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第4戦 イタリア
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イタリア Round 4
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 サーキット情報
リザルト
1 マガリッジ
2 パークス
3 グールベルグ
リザルト一覧
ポイント
ライダー
1 グールベルグ 73
2 マガリッジ 62
3 カーテン 47
マニュファクチャラー
1 Honda 84
2 ヤマハ 81
3 スズキ 42
ポイント一覧
マガリッジが優勝、パークスが2位

決勝日:5月16日(日) サーキット:モンツァ・サーキット 天候:快晴 気温:27℃ 観客:週末通算8万6000人

 WSS(スーパースポーツ世界選手権)第4戦は5月16日にイタリアのモンツァで行われ、Honda CBR600RRに乗るカール・マガリッジ(Ten Kate Honda)が2位に8.354秒差をつけて2連勝目を飾った。

 ポールポジションからスタートしたマガリッジはスタートで出遅れた。クラッチ・ミートに失敗し、1周目を終えた時点では11位だったのである。しかし、マガリッジの追い上げは凄まじく、トップに躍り出るまでわずか4周しかかからなかった。一旦トップに立ったあとは独走態勢に入り、ライバルとなりえたのはモンツァの熱い風だけだったのである。

 マガリッジのチームメイト、ブロク・パークスは当初の結果では3位に入り、今季初めて表彰台に上がった。予選6位でセカンドローからのスタートだったパークスも決して良いスタートを切ったとはいえなかった。トップグループを追い上げている途中、アレッジオ・コラディ(Team Italia Megabike Honda)と接触したが、パークスはそのまま走り続け、表彰台のポジションを獲得したのだった。

 序盤トップを走行していたセバスチャン・シャルパンティア(Klaffi Honda)はフライングのため黒旗を掲示され、ピットペナルティを科された。8位でレースに戻ったシャルパンティアは5番手でフィニッシュ。予選で2番手という好位置を得ていただけに残念な結果に終わった。

 当初3位だったパークスは、レース終了後2位に繰り上がった。これは当初2位だったファビアン・フォレット(ヤマハ)が技術的な違反のため失格となったからである。これによりTen Kate Hondaの1-2フィニッシュが実現した。また、当初6位だったヴィットリオ・ラヌツォ(スズキ)も失格となっている。

 シャルパンティアのチームメイト、マックス・ノイキルヒナーは、レース終盤、多くのライダーがスリップストリームを使い合うという混戦の中、8位に入った。しかし、フォレットとラヌツォの失格により6位に繰り上がっている。

 地元イタリア勢ではコラディとデニス・サケッティ(Team Italia Megabike Honda)の2人が明暗を分けた。3周目にパークスと接触したコラディはリタイアに終わったが、サケッティは12位でフィニッシュして4ポイントを獲得した。

 現在ポイントトップは依然としてユルゲン・ファンデン・グールベルグ(ヤマハ)で73ポイント。しかし、ランキング2位にはカール・マガリッジ(62ポイント)が上がっている。パークスは33ポイントで5位につけている。

 第5戦は5月30日にドイツのオーシャーズレーベンで行われる。

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カール・マガリッジ(優勝)
「連勝できて嬉しい。スタートはモーターサイクル・レース史上最悪といえるぐらい悪かった。良いスタートを切ろうと焦ってしまったんだ。過去2戦もクラッチに問題があったけど、今回はちょっとひどかった。でも、最初のシケインにスムーズに入れたので心配はしていなかった。良いペースで少しずつ順位を上げていくことができた。今回の結果でチャンピオン争いにも希望が持てるようになった」

ブロク・パークス(2位)
「表彰台に上がれて良かった。前回ミサノのレースで失敗したから、それからずっとトレーニングを積んできた。僕のマシンはとても速くて、マシンのおかげで良い結果を出すことができたんだ。次は僕の好きなオーシャースレーベンなので楽しみだ」

セバスチャン・シャルパンティア(4位)
「今年はついていないことが多い。今回はとても気分良くトップを走っていたのに、黒旗を振られてしまい、すごく落胆した」

マックス・ノイキルヒナー(6位)
「モンツァでレースに出るのは初めてなので、15位以内に入れればいいと思っていた。レースはとても激しい戦いとなった。これまでの最高順位が8位で今回もそれと同じだと思っていたら、2人のライダーが失格となり、6位に繰り上がったんだ」

デニス・サケッティ(12位)
「トップ15に入れれば良いと思っていたので14位のフィニッシュでも満足していた。18位だった予選の時よりはるかに良い走りができた」

アレッジオ・コラディ(DNF)
「ロジア・セクションのシケインでショートカットしてしまった。後ろを振り返ってフォレットより前に出ないようにした。それは規則で禁止されているからね。フォレットを先に行かせて、コースに戻った時にパークスと接触した。怪我はなかったけど、すごく残念だ」

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モンツァ・サーキット 5月16日決勝
サーキットデータ
名称 モンツァ・サーキット
全長 5.793km
決勝 16ラップ(2003年)
昨年度WINNER
C.バーミューレン(テン・ケイト・ホンダ) 30'16.092
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