World Supersports Honda Racing
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2006.09.03 Rd.09 オランダ
スケジュール
Rd. Date
01 2/25
カタール
02 3/5
オーストラリア
03 4/23
スペイン
04 5/7
イタリア
05 5/28
ヨーロッパ
06 6/25
サンマリノ
07 7/23
チェコ
08 8/6
イギリス
09 9/3
オランダ
10 9/10
ドイツ
11 10/1
イタリア
12 10/8
フランス
第9戦 オランダ
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ルーキーのソフォーグルが初優勝
決勝日:2006年9月3日(日)
会場:アッセン・サーキット 気温:19℃ 観客数:6万1000人(週末通算)
リザルト&ポイント

 '06年度WSS(スーパースポーツ世界選手権)第9戦が9月3日にオランダのアッセン・サーキットで行われた。

第9戦 オランダ
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第9戦 オランダ
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 大雨の中で行われたレースでは転倒者が続出し、中盤で赤旗中断となった。結局、2部制となり、合算タイムで順位が競われた。

 今回優勝したのはWSSルーキーのトルコ人ライダー、ケナン・ソフォーグル選手(Winston Ten Kate Honda)。予選で9番手だったソフォーグル選手は前半戦で圧勝し、合算タイムでも、2位のケビン・カーテン選手(ヤマハ)に約4秒差をつけて、初優勝を達成した。

 ポールポジションからスタートしたセバスチャン・シャルパンティア選手(Winston Ten Kate Honda)は、前半戦では不調だったが、後半戦ではトップでゴールした。しかし、合算タイムで4位に終わっている。

 予選を4番手で通過したヨアン・ティベリオ選手(Megabike Honda Team)は、前半戦の10周目、トップグループにつけていた際に転倒して戦列を去った。しかし来週、ドイツのユーロ・スピードウェイ(ラウシッツ)で行われるレースには出場できる。

 今年は負傷に泣き、合計で4戦欠場している藤原克昭選手(Megabike Honda Team)が久しぶりにカムバックを果たした。しかし、藤原選手は雨の中で苦戦し、17位に終わっている。

 ちなみに大荒れとなった今回のレースでは、17名のライダーがリタイアした。

 9戦を終えて、今回カーテン選手が2位に入ったため、ランキングトップはカーテン選手(151ポイント)となり、シャルパンティア選手Honda、(144ポイント)は2位に後退した。ランキング4位にはロビン・ハームス選手(Honda、94ポイント)がつけており、ソフォーグル選手(92ポイント)はランキング5位に浮上。残りは3戦である。

 併催されたWSB(スーパーバイク世界選手権)では、ミッシェル・ファブリツィオ選手(DFX Treme)がヒート1で3位に入っている。

 次戦は9月10日にドイツのユーロ・スピードウェイ(ラウシッツ)で開催される。

第9戦 オランダ
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コメント

ケナン・ソフォーグル選手(優勝)
「初優勝できてとてもうれしい。今回、金曜日と土曜日は不調で、予選でも9位だったが、決勝が雨になったことで、違う展開が期待できると思っていた。アッセンはTen Kateの本拠地で、僕が住んでいるのもここから30kmのところだから、優勝できて本当によかった。来週はラウシッツでレースだが、僕はあそこのコースも好きだ。残りは3戦だけど、もう1回は優勝したい」

セバスチャン・シャルパンティア選手(4位)
「今回の結果には満足していない。4位だからね。本当にクレイジーなレースだった。再スタート後には必死で走った。現在、カーテンに7ポイント差をつけられている。残り3戦、全力を尽くすのみだ。他のHondaライダーにもがんばってもらって、僕とカーテンの間に入ってフィニッシュして欲しい。今回、ケナン(ソフォーグル選手)は初優勝できて本当によかった」

藤原克昭選手(17位)
「レースのスタート直後から、マシンのフィーリングに満足できませんでした。あれ以上速く走ろうとすると転倒しそうになったのです。とにかく今回は完走を目指しました。痛めていた手首がまったく問題なかったのはよかったです」

ヨアン・ティべリオ選手(DNF)
「予選までドライだったのに、決勝で突然雨になったから難しかった。トップグループにつけている時にミスしてしまった。残りのレースで少しでも多くポイントを獲得していきたい」

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決勝リザルト&ポイントランキング
順位 ライダー マシン 周回数 タイム
1 K.ソフォーグル Honda 21 41:49.124
2 K.カーテン ヤマハ 21 41:53.705
3 K.アンダーソン スズキ 21 41:58.365
4 S.シャルパンティア Honda 21 41:58.613
5 A.ボス Honda 21 42:19.118
6 B.ビネマン スズキ 21 42:20.982
9 R.ハームス Honda 21 42:58.859
12 S.ル・ガーレ Honda 21 43:15.582
16 T.タンストール Honda 21 43:35.081
17 藤原克昭 Honda 21 43:37.891
18 M.プライア Honda 21 43:52.388
20 T.ラウスレート Honda 21 44:50.011
21 A.アルドロバンディ Honda 21 44:52.243
RT G.ルブラン Honda 13 26:57.895
RT W.デ・アンジェリス Honda 13 28:35.461
RT J.スティグフェルト Honda 12 25:36.418
RT Y.ティベリオ Honda 10 20:24.440
RT M.ラグリブ Honda 8 17:56.829
RT J.ベイジャー Honda 6 12:42.522
【ライダー】 【マニュファクチャラー】
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 K.カーテン ヤマハ 151
2 S.シャルパンティア Honda 144
3 B.パークス ヤマハ 119
4 R.ハームス Honda 94
5 K.ソフォーグル Honda 92
6 M.ロッコリ ヤマハ 86
7 Y.ティベリオ Honda 67
8 J.スティグフェルト Honda 57
12 S.サンナ Honda 27
13 藤原克昭 Honda 22
22 S.ル・ガーレ Honda 16
24 A.ボス Honda 13
25 C.クラッチロー Honda 11
26 M.ラグリブ Honda 11
27 W.デ・アンジェリス Honda 11
29 T.ラウスレート Honda 10
31 L.キャミア Honda 6
32 S.クルチアーニ Honda 4
36 T.タンストール Honda 3
ポイント一覧
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 Honda 202
2 ヤマハ 188
3 ドゥカティ 54
4 カワサキ 49
5 スズキ 28
ポイント一覧
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