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レース
ドイツ 第10戦 9月11日
ドイツ
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レース情報
Rd. 開催日
01 2/26 カタール
02 4/3 オーストラリア
03 4/24 スペイン
04 5/8 イタリア
05 5/29 イギリス
06 6/26 サンマリノ
07 7/17 チェコ
08 8/7 イギリス
09 9/4 オランダ
10 9/11 ドイツ
11 10/2 イタリア
12 10/9 フランス
第10戦 ドイツ
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フォーレ3位表彰台、藤原克昭が4位となる
決勝日:9月11日(日)
サーキット: ユーロ・スピードウェイ

 スーパースポーツ世界選手権(WSS)第10戦が、9月11日にドイツのユーロ・スピードウェイで行われた。レースは10周目に雨のため一時中断され、2ヒート制となり、合計タイムで順位が決定された。

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 実際にはコースの大半が乾いていたのにもかかわらず、“ウエット・レース”と宣言されたヒート2で勝ったファビアン・フォーレ選手(Team Italia Megabike)は、合計タイムで3位となった。

 前回のオランダ大会でチャンピオンを決めたセバスチャン・シャルパンティア選手(Winston Ten Kate Honda)は、前日の予選で今季9回目のポールポジションを獲得したが、ヒート1でケビン・カーテン選手(ヤマハ)とブロック・パークス選手(ヤマハ)を追い上げている最中に転倒し、リタイアとなった。

 結局、優勝したのはカーテン選手で、2位がパークス選手となった。Honda勢以外のライダーがWSSで優勝したのは、2004年のシルバーストーン以来のことである。

 藤原克昭選手(Winston Ten Kate Honda)は両ヒートで奮闘し、4位となった。5位にはミッシェル・ファブリッツォ選手(Team Italia Megabike)が入り、タツ・ラウスレート選手(Honda)が9位に入った。

 今回は転倒してしまったが、シャルパンティア選手はすでにチャンピオンを決めている。しかし、ランキング2位には今回優勝したカーテン選手が浮上し、藤原選手は7ポイント差の3位に後退した。フォ−レ選手はランキング4位、ファブリツィオ選手5位、ラウスレート選手9位となっている。

 スーパーバイク世界選手権(SBK)では、ランキング2位につけているクリス・バーミューレン選手(Winston Ten Kate Honda)がヒート1で優勝。ヒート2でも2位に入り、ランキングトップのトロイ・コルサー選手(スズキ)とのポイント差をさらにつめた。

 次戦は10月2日にイタリアのイモラで行われる。

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コメント

ファビアン・フォーレ選手(3位)
「最初のヒートではスタートがあまり良くなくて、トップグループに追いつかなかった。ヒート2では最初から前に出ることができた。今日は僕のマシンがHonda勢では一番速かった。チームに感謝したい。今シーズンはこれで5回表彰台に上がったけど、あと2戦、イモラとマニクール(フランス)でも表彰台に上がりたい」

藤原克昭選手(4位)
「雨は降り続かないだろうと予想したので、ヒート1とヒート2の合間にマシンのセッティングを変えました。マシンのバランスも良くなり、ヒート2の方がはるかに良い走りができました。でも、ヒート1が良くなかったのと、ヒート2で一度スタート/フィニッシュのストレートでミスしてしまったので、表彰台に上がることができませんでした。次のイモラではランキング2位のポジションを奪い返すために頑張ります」

ミッシェル・ファブリッツォ選手(5位)
「今回はなんとか週末を乗り切ったという感じだ。マシンは速かったけど、僕はこのコースがあまり好きではない。でも、予選が終わった段階では、今回は表彰台に上がれるかもしれないと思っていた。実際には5位だったけど、この順位なら悪くないと思う」

タツ・ラウスレート選手(9位)
「今回も厳しいレースだった。他のライダーに抜かれないようにしながら、速く走るのは難しかった。でも、トップ10に入れたのだから良かった」

セバスチャン・シャルパンティア選手(DNF)
「どうしてクラッシュしたのか分からない。昨日のプラクティスでも同じコーナーで同じようにクラッシュした。カーテンとパークスが速くて、ちょっと驚いた。あと残り2戦だが、最終戦は僕の母国で行われる。残り2戦とも勝ちたいね」

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決勝リザルト&ポイントランキング
順位 ライダー マシン 周回数 タイム
1 K.カーテン ヤマハ 23 39:39.394
2 B.パークス ヤマハ 23 39:41.972
3 F.フォーレ Honda 23 39:51.427
4 藤原克昭 Honda 23 39:57.678
5 M.ファブリッツォ Honda 23 40:05.390
6 S.シャンボン Honda 23 40:05.410
8 J.スティグフェルト Honda 23 40:11.720
9 T.ラウスレート Honda 23 40:14.030
10 W.ディーメン Honda 23 40:15.351
11 A.トード Honda 23 40:15.773
13 R.ハームス Honda 23 40:25.872
17 S.ペンナ Honda 23 40:58.891
18 J.グンゼル Honda 23 40:59.042
22 S.ミゼラ Honda 23 42:02.915
RT P.ツコペック Honda 4 7:10.167
RT S.シャルパンティア Honda 3 5:13.944
RT C.ツァイザー Honda 3 5:25.101
RT T.ハーララ Honda 2 3:55.669
ライダー
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 S.シャルパンティア Honda 210
2 K.カーテン ヤマハ 147
3 藤原克昭 Honda 140
4 F.フォーレ Honda 126
5 M.ファブリッツォ Honda 109
6 B.パークス ヤマハ 89
7 S.シャンボン Honda 86
10 T.ラウスレート Honda 56
11 J.スティグフェルト Honda 40
12 R.ハームス Honda 34
15 C.ジョーンズ Honda 18
16 W.ディーメン Honda 17
17 S.ル・ガーレ Honda 15
20 S.サンナ Honda 10
22 T.ミクソブスキー Honda 9
25 C.クラッチロー Honda 6
27 T.タンストール Honda 6
28 A.トード Honda 5
30 P.ツコペック Honda 5
34 A.ボス Honda 3
37 C.マリオッティーニ Honda 2
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マニュファクチャラー
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 Honda 241
2 ヤマハ 147
3 ドゥカティ 85
4 スズキ 73
5 カワサキ 25
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