World Supersports Honda Racing
モータースポーツ > スーパースポーツ世界選手権 > 第11戦 イタリア 決勝
レース情報 決勝レポート フォトギャラリー
2006.10.01 Rd.11 イタリア
スケジュール
Rd. Date
01 2/25
カタール
02 3/5
オーストラリア
03 4/23
スペイン
04 5/7
イタリア
05 5/28
ヨーロッパ
06 6/25
サンマリノ
07 7/23
チェコ
08 8/6
イギリス
09 9/3
オランダ
10 9/10
ドイツ
11 10/1
イタリア
12 10/8
フランス
第11戦 イタリア
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シャルパンティアとソフォーグルが1-2フィニッシュ
決勝日:2006年10月1日(日)
会場:イモラ・サーキット 天候:晴れ 気温:29℃ 観客数:8万6500人(週末通算)
リザルト&ポイント

 '06年度WSS(スーパースポーツ世界選手権)第11戦が、10月1日にイタリアのイモラ・サーキットで行われた。

第11戦 イタリア
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第11戦 イタリア
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 現在ランキング2位につけるセバスチャン・シャルパンティア選手(Winston Ten Kate Honda)が優勝し、チームメイトのケナン・ソフォーグル選手が2位に入った。

 予選でポールポジションを獲得したのはシャルパンティア選手。2番手にソフォーグル選手がつけ、3番手には藤原克昭選手(Megabike Honda Team)が入った。

 決勝レースではシャルパンティア選手に続いて0.406秒差でソフォーグル選手がゴール。ランキングトップのケビン・カーテン選手(ヤマハ)は3位に終わった。これによって、今週末前には27ポイントあったカーテン選手とシャルパンティア選手の差は18ポイントに縮まっている。

 予選3位に入り、復調の兆しが見えた藤原選手は、決勝レースの序盤には3番手につけていた。しかし、その後徐々に順位を落として8位でフィニッシュ。負傷していた手首がまだ完治していなかったようである。

 藤原選手のチームメイト、ヨアン・ティベリオ選手(Megabike Honda Team)は、今回もセッティングに悩み、トラクション不足に泣いて9位に終わった。

 全12戦で競われるスーパースポーツ世界選手権も残りは1戦。今回のHonda勢の活躍で、Hondaは最終戦を待たずして4年連続のマニュファクチャラーズタイトルを獲得した。

 最終戦は10月8日にシャルパンティア選手の地元、フランスのマニクールで開催される。現在のポイントは、トップのカーテン選手が187ポイント、2位シャルパンティア選手(169ポイント)、3位ソフォーグル選手(137ポイント)、7位ティベリオ選手(74ポイント)、12位藤原選手(30ポイント)となっている。

 併催されたWSB(スーパーバイク世界選手権)では、アレックス・バロス選手(Klaffi Honda)がヒート1で初優勝を遂げ、ヒート2でも2位に入った。WSBのチャンピオンは今回トロイ・ベイリス選手(ドゥカティ)に決定したが、マニュファクチャラーズタイトルの方はまだ決まっていない。

第11戦 イタリア
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コメント

セバスチャン・シャルパンティア選手(優勝)
「今回の優勝はとてもうれしい。前回のドイツ大会でリタイアしたあと、精神状態はよくなかった。来週、最終戦が行われるマニクールは僕の地元だ。チャンピオンを防衛するためにも、今回に引き続きマニクールでも優勝を狙っていく。今日はマシンの調子もよかったし、タイヤチョイスもよかった。チームメイトもいい走りをしてくれた。ブルノのテストで転倒して以来、ベストな体調でレースに臨めず、辛かった。今日はスタートで少し遅れたけど、少しずつ順位を上げていった。序盤にロビン・ハームス(Honda)が目の前で転倒したときには、焦った。もう少しで彼にぶつかりそうになったからだ。今日の優勝は、チームや家族といった僕を支えてくれているすべての人のおかげで達成できたものだと思っている」

ケナン・ソフォーグル選手(2位)
「今回の結果には満足している。セバスチャンが1位で僕が2位だからね。セバスチャンはチャンピオン争いをしているから邪魔したくなかった。でも、邪魔するとかしないとかじゃなくて、今日のセバスチャンは本当に速かった。今日はマシンの調子もすごくよかった。次のマニクールのレースでは、セバスチャンがチャンピオンを取って、僕も表彰台に上がれればいいと思っている。そのためにも全力を尽くすよ」

藤原克昭選手(8位)
「手首の負傷は以前よりはるかによくなっているのですが、まだ舟状骨が痛みました。予選で3位に入ったことと、序盤に上位につけていたときの走りはよかったと思います」

ヨアン・ティべリオ選手(9位)
「今日は難しいレースで、タイヤもあまり合っていなかった。週末を通じて、いいセッティングをみつけることができなかったのがレースに影響してしまった」

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決勝リザルト&ポイントランキング
順位 ライダー マシン 周回数 タイム
1 S.シャルパンティア Honda 21 40:07.972
2 K.ソフォーグル Honda 21 40:08.378
3 K.カーテン ヤマハ 21 40:17.599
4 G.ビッジエッロ ヤマハ 21 40:21.956
5 W.デ・アンジェリス Honda 21 40:22.362
6 B.パークス ヤマハ 21 40:24.842
8 藤原克昭 Honda 21 40:26.506
9 Y.ティベリオ Honda 21 40:39.494
11 J.スティグフェルト Honda 21 40:40.019
18 T.ラウスレート Honda 21 41:13.787
20 J.ラスコルツ Honda 21 41:14.749
21 T.タンストール Honda 21 41:16.088
23 S.クルチアーニ Honda 21 41:25.695
RT M.プライア Honda 19 37:29.540
RT M.ラグリブ Honda 1 2.15.371
RT R.ハームス Honda 0 -
【ライダー】 【マニュファクチャラー】
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 K.カーテン ヤマハ 187
2 S.シャルパンティア Honda 169
3 K.ソフォーグル Honda 137
4 B.パークス ヤマハ 129
5 R.ハームス Honda 107
6 M.ロッコリ ヤマハ 96
7 Y.ティベリオ Honda 74
9 J.スティグフェルト Honda 62
12 藤原克昭 Honda 30
16 S.サンナ Honda 27
19 W.デ・アンジェリス Honda 22
23 M.ラグリブ Honda 18
26 S.ル・ガーレ Honda 16
28 A.ボス Honda 13
29 C.クラッチロー Honda 11
30 T.ラウスレート Honda 11
32 L.キャミア Honda 6
33 S.クルチアーニ Honda 4
38 T.タンストール Honda 3
ポイント一覧
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 Honda 252
2 ヤマハ 224
3 ドゥカティ 74
4 カワサキ 55
5 スズキ 39
ポイント一覧
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