World Supersports Honda Racing
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2006.08.06 Rd.08 イギリス
スケジュール
Rd. Date
01 2/25
カタール
02 3/5
オーストラリア
03 4/23
スペイン
04 5/7
イタリア
05 5/28
ヨーロッパ
06 6/25
サンマリノ
07 7/23
チェコ
08 8/6
イギリス
09 9/3
オランダ
10 9/10
ドイツ
11 10/1
イタリア
12 10/8
フランス
第8戦 イギリス
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シャルパンティア、6位に終わるもランキング首位をキープ
決勝日:2006年8月6日(日)
会場:ブランズハッチ・サーキット 気温:26℃ 観客数:11万5000人(週末通算)
リザルト&ポイント

 '06年度WSS(スーパースポーツ世界選手権)第8戦が8月6日にイギリスのブランズハッチ・サーキットで行われた。

第8戦 イギリス
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第8戦 イギリス
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 '05年のWSSチャンピオン、セバスチャン・シャルパンティア選手(Winston Ten Kate Honda)は、23周のレースのうち、終盤はスタミナ不足のためペースを落とさざるを得なくなったものの、6位に入り、ランキングトップのポジションをキープした。

 6月12日にチェコのブルノでタイヤテスト中に転倒し、鎖骨と骨盤を骨折したシャルパンティア選手は、7月後半からレースに復帰している。今回の6位で、ポイント上はケビン・カーテン選手(ヤマハ)と同点となったが、優勝回数はシャルパンティア選手の方が多いため、ランキングトップをキープしている。

 今回優勝したのはブロック・パークス選手(ヤマハ)。2位にカーテン選手が入り、3位にはケナン・ソフォーグル選手(Winston Ten Kate Honda)がトップと約2秒差で入った。今年からWSSに参戦しているソフォーグル選手が表彰台に上がるのは、これですでに3回目だ。ちなみに土曜日に行われた予選では、シャルパンティア選手が2位、ソフォーグル選手が4位とフロントローを獲得した。

 残りは4戦だが、次のアッセンのレース(9月3日)まで約1カ月休みが入るため、その間にシャルパンティア選手の身体もさらによくなるだろう。

 アグレッシブなライディングにより、3位に入賞したソフォーグル選手はランキングでも順位をひとつ上げて、今回12位に終わったヨアン・ティベリオ選手(Megabike Honda Team)と同点(67点)の7位となっている。ティベリオ選手は3列目から好スタートを切ったが、終盤タイヤが磨耗したため順位を落とした。

 藤原克昭選手(Megabike Honda Team)は左手首の骨折が完治していないため、今回も欠場となった。藤原選手の代替として出場しているシモーネ・サンナ選手は、今回は予選で16位と苦戦し、決勝レースではマシン・トラブルのためリタイアした。

 第8戦を終えてランキングトップはシャルパンティア選手(131ポイント)、2位カーテン選手(131ポイント)、3位パークス選手(119ポイント)と続き、4位にはロビン・ハ―ムス選手(Stiggy Motorsports Honda)が87ポイントでつけている。6位はティベリオ選手(67ポイント)、7位はソフォーグル選手(67ポイント)だ。

 併催されたWSB(スーパーバイク世界選手権)では、ジェームス・トーズランド選手(Winston Ten Kate Honda)がレース1で2位、レース2で5位に入った。

 第9戦は9月3日にオランダのアッセン・サーキットで開催される。

第8戦 イギリス
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コメント

ケナン・ソフォーグル選手(3位)
「今日は優勝したかったけど、表彰台に上がれたのはよかったと思う。長いレースで終盤どう戦うか、学ぶべきことはたくさんある。今日は最後にケビン(カーテン選手)についていくことができなかった。チームスタッフは本当によくやってくれたので感謝したい。今後ずっと表彰台に上がりたいね」

セバスチャン・シャルパンティア選手(6位)
「チームがとてもよくやってくれた。タイヤの調子もよかった。レースのスタート前は問題ないと思っていた。僕もいいスタートを切れたけど、ブロック・パークスのスタートもよかった。12周を経過した頃から、身体に力が入らなくなった。転倒する前と全然違うんだ。あれだけひどい負傷を負ったのだから、簡単には元に戻らないだろうと覚悟していたけど、今回僕は勝ちたかった。今日は終盤マシンをちゃんとコントロールすることもできなかった。できるかぎり準備して今日に備えたのだけど、僕はスーパーマンじゃなかった」

ヨアン・ティべリオ選手(12位)
「気温が変化したので、別のタイヤを選んだ。それがベストチョイスではなかったようで、5周目を終えた頃からリアがスピンしはじめた。その後はできるだけスムーズに走行して、少しでも多くポイントを獲得する作戦に切り替えた」

シモーネ・サンナ選手(DNF)
「何が起こったのか分からない。突然エンジンが止まってしまい、その後はスターターボタンを押してもエンジンはかからなかった」

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決勝リザルト&ポイントランキング
順位 ライダー マシン 周回数 タイム
1 B.パークス ヤマハ 23 34:27.306
2 K.カーテン ヤマハ 23 34:29.064
3 K.ソフォーグル Honda 23 34:29.394
4 R.ハームス Honda 23 34:39.452
5 C.クラッチロー Honda 23 34:39.615
6 S.シャルパンティア Honda 23 34:39.876
10 L.キャミア Honda 23 34:44.686
11 J.スティグフェルト Honda 23 34:47.140
12 Y.ティベリオ Honda 23 34:48.273
17 T.ラウスレート Honda 23 35:09.744
18 W.デ・アンジェリス Honda 23 35:09.880
19 M.ラグリブ Honda 23 35:10.945
20 T.タンストール Honda 23 35:11.530
25 J.イダルゴ Honda 23 35:34.717
27 M.プライア Honda 23 35:46.468
RT S.サンナ Honda 1 1:39.702
【ライダー】 【マニュファクチャラー】
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 S.シャルパンティア Honda 131
2 K.カーテン ヤマハ 131
3 B.パークス ヤマハ 119
4 R.ハームス Honda 87
5 M.ロッコリ ヤマハ 78
6 Y.ティベリオ Honda 67
7 K.ソフォーグル Honda 67
8 J.スティグフェルト Honda 57
12 S.サンナ Honda 27
13 藤原克昭 Honda 22
19 S.ル・ガーレ Honda 12
21 C.クラッチロー Honda 11
23 M.ラグリブ Honda 11
24 W.デ・アンジェリス Honda 11
25 T.ラウスレート Honda 10
29 L.キャミア Honda 6
31 S.クルチアーニ Honda 4
33 T.タンストール Honda 3
34 A.ボス Honda 2
ポイント一覧
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 Honda 177
2 ヤマハ 168
3 ドゥカティ 48
4 カワサキ 44
5 スズキ 12
ポイント一覧
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