World Supersports Honda Racing
モータースポーツ > スーパースポーツ世界選手権 > 第10戦 ドイツ 決勝
レース情報 決勝レポート フォトギャラリー
2006.09.10 Rd.10 ドイツ
スケジュール
Rd. Date
01 2/25
カタール
02 3/5
オーストラリア
03 4/23
スペイン
04 5/7
イタリア
05 5/28
ヨーロッパ
06 6/25
サンマリノ
07 7/23
チェコ
08 8/6
イギリス
09 9/3
オランダ
10 9/10
ドイツ
11 10/1
イタリア
12 10/8
フランス
第10戦 ドイツ
拡大
ソフォーグルが2連勝し、ランキング4位に浮上
決勝日:2006年9月10日(日)
会場:ユーロ・スピードウェイ 気温:22℃ 観客数:5万1400人(週末通算)
リザルト&ポイント

 '06年度WSS(スーパースポーツ世界選手権)第10戦が、9月10日にドイツのユーロ・スピードウェイ(ラウシッツ)で行われ、ルーキーのケナン・ソフォーグル選手(Winston Ten Kate Honda)が、先週に引き続き優勝を果たした。

第10戦 ドイツ
拡大
第10戦 ドイツ
拡大

 先週オランダのアッセンで行われた第9戦は大雨だったが、今回はドライでのレースとなった。予選で2番手のポジションを獲得したソフォーグル選手は、全23周のレースの終盤までケビン・カーテン選手(ヤマハ)の後ろにつけていたが、20周目にカーテン選手を抜き去りトップに立った。そして、そのまま逃げ切って今シーズン2勝目を挙げた。

 ウエットに続きドライでのレースも制したソフォーグル選手は、4周目に1分42秒090というコースレコードもマークしている。

 セバスチャン・シャルパンティア選手(Winston Ten Kate Honda)は予選4番手、ソフォーグル選手と同様にフロントローからのスタートとなったが、決勝レースでは7周目の1コーナーでコースアウトしてしまった。さらに悪いことに、タイヤバリアにぶつかった際の衝撃で左手首を骨折。その後も走行を続けたが、9周目にリタイアした。

 ヨアン・ティベリオ選手(Team Megabike Honda)は、17周目にリタイア。藤原克昭選手(Team Megabike Honda)は、一度ピット・インしてリアタイヤを交換してコースに復帰したが、22周目にレースを断念した。

 カーテン選手が2位に入ったことにより、ランキングトップのカーテン選手(171ポイント)と、ランキング2位のシャルパンティア選手(144ポイント)の差は、27ポイントに広がった。ランキング3位はヤマハのブロック・パークス選手(119ポイント)。ソフォーグル選手(117ポイント)は、今回優勝したことによりランキング4位に浮上している。

 併催されたWSB(スーパーバイク世界選手権)では、ジェームス・トーズランド選手(Winston Ten Kate Honda)がレース1で9位、レース2で優勝。ランキング3位につけている。

 WSS、WSBともに残りは2戦。第11戦は10月1日にイタリアのイモラ・サーキットで行われ、その翌週には最終戦がフランスのマニクール・サーキットで行われる。

第10戦 ドイツ
拡大
第10戦 ドイツ
拡大
ページの先頭へ
コメント

ケナン・ソフォーグル選手(優勝)
「先週はウエットで勝て、今週はドライで勝つことができたので、とてもハッピーだ。今後もどのようなコンディションでも勝てるようにがんばっていく。残り2戦でも絶対に表彰台に上がるつもりだ。HondaとTen Kateのスタッフ全員に感謝したい。僕のレース・キャリアは2002年に、このサーキットで始まった。だから、ここで優勝できたことは、僕にとっても最高にうれしいことだ」

藤原克昭選手(22位)
「スタート直後に手首が痛み始めました。痛みがあまりにもひどかったのでピットに入りました。ニュータイヤを装着して再スタートしましたが、再スタート後は基本的にはタイヤテストのようなものでした」

ヨアン・ティベリオ選手(リタイア)
「マシンのセッティングは悪くなかった。問題だったのは自分だ。決勝当日は集中するのが難しくて、スタート直後から違和感があった。だからポイント圏外に落ちた段階でリタイアすることにしたんだ」

セバスチャン・シャルパンティア選手(リタイア)
「コースアウトしてタイヤバリアにぶつかった際に、衝撃で左手を傷めた。その後も走ってみたが、レースを続けることはできなかった。ノーポイントに終わって本当に悔しい。みんなが僕の手首は折れていると言っているけれど、次のイモラには出場したい」

ページの先頭へ
決勝リザルト&ポイントランキング
順位 ライダー マシン 周回数 タイム
1 K.ソフォーグル Honda 23 39:29.099
2 K.カーテン ヤマハ 23 39:29.229
3 F.フォーレ ヤマハ 23 39:38.753
4 R.ハームス Honda 23 39:39.663
5 G.ナネッリ ドゥカティ 23 39:49.024
6 G.ビッジエッロ ヤマハ 23 39:53.387
9 M.ラグリブ Honda 23 39:59.388
15 T.ラウスレート Honda 23 40:29.945
18 M.プライア Honda 23 40:40.077
19 G.ルブラン Honda 23 40:40.529
22 藤原克昭 Honda 21 39:31.985
23 T.タンストール Honda 21 40:19.777
RT W.デ・アンジェリス Honda 21 37:26.914
RT A.アルドロバンディ Honda 19 34:33.370
RT Y.ティベリオ Honda 16 28:07.330
RT S.ル・ガーレ Honda 13 23:45.109
RT J.スティグフェルト Honda 12 20:43.570
RT S.シャルパンティア Honda 8 14:37.194
【ライダー】 【マニュファクチャラー】
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 K.カーテン ヤマハ 171
2 S.シャルパンティア Honda 144
3 B.パークス ヤマハ 119
4 K.ソフォーグル Honda 117
5 R.ハームス Honda 107
6 M.ロッコリ ヤマハ 90
7 Y.ティベリオ Honda 67
8 J.スティグフェルト Honda 57
14 S.サンナ Honda 27
16 藤原克昭 Honda 22
21 M.ラグリブ Honda 18
25 S.ル・ガーレ Honda 16
27 A.ボス Honda 13
28 C.クラッチロー Honda 11
29 T.ラウスレート Honda 11
30 W.デ・アンジェリス Honda 11
32 L.キャミア Honda 6
33 S.クルチアーニ Honda 4
37 T.タンストール Honda 3
ポイント一覧
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 Honda 227
2 ヤマハ 208
3 ドゥカティ 65
4 カワサキ 55
5 スズキ 36
ポイント一覧
ページの先頭へ