ポイントランキングでトップにつけるケナン・ソフォーグル(Hannspree Ten Kate Honda)は今回3位に入賞。ランキング2位につけるファビアン・フォーレ(カワサキ)が転倒リタイアに終わったため、ソフォーグルはさらにリードを広げた。
CBR600RRに乗るソフォーグルは、予選で4番手のポジションを獲得。決勝レースでは、4周目に地元のライダーのマシンがエンジンブローによりオイル漏れを起こしたため一時中断され、2ヒート制となった。
合計タイムで優勝したのはアンソニー・ウェスト(ヤマハ)。2位はブロック・パークス(ヤマハ)となり、ソフォーグルは3位となった。
予選で7番手だった藤原克昭(Althea Honda)は、決勝レースでは一時、3番手を走行していた。しかし、その後チャタリングが発生したため順位を落し、8位でレースを終えた。
現世界チャンピオンのセバスチャン・シャルパンティア(Hannspree Ten Kate Honda)にとっては、今回も厳しいレースとなった。予選で9番手だったシャルパンティアは決勝レースでは10位だった。
ロレンツォ・アルフォンシ (Althea Honda) は、レースの終盤にクラッチが滑り始めて16位に終わり、惜しくもポイントを逃してしまった。
併催されたスーパーバイク世界選手権(WSB)ではジェームス・トーズランド(Hannspree Ten Kate Honda)がレース1で4位、レース2で6位に入った。
8戦を終えて、WSSのランキングトップはソフォーグル(161ポイント)。ランキング2位のフォーレ(100ポイント)との差は61ポイントに広がった。藤原(77ポイント)は、依然としてランキング3位につけている。
第9戦は7月22日にチェコのブルノで開催される。
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