2006年度WSS(スーパースポーツ世界選手権)第2戦が3月5日にオーストラリアのフィリップアイランドで行われ、'05年のWSSチャンピオン、セバスチャン・シャルパンティア選手(Winston Ten Kate Honda)が開幕戦のカタール大会に引き続き、ポール・トゥ・ウィンを飾った。
CBR600RRを駆るシャルパンティア選手は、公式予選で1分35秒616というタイムをマークしてポール・ポジションを獲得。決勝レースではケビン・カーテン選手(ヤマハ)と序盤に激しいバトルを展開したが、終盤ペースアップして、最終的にカーテン選手に1.361秒差をつけて優勝した。
シーズンオフのトレーニング中に負傷し、開幕戦を欠場したヨナン・ティべリオ選手(Megabike Honda Team)は、今回予選で8位となり、決勝レースでは同じCBR600RRに乗るロビン・ハ―ムス選手(Stiggy Motorsports)と接戦を繰り広げたのち4位となった。そのハームス選手は5位に入っている。
開幕戦で3位に入ったWSSルーキーのケナン・ソフォーグル選手(Winston Ten Kate Honda)は、予選では6番手だったが、決勝レースでは中盤に転倒し、ノーポイントに終わった。
2戦を終えてランキング首位はシャルパンティア選手(50ポイント)。同2位のカーテン選手(40ポイント)に10ポイント差をつけている。ソフォーグル選手は16ポイントで同6位、ティべリオ選手は13ポイントで同11位となっている。
併催されたWSB(スーパーバイク世界選手権)では、レース1でアレックス・バロス選手(Klaffi Honda)が2位、ジェームス・トーズランド選手(Winston Ten Kate Honda)が3位に入り、レース2ではトーズランド選手が2位、バロス選手が3位となった。
次戦は4月23日にスペインのバレンシアで開催される。
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