Round13アジア(インドネシア)アジア(インドネシア)

MX2 決勝

2018年7月8日(日)

スマラン

ファランデレンが総合3位に入賞

MX2クラスでは、前戦インドネシアGPで初優勝を飾った、カルバン・ファランデレン(Team HRC)が注目されていました。大排気量車が普及していない当地では、CRF250RWに対する関心が高まり、レースでの活躍が絶大な効果を与えることを物語っていました。

アジアGPの会場、インドネシアのスマランはハイスピードですが、パッシングポイントが少ないコース。土曜日にはワダチが多く、暑さに対してスタミナを温存したいため、グリッド順を決める予選が重要でした。ファランデレンは、予選レースを6位で通過し、連勝をかけて決勝に臨みました。

MX2のレース1では、スタートで2番手につけたファランデレンでしたが、オープニングラップ中に転倒を喫し、13番手まで脱落してしまいました。そこからはファランデレンのすさまじい追撃が延々と続き、最終ラップではミケーレ・セルベリン(ヤマハ)を僅差で下し、5位でフィニッシュしました。

レース2でも好スタートに成功したファランデレンは、ホルヘ・プラド(KTM)とトーマス・コビントン(ハスクバーナ)の間に割って入り、2番手のポジションを確保しました。中盤はコビントンが前に出て後塵を浴びることもありましたが、ラスト2周にスパートして2位を奪い返しました。この結果ファランデレンは、総合3位のポディウムに登壇しています。

コメント

カルバン・ファランデレン(MX2 5位/2位 総合3位)MX2 カルバン・ファランデレン
「ティムが2位、私が3位ということで、Team HRCにとってはすばらしい日でした。私も事のなりゆきに満足しています。レース1では3コーナーで転倒してから、必死にばん回して5位でフィニッシュしました。後方からの追い上げを強いられたことを考えると、価値あるリザルトだったと思います。レース2では好スタートが決まって、ホルヘ・プラドに次ぐ2番手につけたのですが。トーマス・コビントンにかわされてしまいました。しばらく競り合った後ぴったりとマークして、彼のラインをトレースしながら勝負どころを探り、ラスト2周で逆転しました。今日の自分のライディングとフィットネスにはとても満足しています。これもチームスタッフのおかげです。マシンを最高に仕上げサポートしてくれた、一人ひとりに感謝したいと思います」

MX2 リザルト

レース1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
11P.ジョナスKTM1734'59.013
261J.プラドKTM17+04.137
3919B.ワトソンヤマハ17+22.101
4127 A.ロドリゲス ヤマハ17+41.937
510カルバン・ファランデレンHonda17+43.971
6747M.セルベリンヤマハ17+44.344
1698バス・バッセンHonda8+9Laps

レース2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
161J.プラドKTM1735'13.784
210カルバン・ファランデレンHonda17+02.931
364T.コビントンハスクバーナ17+05.084
419T.オルセンハスクバーナ17+21.652
5919B.ワトソンヤマハ17+28.770
61P.ジョナスKTM17+40.860
898バス・バッセンHonda17+1'13.213

MX2 ポイントランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
11P.ジョナスKTM550
261J.プラドKTM550
319T.オルセンハスクバーナ422
4919B.ワトソンヤマハ412
510カルバン・ファランデレンHonda369
664T.コビントンハスクバーナ331
1596ハンター・ローレンスHonda148
2098バス・バッセンHonda93
2656マーシャル・ウェルトンHonda36
2934ミカボーイ・デワールHonda23
34872マシス・ボワラメHonda19
39326ジョッシュ・ギルバートHonda11

マニュファクチャラー

順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1KTM628
2ハスクバーナ525
3ヤマハ446
4Honda437
5カワサキ311
6TM119

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