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リザルト
1 マガリッジ
2 パークス
3 シャルパンティア
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ポイント
ライダー
1 マガリッジ 182
2 グールベルグ 119
3 パークス 115
マニュファクチャラー
1 Honda 187
2 ヤマハ 165
3 スズキ 96
ポイント一覧
マガリッジ、最終戦を待たずにタイトル獲得

決勝日:9月26日(日) サーキット:イモラ・サーキット 天候:快晴 気温:35℃ 観客:週末通算7万2000人

 9月26日にイタリアのイモラで行われたWSS(スーパースポーツ世界選手権)第9戦で、前日に今季8回目(9戦中)のポールポジションを獲得したカール・マガリッジ(Ten Kate Honda、CBR600RR)が今季6勝目を挙げ、初のスーパースポーツ世界選手権タイトルを獲得した。Ten Kate Hondaにとっては3つ目のタイトルとなる。

 マガリッジにとって今回ライバルとなったのはチームメイトのブロク・パークスのみ。それでもマガリッジは21周のレースでパークスに1.251秒差をつけて優勝した。今回もチームオーダーが出されていなかったのは明白だった。スタート直後からパークスは何度もマガリッジにアタックし、実際には2回マガリッジの前に出たからである。それでも、最終的にマガリッジは王者にふさわしい強さを発揮して優勝を飾った。

 3位に入ったのはセバスチャン・シャルパンティア(Klaffi Honda、CBR600RR)で、予選の間中セッティングに悩んでいたシャルパンティアは、その問題を解決してレースに臨み、見事3位に入ってHondaの表彰台独占を実現した。Hondaがマニュファクチュラーズタイトルを獲得するためには、マニクール(フランス)で来週行われる最終戦で4ポイント獲得すればよいことになった。

 今回、Team Italia Megabikeのライダーとなった2003年のヨーロッパ・スーパーストック・チャンピオンで、元MotoGPライダーのミケーレ・ファブリツィオはスーパースポーツ世界選手権デビュー戦で7位に入る健闘を見せた。

 トップテンから外れたものの、マックス・ノイキルヒナー(Klaffi Honda)は、1周目に1コーナーでクラッシュしそうになりながら11位でフィニッシュし、貴重な5ポイントを獲得した。また、Team Italia Megabikeのデニス・サケッティは13位に入っている。

 最終戦は来週(10月3日)、フランスのマニクールで行われる。

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カール・マガリッジ(優勝)
「チャンピオンシップで唯一ライバルだったユルゲン・ファンデン・グールベルグ(ヤマハ)がクラッシュしたと知ったときには、さらにスロットルを大きく開けた。ブロク(パークス)がプレッシャーをかけ続けていたので、集中していかなくてはならなかったんだ。ペースが速かったのでタイヤの耐久性に関しては不安があった。実際に終盤、いたるところで滑っていたけど、なんとか完走することができた。今回は家族が応援に来てくれていたので、最終戦を待たずに優勝できて嬉しい。僕はずっと世界チャンピオンになりたいと思ってレースをやってきたので、今日、ようやくその夢がかなった」

ブロク・パークス(2位)
「今日の結果には満足している。今日は勝てそうな気がしていたけど、後半はカール(マガリッジ)の方が僕より強かった。カールも僕が真後ろにつけているのを知っていて、プレッシャーをかけてきた。僕がカールにプレッシャーをかけている時には、僕のチーム・マネージャーのロナルドが、ピットウォールから4メートルぐらい乗り出し、自分の頭を指差して、"冷静になれ! "と言っているのが見えた。でも、僕はずっと冷静だったんだよ! 」

セバスチャン・シャルパンティア(3位)
「予選で苦戦したので、レース結果には満足している。決勝の時点でようやく今週末中で最良のセッティングが出来ていたけど、それでもベストではなかった。マニクールの方が僕には合っているだろう。来週末は優勝できるように頑張るよ」

ミケーレ・ファブリツィオ(7位)
「レース前の目標はトップ10入りすることだった。だから初めて出場したスーパースポーツのレースで7位というのは満足できる結果だ。最初の6周、僕はトップグループについていけたけど、その後、リヤサスペンションのトラブルが出たので無理をしないことにした」

マックス・ノイキルヒナー(11位)
「スタートは良かったのだけど、1コーナーで藤原克昭(スズキ)と接触して、だいぶタイムロスしてしまった。それでトップグループとの差が開いてしまったから、あとは少しでも上の順位を狙っていくことにした。藤原とは最後まで良いバトルができ、最後の数周で抜くことができた。11位という順位は嬉しくないけど、少しポイントを獲得できたし、藤原に競り勝ったので満足している」

デニス・サケッティ(13位)
「今日はかなりハードな競り合いがずっと続いていた。あのグループのライダーと競り合うことができて自信もついたし、3ポイント獲得できて良かったと思っている。チームには本当に感謝している」

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イモラ・サーキット 9月26日決勝
サーキットデータ
名称 イモラ・サーキット
全長 4.933km
決勝 21ラップ(2003年)
昨年度WINNER
K.マガリッジ(テン・ケイト・ホンダ) 39'48.471
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