スーパースポーツ世界選手権(WSS)最終戦(第12戦)が、10月9日にフランスのマニクール(4.411km)で行われた。
すでにチャンピオンを決めているセバスチャン・シャルパンティア選手(Winston Ten Kate Honda)は、前戦イタリア大会の予選中に肩を痛めたため今回は欠場となったが、23周のレースは激しい戦いとなった。
前日の予選でポールポジションを獲得したミッシェル・ファブリッツォ選手(Team Italia Megabike)は、ニューラップレコードをマークして3位に入った。チームメイトのファビアン・フォーレ選手は4位。優勝したのはブロック・パークス選手(ヤマハ)、2位はケビン・カーテン選手(ヤマハ)だった。
イタリア大会で左手の薬指を痛めた藤原克昭選手(Winston Ten Kate Honda)は、ヘビーブレーキングを行うセクションで苦戦し、7位に終った。シャルパンティア選手の替わりに出場したアリエ・ボス選手は、レース中盤に転倒したが、再スタートを切って11位に入った。
WSSルーキーのタツ・ラウスレート選手(Honda)は12位、ランキングでは10位に入った。
2005年WSSはシャルパンティア選手(210ポイント)がチャンピオンに輝き、2位カーテン選手(187ポイント)、3位藤原選手(149ポイント)、4位フォーレ選手(144ポイント)、5位ファブリッツォ選手(138ポイント)と続いた。マニュファクチャラーズ選手権は、Hondaが圧勝してタイトルを獲得した。
スーパーバイク世界選手権(SBK)では、クリス・バーミューレン選手(Winston Ten Kate Honda)がヒート1で優勝したが、ヒート2でマシントラブルのためリタイアした。バーミューレン選手は、ランキング2位でシーズンを終えている。
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