World Supersports Honda Racing
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2006.06.25 Rd.06 サンマリノ
スケジュール
Rd. Date
01 2/25
カタール
02 3/5
オーストラリア
03 4/23
スペイン
04 5/7
イタリア
05 5/28
ヨーロッパ
06 6/25
サンマリノ
07 7/23
チェコ
08 8/6
イギリス
09 9/3
オランダ
10 9/10
ドイツ
11 10/1
イタリア
12 10/8
フランス
第6戦 サンマリノ
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サンナが2位に入賞
決勝日:2006年6月25日(日)
会場:ミサノ・サーキット
リザルト&ポイント

 '06年度WSS(スーパースポーツ世界選手権)第6戦サンマリノ大会が、6月25日にイタリアのミサノで行われた。

第6戦 サンマリノ
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 昨年のWSSチャンピオンで、今シーズンもランキングトップにつけているセバスチャン・シャルパンティア選手(Winston Ten Kate Honda)が、チェコのブルノで行われたタイヤテストの際に転倒し、鎖骨と骨盤を骨折したため、今回は代役でアリー・ボス選手が出場した。シャルパンティア選手はすでに鎖骨にプレートを入れる手術を受けており、7月23日にブルノで行われる大会には復帰できる予定だ。

 藤原克昭選手(Megabike Honda Team)も前回のシルバーストーンで転倒し、以前傷めた左手首を再び傷めてしまったため欠場。代役として、以前はWSSにもレギュラー参戦していたシモーネ・サンナ選手が出場することになった。サンナ選手が2003年にミサノでマークしたラップレコードは、依然として破られていない。

 予選で2番手のタイムを叩き出したサンナ選手は、23周で競われた決勝レースでもスタートから飛び出した。その後、マッシモ・ロッコリ選手(ヤマハ)に抜かれたサンナ選手は、最後までロッコリ選手を射程距離にとらえていたが、結局抜くことができず、0.242秒差で2位となった。

 予選で9位だったケナン・ソフォーグル選手(Winston Ten Kate Honda)は、一時4位まで上がったが、目の前で転倒したライダーを避けようとして順位を落とし、最終的に8位でゴールした。

 ボス選手は予選で23位だったが、決勝レースでは14位に入り、2ポイントを獲得した。ロビン・ハ―ムス選手(Stiggy Motorsports Honda)は5位に入り、チームメイトのヨハン・スティグフェルト選手は9位になった。

 5月7日にモンツァで行われたイタリア大会で優勝したヨアン・ティべリオ選手選手(Megabike Honda Team)は、一時は5番手を走行していたが、トラモント・コーナーでソフォーグル選手をインから抜こうとして転倒。リタイアに終わった。

 第6戦を終えて、ポイントリーダーは依然としてシャルパンティア選手(116ポイント)。2位のケビン・カーテン選手(ヤマハ、86ポイント)との差は30ポイントとなっている。ハームス選手(74ポイント)は4位、ティベリオ選手(50ポイント)は6位、スティグフェルト選手(42ポイント)は8位、ソフォーグル選手(35ポイント)は9位、藤原選手(22ポイント)は11位となっている。

 併催されたWSB(スーパーバイク世界選手権)では、ヒート1でジェームス・トーズランド選手(Winston Ten Kate Honda)が2位に入り、ヒート2ではアレックス・バロス選手(Klaffi Honda)が2位に入った。

 次戦は7月23日にチェコのブルノで開催される。

第6戦 サンマリノ
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コメント

シモーネ・サンナ選手(2位)
「WSSへの復帰戦で素晴らしいレースができて嬉しい。最後にロッコリを抜こうと考えていたのだけど、サインボードにラスト2周と出ていたので、抜くのを我慢していたら、本当はラスト1周だったんだ。それ以外のことに関しては満足している。素晴らしい形で復帰が飾れた。チームやHonda、スポンサーに感謝したい」

ケナン・ソフォーグル選手(8位)
「スタートは良かったけど、5周目以降、すごく疲れてしまった。それでも7周目までは前を行くライダーと同じペースで走れたのだけど、それ以降はスローダウンしなくてはならなかった。レース前にはすごくナーバスになっていた。もっとリラックスできるようにしなくてはいけない。それができれば、問題ないだろう」

アリー・ボス選手(14位)
「スタート位置が悪かったので、スタートでがんばらなくてはならなかった。1周目も必死でがんばった。レースのリズムをみつけて、集中しようと心がけた。このレースに出る前だったら14位では満足できなかったと思うが、実際にレースに出たあとでは14位でも悪くないと思える。7週連続でレースに出ていたので疲れもあった。今回チャンスをくれたチームには感謝したい」

ヨアン・ティベリオ選手(リタイア)
「スタートはあまり良くなかったけど、序盤に何人か抜くことができた。体力的にもまったく問題がなかったので、今日は良い結果を残せると思っていたのだけど、ソフォーグルを抜こうとした時に、オーバースピード気味でフロントタイヤが滑って転倒してしまった。今日はポイントを稼げる絶好のチャンスだったのに残念だ」

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決勝リザルト&ポイントランキング
順位 ライダー マシン 周回数 タイム
1 M.ロッコリ ヤマハ 23 37:55.059
2 S.サンナ Honda 23 37:55.301
3 B.パークス ヤマハ 23 37:59.995
4 D.チェカ ヤマハ 23 38:01.551
5 R.ハームス Honda 23 38:04.864
6 K.カーテン ヤマハ 23 38:05.206
8 K.ソフォーグル Honda 23 38:09.799
9 J.スティグフェルト Honda 23 38:11.166
12 W.デ・アンジェリス Honda 23 38:19.180
13 M.ラグリブ Honda 23 38:19.280
14 A.ボス Honda 23 38:20.616
18 G.ルブラン Honda 23 38:36.803
20 T.ラウスレート Honda 23 38:44.204
21 S.ル・ガーレ Honda 23 38:50.066
22 T.タンストール Honda 23 38:50.483
RT Y.ティベリオ Honda 5 8:17.964
RT M.プライア Honda 1 1:57.840
【ライダー】 【マニュファクチャラー】
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 S.シャルパンティア Honda 116
2 K.カーテン ヤマハ 86
3 B.パークス ヤマハ 74
4 R.ハームス Honda 74
5 M.ロッコリ ヤマハ 71
6 Y.ティベリオ Honda 50
8 J.スティグフェルト Honda 42
9 K.ソフォーグル Honda 35
11 藤原克昭 Honda 22
14 S.サンナ Honda 20
17 S.ル・ガーレ Honda 12
19 M.ラグリブ Honda 11
20 W.デ・アンジェリス Honda 11
23 T.ラウスレート Honda 8
27 S. クルチアーニ Honda 4
30 T.タンストール Honda 3
31 A.ボス Honda 2
ポイント一覧
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 Honda 145
2 ヤマハ 118
3 ドゥカティ 34
4 カワサキ 32
5 スズキ 10
ポイント一覧
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