全13戦で競われるスーパースポーツ世界選手権。ドラマチックな開幕戦を制したのはCBR600RRに乗るケナン・ソフォーグル(Hannspree Ten Kate Honda)だった。ソフォーグルは2位に入ったケビン・カーテン(ヤマハ)に3.4秒差をつけて優勝した。
ソフォーグルのチームメイト、セバスチャン・シャルパンティアはソフォーグルとトップ争いを展開中にコースアウトし、その後さらに転倒してリタイアに終わった。シャルパンティアとソフォーグルの2人は予選でもフロントローを獲得していた。
藤原克昭(Althea Honda)は予選と決勝の両方で3位に入り、表彰台に上がった。藤原のタイムは、レース序盤の混戦時を除くとトップグループと変わらないほどよいものだった。
ルーキーのロレンツォ・アルフォンシ (Althea Honda)は予選では20位だったが、決勝レースでは13位に入り、ポイントを獲得している。
併催されたスーパーバイク世界選手権(WSB)ではジェームス・トーズランド(Hannspree Ten Kate Honda)がレース1で2位、レース2で優勝した。レース1で優勝したのはマックス・ビアッジ(スズキ)だった。
次戦は3月4日にオーストラリアのフィリップアイランドで開催される。
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