World Supersports Honda Racing
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2006.04.23 Rd.03 スペイン
スケジュール
Rd. Date
01 2/25
カタール
02 3/5
オーストラリア
03 4/23
スペイン
04 5/7
イタリア
05 5/28
ヨーロッパ
06 6/25
サンマリノ
07 7/23
チェコ
08 8/6
イギリス
09 9/3
オランダ
10 9/10
ドイツ
11 10/1
イタリア
12 10/8
フランス
第3戦 スペイン
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シャルパンティアが3戦連続のポール・トゥ・ウイン
決勝日:2006年4月23日(日)
会場:バレンシア・サーキット 気温:22℃
リザルト&ポイント

 '06年度WSS(スーパースポーツ世界選手権)第3戦が4月23日にスペインのバレンシア・サーキットで行われた。

第3戦 スペイン
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第3戦 スペイン
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 '05年のWSSチャンピオン、セバスチャン・シャルパンティア選手(Winston Ten Kate Honda)が3戦連続となるポール・トゥ・ウインを達成。今シーズン、ここまで圧倒的に強いシャルパンティア選手は、ポイントランキングでも単独首位に立っている。

 CBR600RRに乗るシャルパンティア選手は、23周のレースで一度もトップの座を明け渡さなかった。2周目には1分38秒664というラップレコードをマークしたのである。

 2位にはケビン・カーテン選手(ヤマハ)が3戦連続で入った。これでシャルパンティア選手とカーテン選手のポイント差は、シャルパンティア選手75ポイント、カーテン選手60ポイントで、15ポイント差になった。

 3位に入ったのは藤原克昭選手(Megabike Honda Team)。2月25日の開幕戦カタール大会の時に転倒して、左手首を骨折した藤原選手は、まだ手首の痛みに悩まされていた。このため、予選3番手のポジションからスタートした藤原選手は、序盤はカーテン選手と2位争いを繰り広げていたが、途中から3位キープに専念した。

 藤原選手のチームメイト、ヨアン・ティベリオ選手(Megabike Honda Team)にとって、今回は厳しいレースとなった。ティベリオ選手は、終盤タイヤのグリップがなくなるまでロビン・ハ―ムス選手(Stiggy Motorsports)と接戦を繰り広げたが、最終的に6位のハームス選手に続いて7位でゴールした。

 開幕戦で3位に入ったWSSルーキーのケナン・ソフォーグル選手(Winston Ten Kate Honda)は、今回トップ5入りを狙っていたが、4周目に2コーナーの進入でフロントから滑って転倒・リタイアした。

 2戦を終えてランキング3位にはハームス選手がつけている。今回3位に入った藤原選手は、今シーズン初のポイント獲得となり、16ポイント獲得でランキング11位に浮上した。ティベリオ選手は23ポイントで同5位、ソフォーグル選手は藤原選手と同点でランキング11位だ。

 併催されたWSB(スーパーバイク世界選手権)では、ジェームス・トーズランド選手(Winston Ten Kate Honda)がレース1で9位、レース2で11位に入った。

 次戦は5月7日にイタリアのモンツァで開催される。

第3戦 スペイン
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コメント

セバスチャン・シャルパンティア選手(優勝)
「計画通りパーフェクトなレースができた。できるだけ早い段階でアドバンテージを持ってしまえば、終盤無理しなくてすむと考えていた。タイヤも最終ラップまで何も問題はなかった。オフのテストの時から、このサーキットでは調子が良かったので、今回の大会では最初から好調だった」

藤原克昭選手(3位)
「今日はマシンの感触も良かったのですが、10周ぐらい走行したあとで、負傷している手首に激痛が走りました。そのため無理をしない作戦に切り替えました。これまでの2戦がノーポイントに終わっているので、今回のポイントは貴重です」

ヨアン・ティべリオ選手(6位)
「スタートは良くて、18周目までハードに攻めることができた。でも、その後フロントとリアのタイヤが滑り始めた。まだスーパースポーツのタイヤに関して経験が浅いから、ちょっとアクセルを緩めてクラッシュしないようにした。僕は本来バレンシアのコースは得意じゃないから、今回の6位という成績には満足している。これからのレースが楽しみだ」
 
ケナン・ソフォーグル選手(DNF)
「あまり言うこともない。4周目まではすべてがうまくいっていたのに、あの周に無理をしすぎてクラッシュしてしまった。2コーナーでフロントから滑って、転んでしまった。藤原に追いついていこうとしていたんだ。序盤はペースを押さえて、終盤にプッシュするべきだった」

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決勝リザルト&ポイントランキング
順位 ライダー マシン 周回数 タイム
1 S.シャルパンティア Honda 23 38:12.713
2 K.カーテン ヤマハ 23 38:19.250
3 藤原克昭 Honda 23 38:22.167
4 B.パークス ヤマハ 23 38:24.463
5 R.ハームス Honda 23 38:29.720
6 Y.ティベリオ Honda 23 38:32.261
12 W.デ・アンジェリス Honda 23 38:44.453
13 T.ラウスレート Honda 23 38:49.795
14 S.ル・ガーレ Honda 23 38:54.664
15 T.タンストール Honda 23 38:55.529
16 G.ルブラン Honda 23 39:00.852
18 A.アルドロバンディ Honda 23 39:08.032
20 M.プライア Honda 23 39:11.767
22 T.ミクソブスキー Honda 23 39:24.116
RT J.スティグフェルト Honda 7 13:00.380
RT K.ソフォーグル Honda 3 5:04.545
RT V.カラスコ Honda 0 -
【ライダー】 【マニュファクチャラー】
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 S.シャルパンティア Honda 75
2 K.カーテン ヤマハ 60
3 R.ハームス Honda 32
4 B.パークス ヤマハ 29
5 Y.ティベリオ Honda 23
6 J.フォレース ヤマハ 23
9 J.スティグフェルト Honda 20
11 藤原克昭 Honda 16
12 K.ソフォーグル Honda 16
13 S.ル・ガーレ Honda 12
16 W.デ・アンジェリス Honda 7
20 T.ラウスレート Honda 3
21 T.タンストール Honda 3
ポイント一覧
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 Honda 75
2 ヤマハ 60
3 ドゥカティ 22
4 カワサキ 8
5 スズキ 5
ポイント一覧
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