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round 14

September 04 2011
FIM Motocross World Championship Europe
第14戦 ヨーロッパ

バブリシェフが総合2位で再び表彰台に立つ

ドイツのガイドルフにある硬い土壌で難易度の高いコースが、2011年モトクロス世界選手権シリーズの最後から2番目の戦いの舞台となりました。曇り空のもと2万2000人の大観衆が見守る中、アントニオ・カイローリ(KTM)が今季6回目の総合優勝を飾り、3度目のMX1タイトル獲得を決めました。Honda World Motocross Teamは、ケガからの復帰戦となったロシア人ライダーのイブジェニー・バブリシェフが、第7戦ドイツでの初優勝に迫る活躍を見せ、今季6度目の表彰台獲得となる総合2位となりました。

シュトゥットガルトの北東に位置し、2005年以来の開催となるガイルドルフのコースには大きな変更が加えられました。数多くのシャープなターンやバンクのないコーナーが選手たちを待ち受け、ワダチの多いコンパクトなコースは、スリッピーで追い抜きの難しいものとなっていました。

  • E.バブリシェフE.バブリシェフ
  • E.バブリシェフE.バブリシェフ
  • R.ゴンカルベスR.ゴンカルベス
  • R.ゴンカルベスR.ゴンカルベス
  • S.シンプソンS.シンプソン

先のベルギー選手権で首に負傷を負ったバブリシェフは、2週間にわたるメディカルチェックを経て、たった1回のGPの欠場だけでパドックへの復帰を果たしました。予防措置として首にギブスをしたバブリシェフは、すぐにペースをつかんで予選3番手を獲得。レース1ではすばらしいスタートを切って、CRF450Rを優勝へと導きました。終盤にザビエ・ブーグ(カワサキ)のプレッシャーを受けたものの、今季3度目、7月のドイツGP以来のヒート優勝となりました。

レース2では、トップを行くクリストフ・ポールセル(カワサキ)の後方で、チャンピオンに輝いたカイローリと2位をかけて戦いましたが、残り10分でコースオフを喫して、グリーンのフェンスをリアホイールにからめてしまい大幅にペースダウン。リアブレーキを失い、疲れきったバブリシェフは、マシンを8位に導くのがやっとの状態でした。

チームメートのルイ・ゴンカルベスは、ここ数週間のレースで限界まで攻めた際のスタミナ切れに苦しんできましたが、2度のトップ6フィニッシュで総合4位につけました。ポルトガル人のゴンカルベスは、このようなコースで重要となる好スタートを連発。レース1では、ラジエーターシュラウドを折ってしまい、左コーナーで問題が発生。レース2では小さな電気系のトラブルで3度にわたりストールしてしまいましたが、そんな逆境にもかかわらず6位/4位という結果を得ました。

LS Honda Racingのショーン・シンプソンは、チームメートでベルギー出身のケン・ド・ディッカーが首のケガで欠場しているため、今回も孤軍奮闘。スコットランド人のシンプソンは、土曜の予選ヒートでホールショットを奪うと、好走を見せて4番手を獲得。体力的にタフな戦いとなったレース1では11位でフィニッシュし、レース2ではシーズンベストに次ぐ7位でフィニッシュしました。

残る最終戦で得られるポイントは最大50。現在ランキング5位のバブリシェフは、4位のマックス・ナグル(KTM)と14ポイント差。6位には21ポイント差でゴンカルベスが続いています。ド・ディッカーは欠場中ながらランキング10位をキープ、チームメートのシンプソンは14位につけています。

シーズン最終戦となる第15戦イタリアGPは、次週、険しい丘の中腹に造られたフェルモ・サーキットで開催されます。

コメント

イブジェニー・バブリシェフ(優勝/8位 総合2位)「イギリスGPの前の金曜日に診断を受けたところ、6週間はマシンに乗れないと言われました。私はこれでシーズンが終わってしまうことを受け入れられず、ベルギーでセカンドオピニオンを受けました。医師は、骨はOKでレースができると言いました。どんなにジャンプしても大丈夫か確認したところ『問題ない』とのことでした。今週末は、いくつかの予防措置を取りましたが、うまくいったようです。難しいレースでしたが、レース1では持てるすべてを出せました。レース2では力が足りずいくつかミスしてしまい、コースオフした際にフェンスにヒットし、それ以降、リアブレーキが効かなくなってしまいました。その後エネルギーを失ってしまい、できうるかぎりのポジションでレースを終えるしかありませんでした。多くのライダーが負傷するシーズンとなっていますが、私は幸運にもここにいます。今できうるベストの方法でチャンピオンシップを終えたいです」

ルイ・ゴンカルベス(6位/4位 総合4位)「おかしな日だったし、我々が抱えていたちょっとした問題で少しフラストレーションが溜まってしまいました。レース2では、マシンをストールさせてしまうまでボアシエール(ヤマハ)を捉えていました。そこで3つもポジションを落としてしまったので、再始動させなければなりませんでした。そこから追い上げたのですが、同じことがさらに2度3度と起きました。レース1ではラジエーターシュラウドをワダチで引っかけて右後に曲げてしまい、コーナーでターンしにくくなってしまいました。ともあれ、2週間前のイギリスGPよりはよいレースでしたし、今は、一日一日をこなして私にできうる最良の形でシーズンを終えるまでです」

ショーン・シンプソン(11位/7位 総合10位)「まずまずの週末でした。よかったことの1つは、土曜日に本当にいいスピードを見せられたことです。いいスタートを切ることができれば、上位での戦いを見せることができるでしょう。これはMX1クラスのキーポイントです。それ実現することは可能だと思いますが、現時点ではそれに足るスピードもパワーも持ち得ていません。今日は、2レースともいいスタートを切ることにトライしましたが、1度目はホイールスピンしすぎてしまいました。ライディングはひどくタイトになってしまいました。レオク(TM)が長い間後ろにいたのでイライラしてしまい、腕上がりを起こしてしまいました。レース2ではよりよいスタートを切り、4番手か5番手につけていたと思います。その後順位を落としてしまいましたが、7位という結果には満足しています。今日は本当に暑くて湿気が多かったです。来週末のラスト1戦に向けて、今季のベストレースにできるようトライしたいです」

決勝

MX1(レース1)

順位 No. ライダー マシン タイム
1777E.バブリシェフHonda40:06.778-
2121X.ブーグカワサキ40:07.132+00.354
3222A.カイローリKTM40:15.949+09.171
42M.ナグルKTM40:18.963+12.185
522K.ストリボススズキ40:23.296+16.518
6999R.ゴンカルベスHonda40:40.587+33.809
 
1124S.シンプソンHonda41:11.562+1:04.784
1413M.モッニHonda41:52.987+1:46.209
17213 A.ピロネン Honda40:20.481+1Lap
1949G.シュミディンガーHonda40:22.599+1Lap
2473D.パーシンHonda41:54.494+1Lap

MX1(レース2)

順位 No. ライダー マシン タイム
1377C.ポールセルカワサキ39:34.517-
2222A.カイローリKTM40:18.046+43.529
310A.ボアシエールヤマハ40:20.841+46.324
4999R.ゴンカルベスHonda40:26.643+52.126
522K.ストリボススズキ40:30.387+55.870
6121X.ブーグカワサキ40:31.712+57.195
 
724S.シンプソンHonda40:40.437+1:05.920
8777E.バブリシェフHonda40:44.048+1:09.531
1313M.モッニHonda39:55.406+1Lap
1749G.シュミディンガーHonda40:29.574+1Lap
2673D.パーシンHonda41:02.085+2Laps
30213A.ピロネンHonda16:14.986 +14Laps

MX2(レース1)

順位 No. ライダー マシン タイム
194K.ロクセンKTM40:44.246-
2100T.サールカワサキ40:52.652+08.406
37A.トヌスヤマハ40:57.295+13.049
421G.ポーリンヤマハ41:08.062+23.816
584J.ハーリングスKTM41:27.164+42.918
6131N.オービンKTM41:44.618+1:00.372
 
16128I.モンティチェッリHonda41:34.409+1Lap
21195R.ジャストHonda42:15.684+1Lap
26611M.コチHonda42:27.216+2Laps

MX2(レース2)

順位 No. ライダー マシン タイム
1100T.サールカワサキ39:50.968-
284J.ハーリングスKTM39:57.577+06.609
394K.ロクセンKTM40:02.805+11.837
47A.トヌスヤマハ40:05.583+14.615
599M.アンスティカワサキ40:12.679+21.711
621G.ポーリンヤマハ40:33.342+42.374
 
18128I.モンティチェッリHonda41:13.991+1Lap
23611M.コチHonda40:20.873+2Laps
25195R.ジャストHonda20:09.527+12Laps
ポイントスタンディング

ライダー(MX1)

順位 ライダー マシン ポイント
1A.カイローリKTM596
2S.フロサールヤマハ472
3C.デサールスズキ461
4M.ナグルKTM439
5E.バブリシェフHonda425
6R.ゴンカルベスHonda404
 
10K.ド・ディッカーHonda268
14S.シンプソンHonda210
23M.モッニHonda48
24G.シュミディンガーHonda46
25B.アンダーソンHonda38
27C.クレイグHonda21
29M.ヴァン・ダエルHonda17
41R.カストロ・ミランダHonda5
42A.ピロネンHonda4
50J.パウリーノ・ダ・シルバHonda2

マニュファクチャラー(MX1)

順位 マニュファクチャラー ポイント
1KTM621
2ヤマハ548
3スズキ524
4Honda507
5カワサキ420
6TM259
7アプリリア9

ライダー(MX2)

順位 ライダー マシン ポイント
1K.ロクセンKTM635
2J.ハーリングスKTM585
3T.サールカワサキ526
4G.ポーリンヤマハ458
5A.トヌスヤマハ391
6M.アンスティカワサキ369
 
22M.カロHonda71
27E.バンクスブロウンHonda23
33T.ベーカーHonda16
36I.モンティチェッリHonda15
37H.アサンサン・デ・フレイタスクHonda14
39S.チャンピオンHonda9
41J.ラモスHonda8
42P.ラトセップHonda7
44R.ジャストHonda6
56L.トゥームスHonda1

マニュファクチャラー(MX2)

順位 マニュファクチャラー ポイント
1KTM686
2カワサキ575
3ヤマハ525
4スズキ162
5ハスクバーナ151
6Honda144
7TM7