スーパースポーツ世界選手権(WSS)第8戦が、8月7日にイギリスのブランズハッチで行われた。ポールポジションからスタートしたセバスチャン・シャルパンティア選手(Winston Ten Kate Honda)が、今季6勝目を達成。シャルパンティア選手は、レース中に1分28秒376というコースレコードもマークしている。
25周のレースで常にシャルパンティア選手を脅かしたのは、ミッシェル・ファブリッツォ選手(Team Italia Megabike)。シャルパンティア選手は、ラストラップにファブリッツォ選手を振り切って優勝したが、その差は0.985秒と僅差だった。前戦のチェコGPに引き続き2位に入ったファブリッツォ選手は、ランキング4位に近づいてきた。
3位にはケビン・カーテン選手(ヤマハ)が入り、4位はプライベートでHondaに乗るステファン・シャンボン選手となった。5位はファビアン・フォーレ選手(Team Italia Megabike)で、前週行われた鈴鹿8時間耐久ロードレースで2位になった藤原克昭選手(Winston Ten Kate Honda)は6位だった。
フィンランド人のタツ・ラウスレート選手(Honda)は、いったんコースアウトしたが、その後、何人かの集団でバトルを繰り広げ、最終的に14位に入った。
あと4戦を残してシャルパンティア選手は、ランキング2位の藤原選手に74ポイント差をつけた。次のオランダ大会(9月4日、アッセン)でシャルパンティア選手のチャンピオンが決まる可能性も出てきた。
スーパーバイク世界選手権(SBK)では、鈴鹿8耐で藤原選手と組んだクリス・バーミューレン選手(Winston Ten Kate Honda)が1ヒート目4位、2ヒート目3位に入っている。
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