World Supersport
モータースポーツ > スーパースポーツ世界選手権 > 第6戦 サンマリノ 決勝レポート
レース
サンマリノ 第6戦 6月26日
サンマリノ
レース情報 決勝 フォトギャラリー
リザルト ポイントへ
レース情報
Rd. 開催日
01 2/26 カタール
02 4/3 オーストラリア
03 4/24 スペイン
04 5/8 イタリア
05 5/29 イギリス
06 6/26 サンマリノ
07 7/17 チェコ
08 8/7 イギリス
09 9/4 オランダ
10 9/11 ドイツ
11 10/2 イタリア
12 10/9 フランス
第6戦 サンマリノ
拡大する
シャルパンティア優勝。Honda勢が表彰台を独占
決勝日:6月26日(日)
サーキット:ミサノ・サーキット

 スーパースポーツ世界選手権(WSS)第6戦が、6月26日にイタリアのミサノ・サーキットで行われ、Honda勢が表彰台を独占した。

第6戦 サンマリノ
拡大する
第6戦 サンマリノ
拡大する

 気温32℃という猛暑の中、優勝したのはセバスチャン・シャルパンティア選手(Winston Ten Kate Honda)。2位にはポールポジションからスタートしたファビアン・フォーレ選手(Team Italia Megabike)が入り、シャルパンティア選手のチームメイト、藤原克昭選手が3位となった。

 レースは28周で競われ、最初の10周に関してはフォーレ選手がトップを走行した。その後、シャルパンティア選手がフォーレ選手に追いつき、2人は激しい競り合いを見せたが、シャルパンティア選手が0.496秒差のトップでチェッカーフラッグを受けた。シャルパンティア選手にとって、今回の勝利は今季4勝目となる。

 藤原克昭選手は、序盤シャルパンティア選手とフォーレ選手の背後につけていたが、後半はタイヤが磨耗してしまったため2人に引き離されて3位でゴールした。4位に入ったケビン・カーテン選手(ヤマハ)との差は、約8秒開いていた。

 ルーキーのタツ・ラウスレート選手(Honda)は、ほとんど最初から最後まで4人のライダーと接戦を繰り広げたが、最終的にトップと27秒差で10位となった。

 イタリア人ライダーのミッシェル・ファブリッツォ選手(Team Italia Megabike)は、今回も不運に見舞われ、1周走行したのちにチェーンがスプロケットから外れたためリタイアした。

 今季4勝目を挙げたシャルパンティア選手は、ランキングでも140ポイントとなってリードを広げている。ランキング2位の藤原選手との差は34ポイントだ。フォーレ選手は同4位(74ポイント)、ファブリッツォ選手は7位(42ポイント)、ラウスレート選手9位(36ポイント)となっている。

 スーパーバイク世界選手権(SBK)では、クリス・バーミューレン選手(Winston Ten Kate Honda)が両ヒートで2位に入った。

 第7戦は7月17日にチェコのブルノ・サーキットで行われる。ブルノでスーパーバイク世界選手権が行われるのは、1996年シーズン以来のことだ。

第6戦 サンマリノ
拡大する
第6戦 サンマリノ
拡大する
コメント

セバスチャン・シャルパンティア選手(優勝)
「今回は優勝できて、特に嬉しい。それというのも、ミサノは僕がこれまで不得意としてきたサーキットで、さらに今週末は2回クラッシュして、マシンのセットアップをするのに苦労していたからだ。スタートの時にはシグナルの調子がおかしかった。僕は早々にリズムに乗ることができ、レースを楽しむことができた。体調も万全だったんだ」

ファビアン・フォーレ選手(2位)
「この間ブルノでテストして以来、マシンの調子が良くなったので、僕とマシンの戦闘力はかなり上がった。トラモント・コーナーのブレーキングでミスしてしまい、セバスチャンに後れをとった。でも、マシンのパフォーマンスがTen Kateと同じになったから、今後のレースが楽しみだ」

藤原克昭選手(3位)
「いいレースだったと思います。でも、スタートの時には皆が1コーナーに殺到して、相当クレイジーでした。低速コーナーではさほどでもないのですが、バックストレートに続く高速左コーナーでは、タイヤがスライドして激しかった。ラスト10周になると、タイヤが終わってしまったので、少しペースを落として確実に3位を狙うことにしました。セバスチャンはとても良い走りをしていました。彼の使ったタイヤは、僕のタイヤとまったく同じだったので、セッティングの違いが出たのかもしれません」

タツ・ラウスレート選手(10位)
「僕はフィンランド出身なので、気温が高いことが心配だった。でも、暑くても体力的に問題はなかった。今日はミサノの地元ライダー達と互角に走れたことが嬉しかった」

ミッシェル・ファブリッツォ選手(リタイア)
「今日は自信があっただけに、チェーンがスプロケットから外れてしまって残念だ。いつもウオームアップのあとで調整するのだけど、今回はなぜそんなことになったのかわからない」

ページの先頭へ
決勝リザルト&ポイントランキング
順位 ライダー マシン 周回数 タイム
1 S.シャルパンティア Honda 23 38:14.344
2 F.フォーレ Honda 23 38:14.840
3 藤原克昭 Honda 23 38:19.325
4 K.カーテン ヤマハ 23 38:27.711
5 B.パークス ヤマハ 23 38:33.740
6 S.サンナ Honda 23 38:36.621
10 T.ラウスレート Honda 23 38:41.908
11 R.ハームス Honda 23 38:45.902
13 J.スティグフェルト Honda 23 38:52.056
14 C.マリオッティーニ Honda 23 38:52.628
15 S.シャンボン Honda 23 38:54.781
21 S.ペンナ Honda 23 39:20.095
22 T.ハーララ Honda 23 39:37.149
23 P.ツコペック Honda 23 39:44.736
26 A.アネッロ Honda 22 38:30.280
RT T.ミクソブスキー Honda 14 24:29.120
RT M.ファブリッツォ Honda 1 1:49.299
ライダー
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 S.シャルパンティア Honda 140
2 藤原克昭 Honda 106
3 K.カーテン ヤマハ 93
4 F.フォーレ Honda 74
5 B.パークス ヤマハ 60
6 S.シャンボン Honda 46
7 M.ファブリッツォ Honda 42
9 T.ラウスレート Honda 36
12 J.スティグフェルト Honda 22
13 S.ル・ガーレ Honda 14
15 S.サンナ Honda 10
16 T.ミクソブスキー Honda 9
22 R.ハームス Honda 5
24 P.ツコペック Honda 5
25 W.ディーメン Honda 4
29 C.マリオッティーニ Honda 2
30 T.タンストール Honda 2
ポイント一覧へ
  マニュファクチャラー
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 Honda 150
2 ヤマハ 93
3 ドゥカティ 51
4 スズキ 47
5 カワサキ 18
ポイント一覧へ
ページの先頭へ