CAS Hondaのマッケンジーが総合4位
2008年4月6日(日)
決勝 |
開催地:バルケンスワード
天候:晴れ
気温:6℃
観客:2万6400人 |
08年モトクロス世界選手権の開幕戦が4月6日にオランダのバルケンスワードで行われた。
08年シーズン、Hondaは2つの主要チームで4人のライダーとともにモトクロス世界選手権を戦う。CAS Hondaは35歳のアメリカ人、マイク・ブラウンと月曜日に24歳になるスコットランド人、ビリー・マッケンジーの2人を擁する。Martin Hondaのライダーは25歳のオランダ人、マルク・ド・ルーバーと24歳のスイス人、ジュリアン・ビルの2人だ。
オランダ南部のアイントホーフェンから10kmのところにあるバルケンスワードはサンドコースだ。土曜日の天気が悪かったため、このコースはさらに難コースとなっていた。
土曜日の予選で、CRF450Rに乗るマッケンジーは4番手だった。予選で活躍したのは、サンドコースに慣れている地元のオランダ人ライダーや、ベルギー人ライダーたちだった。
レース1でマッケンジーは好スタートを切って、序盤は2番手につけていた。しかし、その後、何度か小さなミスがあり、さらに周回遅れのライダーを抜く際の転倒もあって、マッケンジーは10位でレース1を終えた。
雪辱に闘志を燃やすレース2でマッケンジーは、7周目に2番手に上がり、そのままのポジションをキープしてゴール。レース1で10位、レース2で2位に入ったマッケンジーは総合4位に入った。総合優勝したのは両レースで優勝したベルギー人のケン・ド・ディッカー(スズキ)だった。
マッケンジーのチームメートのブラウンは、深いサンドのコースを苦手としており、15位と13位で総合12位に終わった。
Martin Hondaのド・ルーバーは、予選では2番手のタイムをたたき出したが、レース1でスタートに失敗。10位以下のポジションでバトルを繰り広げていたが、その後、7位に上がった。しかし、トリッキーな左コーナーでのミスにより、再びいくつか順位を落とした。最終的に8位でレース1を終えた。レース2ではチェーンの破損のためリタイアを喫し、総合13位だった。
ド・ルーバーのチームメート、ビルもサンドを苦手としており、苦戦しながら両レースともポイント圏外に終わった。
開幕戦を終えてのランキングは今回の総合順位に等しい。ランキングトップはド・ディッカー(50ポイント)で、マッケンジー(33ポイント)はランキング4位につけている。
第2戦は4月20日にスペインのベルプーチで行われる。
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