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レース
オーストラリア 第2戦 4月3日
オーストラリア
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レース情報
Rd. 開催日
01 2/26 カタール
02 4/3 オーストラリア
03 4/24 スペイン
04 5/8 イタリア
05 5/29 イギリス
06 6/26 サンマリノ
07 7/17 チェコ
08 8/7 イギリス
09 9/4 オランダ
10 9/11 ドイツ
11 10/2 イタリア
12 10/9 フランス

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シャルパンティア優勝。藤原は4位
決勝日:4月3日(日)

 スーパースポーツ世界選手権(WSS)第2戦が4月3日にオーストラリアのフィリップアイランドで行われた。優勝したのは開幕戦で2位だったセバスチャン・シャルパンティア(Winston Ten Kate Honda)。3位にファビアン・フォーレ(Team Italia Megabike)が入り、前回優勝した藤原克昭(Winston Ten Kate Honda)は惜しくも4位で表彰台を逃した。

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 予選ではシャルパンティアが1分35秒746をマークしてポールポジションを獲得した。2位ミシェル・ファブリッツォ(Team Italia Megabike)、3位フォーレとHonda勢がトップ3を独占。藤原は1分36秒524で予選5番手だった。

 決勝当日は強風に見舞われた。朝方降っていた雨は決勝レース開始の時点ではやんだものの、海から吹き付ける強風は25ノットもあり、時には40ノットの突風が吹き荒れた。このため、WSSの決勝レースは開始が遅れたのである。

 ポールシッターのシャルパンティアはスタートで失敗し、8番手で1コーナーに入っていった。シャルパンティアが初めてトップに立ったのは4周目のこと。それからレース終了直前までシャルパンティアはケビン・カーテン(ヤマハ)とトップ争いを繰り広げた。そして、最終的にカーテンに3.595秒差をつけて優勝したのだった。

 当初3位争いに加わっていたファブリッツォがラスト3周で転倒したため、3位争いは藤原とフォーレの間で最後まで繰り広げられた。午前中、ウエット・コンディションで行われたウオームアップの際に転倒し、膝を痛めていたフォーレは、序盤ペースを上げることができなかったが、最終的に藤原に0.021秒という僅差で3位に入った。

 4位は藤原で、5位にはユルゲン・ファンデン・グールベルグ(ドゥカティ)が入った。WSSルーキーのタツ・ラウスレート(Honda)が9位となった。強風のため最後のふたつの高速コーナーは非常に走りにくくなっており、オーバーテイクしようとするライダーを悩ませていたのである。

 5週間前のカタールでトップを走行しながら2位に終わったシャルパンティアは、今回の優勝により45ポイントでランキング・トップに浮上した。ランキング2位は38ポイントで藤原克昭が続く。

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 同日開催されたスーパーバイク世界選手権では、第1ヒートでクリス・バーミューレン(Winston Ten Kate Honda)が3位、マックス・ノイキルヒナー(Honda)が4位に入り、第2ヒートではノイキルヒナーが3位、バーミューレンが4位となった。

 次戦は4月24日にスペインのバレンシアで行われる。


コメント

セバスチャン・シャルパンティア(優勝)
「カタールでは本当にがっかりしたから、今日は優勝できて嬉しい。2週間前にバレンシアで行ったテストの時に良い感触があったので、今回は自信を持ってここへ来た。カーテンとのバトルは楽しめたけど、風が強いのには参った。各コーナーで、毎周異なった方向から風が吹き付けていた。でも、条件は全員にとって同じだった」

ファビアン・フォーレ(3位)
「今朝のウオームアップでクラッシュして、膝を痛めた。だから最初のうちは左コーナーでマシンをリーンさせる時に、膝を路面にぶつけないようにと慎重に走っていた。だから、序盤は左コーナーではスロットルを閉じていたんだ! 最後の方になると、どれぐらいまでリーンさせていいか分かったから、安定して走れた。カタールのレースは僕にとって良いレースではなかったので、今回は表彰台に上がれて嬉しい。でもTen Kate勢に勝つためにはさらに努力しなくてはいけない」

藤原克昭(4位)
「僅差で表彰台を逃して本当にがっかりしています。フラストレーションが溜まりますね。でもセバスチャンとTen Kateのスタッフにはおめでとうと言いたいです。強風のため、マシンをコントロールするのはとっても難しかった。でも、フォーレとファブリッツォとのバトルは凄かったです。僕は最初から最後まで全力を尽くしました」

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決勝リザルト&ポイントランキング
順位 ライダー マシン 周回数 タイム
1 S.シャルパンティア Honda 21 34'28.920
2 K.カーテン ヤマハ 21 34'32.515
3 F.フォーレ Honda 21 34'38.561
4 藤原克昭 Honda 21 34'38.584
5 J.グールベルグ ドゥカティ 21 34'58.522
6 J.スティグフェルト Honda 21 35'03.088
8 S.シャンボン Honda 21 35'15.280
9 T.ラウスレート Honda 21 35'17.896
13 T.ミクソブスキー Honda 21 35'57.621
14 P.ツコペック Honda 20 34'46.990
RT M.ファブリッツォ Honda 18 29'41.532
ライダー
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 S.シャルパンティア Honda 45
2 藤原克昭 Honda 38
3 K.カーテン ヤマハ 33
4 F.フォーレ Honda 27
5 B.パークス ヤマハ 19
6 S.シャンボン Honda 17
7 M.ファブリッツォ Honda 16
9 T.ラウスレート Honda 13
11 J.スティグフェルト Honda 10
13 T.ミクソブスキー Honda 7
16 P.ツコペック Honda 5
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  マニュファクチャラー
順位 マニュファクチャラー 総合
ポイント
1 Honda 50
2 ヤマハ 33
3 ドゥカティ 18
4 スズキ 14
5 カワサキ 6
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