World Supersports Honda Racing
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2006.07.23 Rd.07 チェコ
スケジュール
Rd. Date
01 2/25
カタール
02 3/5
オーストラリア
03 4/23
スペイン
04 5/7
イタリア
05 5/28
ヨーロッパ
06 6/25
サンマリノ
07 7/23
チェコ
08 8/6
イギリス
09 9/3
オランダ
10 9/10
ドイツ
11 10/1
イタリア
12 10/8
フランス
第7戦 チェコ
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ソフォーグルが3位表彰台
決勝日:2006年7月23日(日)
会場:ブルノ・サーキット
リザルト&ポイント

 '06年度WSS(スーパースポーツ世界選手権)第7戦が7月23日にチェコのブルノ・サーキットで行われた。

第7戦 チェコ
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第7戦 チェコ
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 ケナン・ソフォーグル選手(Winston Ten Kate Honda)が安定した、力強い走りで3位に入賞した。一方、ソフォーグル選手のチームメイトでランキングトップにつけるセバスチャン・シャルパンティア選手は、リアのトラクションの問題に悩まされ、11位に終わった。

 それでも、今回シャルパンティア選手が獲得した5ポイントは非常に貴重なポイントである。なぜなら、シャルパンティア選手の最大のライバルであるケビン・カーテン選手(ヤマハ)が今回優勝して、ポイント差を詰めてきたからだ。

 ソフォーグル選手はレース中ずっとトップ3につけ、表彰台を獲得した。これは開幕戦カタール大会で3位に入って以来の表彰台だ。

 予選で2番手のタイムを出していたソフォーグル選手は、今回の3位入賞により、ランキングでも一つ順位を上げて8位になった。

 予選で4番手だったヨアン・ティベリオ選手(Megabike Honda Team)は決勝レースでも4位だった。路面温度47℃という猛暑の中、トラクションの問題に直面していたティベリオ選手だが、2周目には2分06秒602というニューラップレコードをマークしている。

 ティベリオ選手のチームメイト、藤原克昭選手(Megabike Honda Team)は左手首の骨折が完治していないため、今回も欠場となった。藤原選手の代役に抜てきされ、前回のサンマリノ大会(ミサノ・サーキット)で2位に入ったシモーネ・サンナ選手(Megabike Honda Team)は、今回は予選で6位、決勝レースで9位となった。

 7戦を終えて、ランキングトップは依然としてシャルパンティア選手(121ポイント)で2位がカーテン選手(111ポイント)。ほかのHonda勢では4位ロビン・ハームス選手(74ポイント)、6位ティベリオ選手(63ポイント)、8位ソフォーグル選手(51ポイント)、12位サンナ選手(27ポイント)、13位藤原選手(22ポイント)となっている。

 併催されたWSB(スーパーバイク世界選手権)では、レース1でジェームス・トーズランド選手(Winston Ten Kate Honda)が2位、ミッシェル・ファブリッツォ選手(DFX Treme)が3位に入り、レース2ではファブリッツォ選手が2位に入った。

 次戦は8月6日にイギリスのブランズハッチで開催される。

第7戦 チェコ
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コメント

ケナン・ソフォーグル選手(3位)
「再び表彰台に上がれて本当にうれしい。今日は前回よりトップを走るライダーに近づくことができたので、とても勉強になった。今後はすべてのレースで表彰台に上がるのを目標とする。上位2人とは、大半の部分でひけを取っていなかったのだが、スタート/フィニッシュ・ストレートに入る手前のコーナーで遅れてしまった。中盤からはマシンの挙動も激しくなっていた。とにかく今日はがんばってくれたチームスタッフに感謝したい」

ヨアン・ティべリオ選手(4位)
「上位3人にもっとついていきたかったのだけど、不可能だった。クラッシュするより4位でフィニッシュする方がいいと思ったんだ。少しでも多くポイントを獲得した方が、次のレースへの励みにもなる。今回は4位に入れたのだからタイヤも悪くなかったのだと思う。でも、4位が限界だった」

シモーネ・サンナ選手(9位)
「2位に入ったミサノのレースのときみたいにフロントに自信を持つことができなかった。前回と同じタイヤを使ったのにね。何が原因だったのか、これから調べてみる。もしかしたらコース・コンディションが要因かもしれないね」

セバスチャン・シャルパンティア選手(11位)
「スタートしたときから厳しいレースだった。リアホイールのスピンがずっとひどかったんだ。それが原因でトップグループを追うところまでいかなかった。もっと上位に入りたかったのに残念だ。それでも10ポイントのリードを保って次のブランズハッチのレースに臨むことができる。もっとポイントが接近していたかもしれないんだから、とりあえずよしとしよう」

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決勝リザルト&ポイントランキング
順位 ライダー マシン 周回数 タイム
1 K.カーテン ヤマハ 18 38:23.594
2 B.パークス ヤマハ 18 38:25.129
3 K.ソフォーグル Honda 18 38:27.534
4 Y.ティベリオ Honda 18 38:42.990
5 G.ビッジエッロ ヤマハ 18 38:45.089
6 J.スティグフェルト Honda 18 38:45.652
9 S.サンナ Honda 18 38:50.278
11 S.シャルパンティア Honda 18 38:59.700
14 T.ラウスレート Honda 18 39:16.031
16 J.イダルゴ Honda 18 39:21.293
18 T.タンストール Honda 18 39:25.283
19 V.ビットマン Honda 18 39:25.642
RT M.プライア Honda 17 37:09.267
RT S.ル・ガーレ Honda 12 26:42.788
RT W.デ・アンジェリス Honda 3 6:33.289
RT R.ハームス Honda 3 7:08.171
RT M.ラグリブ Honda 2 4:25.420
RT G.ルブラン Honda 0 -
【ライダー】 【マニュファクチャラー】
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 S.シャルパンティア Honda 121
2 K.カーテン ヤマハ 111
3 B.パークス ヤマハ 94
4 R.ハームス Honda 74
5 M.ロッコリ ヤマハ 71
6 Y.ティベリオ Honda 63
7 J.スティグフェルト Honda 52
8 K.ソフォーグル Honda 51
12 S.サンナ Honda 27
13 藤原克昭 Honda 22
18 S.ル・ガーレ Honda 12
20 M.ラグリブ Honda 11
21 W.デ・アンジェリス Honda 11
22 T.ラウスレート Honda 10
28 S.クルチアーニ Honda 4
30 T.タンストール Honda 3
31 A.ボス Honda 2
ポイント一覧
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 Honda 161
2 ヤマハ 143
3 ドゥカティ 40
4 カワサキ 35
5 スズキ 11
ポイント一覧
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