リヒター Honda 23 40:50.501
25 N.カバック Honda 22 39:41.405
RT L.アルフォンシ Honda 19 33:08.151
RT J.ギュンター Honda 13 24:11.444
RT 藤原克昭 Honda 9 17:14.805
RT M.プライア Honda 6 11:09.613
RT M.サンチーニ Honda 5 8:56.616
RT J.フォレース Honda 5 9:16.580
 

ポイントランキング

ライダー
 
順位 ライダー マシン 総合ポイント
1 K.ソフォーグル Honda 226
2 F.フォーレ カワサキ 126
3 B.パークス ヤマハ 100
4 藤原克昭 Honda 87
5 M.ロッコリ ヤマハ 84
6 R.ハームス Honda 83
9 C.ジョーンズ Honda 58
11 L.アルフォンシ Honda 45
12 S.シャルパンティア Honda 44
13 A.ピット Honda 40
16 M.ラグリブ Honda 36
19 S.サンナ Honda 32
20 Y.ティベリオ Honda 29
24 J.フォレース Honda 23
26 J.ラスコルツ Honda 22
28 J.ブルックス Honda 11
29 G.ルブラン Honda 8
32 M.プライア Honda 5
34 J.ギュンター Honda 3
36 M.サンチーニ Honda 1
38 A.ボス Honda 1
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マニュファクチャラー
順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 Honda 246
2 ヤマハ 195
3 カワサキ 138
4 スズキ 77
5 ドゥカティ 49
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