MX2クラスのカルバン・ファランデレン(Team HRC)は、1週間前のブルガリアGPで大クラッシュを喫していたので、フィジカルコンディションが心配されましたが、CRF250RWをポディウムに押し上げる担い手としてトルコGP出場を果たしました。

レース1ではスタートに失敗し、コントロールラインを13番手で通過したファランデレンでしたが、すぐに10位まで躍進。ところが7周目にまたしてもクラッシュを喫し、最後尾近くまで後退してしまいました。ファランデレンはその後、不利なポジションから13位までばん回してフィニッシュしました。

レース2でもスタートで中団に埋もれたファランデレンは、終始本来の持ち味であるスピードを出し切れないまま8位でゴールしました。一方、ハンター・ローレンス(Honda 114 Motorsports)が、2位/5位と気を吐いて、CRF250Rの速さをアピールしました。