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レース
イギリス 第8戦 8月7日
イギリス
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レース情報
Rd. 開催日
01 2/26 カタール
02 4/3 オーストラリア
03 4/24 スペイン
04 5/8 イタリア
05 5/29 イギリス
06 6/26 サンマリノ
07 7/17 チェコ
08 8/7 イギリス
09 9/4 オランダ
10 9/11 ドイツ
11 10/2 イタリア
12 10/9 フランス
第8戦 イギリス
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シャルパンティアが今季6勝目
決勝日:8月7日(日)
サーキット:ブランズハッチ・サーキット

 スーパースポーツ世界選手権(WSS)第8戦が、8月7日にイギリスのブランズハッチで行われた。ポールポジションからスタートしたセバスチャン・シャルパンティア選手(Winston Ten Kate Honda)が、今季6勝目を達成。シャルパンティア選手は、レース中に1分28秒376というコースレコードもマークしている。

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 25周のレースで常にシャルパンティア選手を脅かしたのは、ミッシェル・ファブリッツォ選手(Team Italia Megabike)。シャルパンティア選手は、ラストラップにファブリッツォ選手を振り切って優勝したが、その差は0.985秒と僅差だった。前戦のチェコGPに引き続き2位に入ったファブリッツォ選手は、ランキング4位に近づいてきた。

 3位にはケビン・カーテン選手(ヤマハ)が入り、4位はプライベートでHondaに乗るステファン・シャンボン選手となった。5位はファビアン・フォーレ選手(Team Italia Megabike)で、前週行われた鈴鹿8時間耐久ロードレースで2位になった藤原克昭選手(Winston Ten Kate Honda)は6位だった。

 フィンランド人のタツ・ラウスレート選手(Honda)は、いったんコースアウトしたが、その後、何人かの集団でバトルを繰り広げ、最終的に14位に入った。

 あと4戦を残してシャルパンティア選手は、ランキング2位の藤原選手に74ポイント差をつけた。次のオランダ大会(9月4日、アッセン)でシャルパンティア選手のチャンピオンが決まる可能性も出てきた。

 スーパーバイク世界選手権(SBK)では、鈴鹿8耐で藤原選手と組んだクリス・バーミューレン選手(Winston Ten Kate Honda)が1ヒート目4位、2ヒート目3位に入っている。

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コメント

セバスチャン・シャルパンティア選手(優勝)
「良いレースができた。ミッシェル(ファブリッツォ選手)はとても乗れていて、今日はずっとプッシュしてきた。ミッシェルは僕のうしろにいる時にはとても速いのだけど、前に出るとスローダウンして、僕に先に行けというジェスチャーをした。僕の方は何も問題がなかったので、終盤もう少しハードに攻めて、確実に勝てるようにした。今回もファステストラップ、ポールポジション、優勝と完璧なウイークエンドだった。マシンがいかに優れているかということと、チームがよく頑張ってくれたということの表れだと思う」

ミッシェル・ファブリッツォ選手(2位)
「ずっとハードにプッシュしたけど、若干軟らかめのリアタイヤを選んでしまったので、ラストラップにセバスチャン(シャルパンティア選手)についていくことができなかった。エンジンもセバスチャンのエンジンほどパワフルではなかった。プラクティスでセッティングを出すのに苦労したことを考えると、2位でフィニッシュできて良かった」

ファビアン・フォーレ選手(5位)
「スタートが良くなかったけど、その後必死に追い上げて、前を行く2人に追いつこうとしていたら、カーテンにまで抜かれてしまった。今回はマシンの調子だけでなく、僕の体調もあまり良くなかった」

藤原克昭選手(6位)
「スタートが良くなかったので、レース開始早々にトップグループに逃げられてしまいました。中盤からコーナーの進入と出口でリアタイヤが滑り始めていました。後半はフォーレとシャンボンを追いかけるレースとなりましたが、追いつきませんでした。セッティングも出ていたし、8耐マシンから再びスーパースポーツのマシンに乗り換えて、違和感なく乗れるようになっていたので、6位という順位は残念です」

タツ・ラウスレート選手(14位)
「一度コースアウトして、順位を落としてしまった。その後、エンジンの温度が少し高くなっていた。後半は数台とのバトルとなって、中にはクラッシュしたライダーもいたけど、僕は完走することを目的にレースを続けた」

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決勝リザルト&ポイントランキング
順位 ライダー マシン 周回数 タイム
1 S.シャルパンティア Honda 23 34:33.153
2 M.ファブリッツォ Honda 23 34:34.138
3 K.カーテン ヤマハ 23 34:34.326
4 S.シャンボン Honda 23 34:40.470
5 F.フォーレ Honda 23 34:40.930
6 藤原克昭 Honda 23 34:50.161
8 C.ジョーンズ Honda 23 34:54.284
10 C.クラッチロー Honda 23 35:01.941
12 T.タンストール Honda 23 35:03.218
13 R.ハームス Honda 23 35:03.535
14 T.ラウスレート Honda 23 35:03.852
15 J.スティグフェルト Honda 23 35:06.328
17 S.ル・ガーレ Honda 23 35:11.958
18 S.ペンナ Honda 23 35:14.728
20 T.ミクソブスキー Honda 23 35:27.606
21 P.ツコペック Honda 23 35:35.606
RT T.ハーララ Honda 11 17:01.782
ライダー
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 S.シャルパンティア Honda 190
2 藤原克昭 Honda 116
3 K.カーテン ヤマハ 109
4 F.フォーレ Honda 85
5 M.ファブリッツォ Honda 82
6 S.シャンボン Honda 68
10 T.ラウスレート Honda 42
12 J.スティグフェルト Honda 28
14 R.ハームス Honda 21
15 C.ジョーンズ Honda 18
16 S.ル・ガーレ Honda 15
18 W.ディーメン Honda 11
19 S.サンナ Honda 10
22 T.ミクソブスキー Honda 9
25 C.クラッチロー Honda 6
27 T.タンストール Honda 6
29 P.ツコペック Honda 5
33 C.マリオッティーニ Honda 2
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マニュファクチャラー
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 Honda 200
2 ヤマハ 109
3 ドゥカティ 76
4 スズキ 65
5 カワサキ 21
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