Round19オランダオランダ

MX2 決勝

2018年9月16日(日)

TTサーキット・アッセン

ファランデレンがレース2で2位フィニッシュ

MX2クラスのカルバン・ファランデレン(Team HRC)にとって、今回はとても慌ただしいグランプリになりました。モトクロス・オブ・ネイションズに出場する、オランダ代表の一員として大会式典で紹介されるなど、注目を浴びたからです。ファランデレンは南アフリカ出身ですが、オランダ国籍も有しているため、今年はジェフリー・ハーリングス(KTM)、グレン・コールデンホフ(KTM)とトリオを組み、10月にアメリカで行われる国対抗団体戦に出場することになったのです。

レース1では、スタート7番手から中盤6番手に浮上したファランデレンですが、終盤になってハンター・ローレンス(Honda 114 Motorsports)が転倒したため、5位でチェッカーを受けました。

レース2におけるファランデレンは、1周目4番手から3周目3番手に浮上し、レース1を上回る勢いで上位争いに加わりました。8周目にはトーマス・オルセン(ハスクバーナ)をかわし、2位を保ってフィニッシュ。総合では惜しくも表彰台を逃し4位となりましたが、TTサーキット・アッセンのスタンドを埋めた観衆に、CRF250RWのスピードをアピールしました。

コメント

カルバン・ファランデレン(MX2 5位/2位 総合4位)
「表彰台を逃したことが少々残念なのは確かですが、アッセンが終わった今、実はいい気分なんです。総合4位という成績は、それほど不満の対象になるものではありません。レース1でベン・ワトソン(ヤマハ)を追いかけているときは、なかなかリズムに乗れなくてたいへんでした。ワトソンを抜こうと試みたんですが、仕留めることはできませんでした。レース2の前にジェフリー・ハーリングスのMXGPタイトル決定シーンを見て、モチベーションの高まりを感じました。レース2では自分の走りにいい流れとスピードがあったし、2位でフィニッシュできてうれしいです。チーム全員と特に自分の担当スタッフに感謝の意を述べたいと思います。さあ、あとは最終戦イモラGPに向けて準備をするだけです」

MX2 リザルト

レース1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
161J.プラドKTM1934'14.374
219T.オルセンハスクバーナ19+06.207
364T.コビントンハスクバーナ19+10.027
4919B.ワトソンヤマハ19+12.331
510カルバン・ファランデレンHonda19+23.068
696ハンター・ローレンスHonda19+29.770
1498バス・バッセン Honda19+1'17.326
31312オリオール・カサスHonda8+11Laps

レース2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
161J.プラドKTM1934'24.408
210カルバン・ファランデレンHonda19+07.591
364T.コビントンハスクバーナ19+15.909
419T.オルセンハスクバーナ19+18.212
5919B.ワトソンヤマハ19+19.609
61P.ジョナスKTM19+26.899
1096ハンター・ローレンスHonda19+51.541
1298バス・バッセン Honda19+1'33.978
31312オリオール・カサスHonda10+9Laps

MX2 ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
161J.プラドKTM823
21P.ジョナスKTM777
319T.オルセンハスクバーナ633
4919B.ワトソンヤマハ585
564T.コビントンハスクバーナ565
610カルバン・ファランデレンHonda521
996ハンター・ローレンスHonda331
1898バス・バッセン Honda185
2634ミカボーイ・デワールHonda67
40872マシス・ボワラメHonda19
44312オリオール・カサスHonda14
46326ジョッシュ・ギルバートHonda11

マニュファクチャラー

順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1KTM918
2ハスクバーナ772
3Honda662
4ヤマハ646
5カワサキ434
6TM119

ランキング詳細

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