ローレンスが総合3位を獲得。レース2でファランデレンが4位

スイスにおけるTeam HRCのMX2クラスは、MXGPクラスと同じようにアンラッキーで、2レースの結果が不ぞろいなラウンドとなりました。

レース1ではCRF250RWを駆るカルバン・ファランデレンが、スタート15番手から3周目には7番手まで躍進していました。ところが4周目にマシントラブルが発生したためにリタイアとなりました。

レース2では7番手スタートから4番手までジャンプアップしたファランデレンが、3周目には宿敵ベン・ワトソン(ヤマハ)を抜いて、3番手に浮上しました。レース中盤にはハンター・ローレンス(Honda 114 Motorsports)に先行を許しましたが、その後ファランデレンは4位を守ってチェッカーフラッグを受けました。

この結果、レース1を落としているファランデレンは総合10位にとどまりましたが、ローレンスが総合3位(5位/3位)のポディウムに登壇しました。

カルバン・ファランデレン(MX2 DNF/4位総合10位) 「今大会の結果に少々がっかりしていることは確かです。好成績を2個そろえたかったのに、1個にとどまったわけですから。レース中は感触もよく乗れていたんですが、マシントラブルによりレース1をリタイアしました。だれのせいでもありません。レースの世界では起こることです。集中を切らさないように臨んだレース2では、好スタートを切ることができました。ラスト数分ではちょっと体力不足を感じましたが、4位でフィニッシュできてうれしいです」

MX2 リザルト

レース1

順位	No.	ライダー	マシン	周回数	タイム/差
1	1	P.ジョナス	KTM	17	35'26.036
2	61	J.プラド	KTM	17	+05.197
3	64	T.コビントン	ハスクバーナ	17	+12.769
4	127	A.ロドリゲス	ヤマハ	17	+16.499
5	96	ハンター・ローレンス		17	+19.838
6	919	B.ワトソン	ヤマハ	17	+40.346

21	98	バス・バッセン		16	+1Lap
28	34	ミカボーイ・デワール		13	+4Laps
30	10	カルバン・ファランデレン		3	+14Laps
31	312	オリオール・カサス		1	+16laps

レース2

順位	No.	ライダー	マシン	周回数	タイム/差
1	61	J.プラド	KTM	17	35'10.156
2	1	P.ジョナス	KTM	17	+04.721
3	96	ハンター・ローレンス		17	+10.128
4	10	カルバン・ファランデレン		17	+15.833
5	19	T.オルセン	ハスクバーナ	17	+18.773
6	64	T.コビントン	ハスクバーナ	17	+20.291

12	98	バス・バッセン		17	+1'14.380
20	34	ミカボーイ・デワール		16	+1Lap
28	312	オリオール・カサス		7	+10laps

MX2 ポイントランキング

ライダー

順位	No.	ライダー	マシン	総合ポイント
1	61	J.プラド	KTM	692
2	1	P.ジョナス	KTM	664
3	19	T.オルセン	ハスクバーナ	519
4	919	B.ワトソン	ヤマハ	482
5	10	カルバン・ファランデレン		462
6	64	T.コビントン	ハスクバーナ	452

10	96	ハンター・ローレンス		229
20	98	バス・バッセン		127
26	34	ミカボーイ・デワール		46
38	872	マシス・ボワラメ		19
42	326	ジョッシュ・ギルバート		11