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モータースポーツ > モトクロス世界選手権 > 第16戦 オランダ 決勝レポート
レース
オランダ 第16戦 9月4日
オランダ
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レース情報
Rd. 開催日
01 4/3 フランダース
02 4/17 スペイン
03 4/24 ポルトガル
04 5/8 ベルギー
05 5/15 ヨーロッパ(ドイツ)
06 5/29 日本(SUGO)
07 6/5 イギリス
08 6/12 イタリア
09 6/26 フランス
10 7/3 スウェーデン
11 7/17 南アフリカ
12 7/31 ワロン
13 8/7 チェコ
14 8/21 ドイツ
15 8/28 イギリス
16 9/4 オランダ
17 9/17 アイルランド
第16戦 オランダ
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コピンズのランキング2位が確定
決勝日:9月4日(日)
開催地:リーロップ 天候:快晴 気温:25℃ 観客:3万人(週末通算)

 2005年モトクロス世界選手権の第16戦オランダGPが、9月4日にリーロップで行われ、CRF450Rに乗るジョシュア・コピンズ選手(CAS Honda Racing)がヒート1、2でそれぞれ3位と4位に入った。

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 今回ステファン・エバーツ選手(ヤマハ)がダブルウインを達成し、9回目のワールドタイトルを獲得した。

 オランダ南部の街、アイントホーヘンの近郊にあるリーロップで行われたオランダGPは快晴に恵まれ、気温も高かった。約3万人の観客が観戦に訪れたリーロップのコースは、荒れた砂地でライダーの体力を消耗させた。

 ヒート1でのコピンズ選手は、スタートがあまり良くなかったため、35分+2周のレースのすべてを追い上げに費やし、エバーツ選手、スティーブ・ラモン選手(KTM)に続いて3位に入った。

 ミカエル・ピション選手(Tiscali Honda Martin)は、ヒート1の1コーナーで多重クラッシュに巻き込まれた。再スタートを切ったが、数周後に再びクラッシュしてリタイアした。

 ヒート2でコピンズ選手は、1周目にラモン選手に抜かれて4位になってから、最後までその順位で走行することになった。ヒート2の順位は、1位エバーツ選手、2位ベン・タウンリー選手(KTM)、3位ラモン選手だった。

 ピション選手はヒート2でもアンラッキーだった。フェンスにからまってしまい、その後マシンに引きずられるようにして何度か砂地で転倒しそうになったあと、ピットに入った。

 リーロップでは2001年に250ccクラスで表彰台に上がっているジュシ・フェビライネン選手(CAS Honda Racing)は、ヒート1で当初4位につけていた。しかし、6月のフランスGP以降、約2か月の間、首の負傷で休んでいたフェビライネン選手にとっては、今回が復帰第2戦。最終ラップに疲労のため順位を落として6位でレースを終えた。ヒート2では7位に入り、総合順位では5位に入っている。

 ヒート1ではジェームス・ノーブル選手(RWJ)とケン・ドディッカー選手(Sarholz Honda)の2人はそろって転倒したが、ドディッカー選手は10位に入った。ヒート2でもドディッカー選手は14位に入っている。

 全17戦とこれまでで一番長いシーズンとなる今シーズンも、残りは9月17日にデザートマーティンで行われるアイルランドGPのみとなった。

 チャンピオンシップのポイントでは、1位エバーツ選手(671ポイント)、2位コピンズ選手(614ポイント)、3位タウンリー選手(545ポイント)となっており、コピンズ選手とタウンリー選手の差が69ポイントあるため、コピンズ選手のランキング2位が確定した。

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コメント

ジョシュア・コピンズ選手 (3位/4位 総合4位)
「今週末のマシンの調子は、ずっと良かった。僕は砂地があまり得意ではないので、今回はマシンのセッティングに全力をあげた。ベン(タウンリー選手)やラモン、ステファン(エバーツ選手)と比べると、どうも体力を浪費しているようなんだ。でも、今回はマシンのセッティングが決まって、今日は良い走りができたと思う。ランキング2位も確定した。今日のレースに関しても、今シーズンに関しても、110%の力を出せているので満足している。さらに今日は多くのことを学んだ」

ジュシ・フェビライネン選手 (6位/7位 総合5位)
「今日の成績は悪くない。ヒート1ではスタートがうまくいった。ペースが少し速かったが、ハードなレースになると分かっていたので、最初から無理はしたくなかった。それでも、前半はトップグループについていけた。ヒート2では、スタートに失敗して1コーナーに着いたときには最下位だった。その後、15位まではすぐに順位を上げられたのだけど、そこで派手に転倒した。その後は無理をしない作戦にして、その結果7位になることができた」

ミカエル・ピション選手(29位/29位 総合27位)
「僕はいつもサンドで苦戦している。ヒート1で最初に多重クラッシュに巻き込まれた時には、ケガをしなくて良かった。でも、その数周後に再び転倒して、今度はリタイアした。身体が痛くて、ヒート2ではうまく走れなかった。マシンがフェンスに絡まってしまった時点で、今回のレースは終わってしまったんだ」

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決勝リザルト&ポイントランキング
順位 No. ライダー マシン タイム
1 72 S.エバーツ ヤマハ 40:30.657 -
2 11 S.ラモン KTM 40:43.811 +0:13.154
3 5 J.コピンズ Honda 41:10.522 +0:39.865
4 30 B.タウンリー KTM 41:30.562 +0:59.905
5 24 K.ストリボス スズキ 41:32.790 +1:02.133
6 35 J.フェビライネン Honda 41:35.193 +1:04.536
10 9 K.ドディッカー Honda 40:33.888 +1Lap
15 133 W.ヴァン・ヴェゼル Honda 41:18.977 +1Lap
17 15 J.ノーブル Honda 42:07.019 +1Lap
21 29 M.ハックルブリッジ Honda 41:21.816 +2Laps
24 75 M.ヴァン・ダエル Honda 26:12.342 +7Laps
26 111 B.ヴァーホーヴェン Honda 12:18.790 +13Laps
28 14 M.コバライネン Honda 7:22.485 +15Laps
29 2 M.ピション Honda 5:02.449 +16Laps

順位 No. ライダー マシン タイム
1 72 S.エバーツ ヤマハ 41:35.060 -
2 30 B.タウンリー KTM 42:12.886 +0:37.826
3 11 S.ラモン KTM 42:16.389 +0:41.329
4 5 J.コピンズ Honda 42:20.885 +0:45.825
5 43 J.バラガン KTM 43:18.048 +1:42.988
6 36 M.プリーム ヤマハ 43:47.771 +2:12.711
7 35 J.フェビライネン Honda 43:58.648 +2:23.588
9 111 B.ヴァーホーヴェン Honda 41:48.585 +1Lap
14 9 K.ドディッカー Honda 43:20.532
+1Lap
17 15 J.ノーブル Honda 41:40.647 +2Laps
21 29 M.ハックルブリッジ Honda 44:32.848 +2Laps
22 133 W.ヴァン・ヴェゼル Honda 25:13.498 +8Laps
27 92 A.バルビ Honda 12:45.141 +13Laps
29 2 M.ピション Honda 6:59.087 +15Laps
30 14 M.コバライネン Honda 3:30.755 +17Laps

順位 No. ライダー マシン タイム
1 14 M.ドルーバー KTM 40:40.549 -
2 2 T.ラトレー KTM 41:05.153 +0:24.604
3 211 B.マッケンジー ヤマハ 41:45.034 +1:04.485
4 9 P.キャップス Honda 41:55.842 +1:15.293
5 19 D.フィリッパーツ KTM 42:04.349 +1:23.800
6 5 A.チオーディ ヤマハ 42:09.819 +1:29.270
18 11 M.セイストラ Honda 42:54.266 +2:13.717
20 30 W.エイビス Honda 41:34.216 +1Lap
26 27 C.ステバニーニ Honda 11:40.246 +13Laps
30 120 J.ピリネン Honda 4:47.186 +16Laps

順位 No. ライダー マシン タイム
1 2 T.ラトレー KTM 42:31.654 -
2 14 M.ドルーバー KTM 42:48.733
+0:17.079
3 19 D.フィリッパーツ KTM 42:56.524 +0:24.870
4 211 B.マッケンジー ヤマハ 43:03.448 +0:31.794
5 12 S.ポールセル カワサキ 43:15.142 +0:43.488
6 33 C.ポールセル カワサキ 43:24.787 +0:53.133
17 11 M.セイストラ Honda 42:32.426 +1Lap
21 9 P.キャップス Honda 39:49.187 +2Laps
26 30 W.エイビス Honda 9:46.051 +14Laps
28 47 M.ボニーニ Honda 8:00.930 +15Laps
29 120 J.ピリネン Honda 5:25.199 +16Laps
ライダー
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 S.エバーツ ヤマハ 671
2 J.コピンズ Honda 614
3 B.タウンリー KTM 545
4 S.ラモン KTM 465
5 M.ピション Honda 446
6 J.スメッツ スズキ 385
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コンストラクター
順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 ヤマハ 349
2 Honda 342
3 KTM 323
4 スズキ 266
5 カワサキ 136
6 TM 101
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  ライダー
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 A.カイローリ ヤマハ 549
2 A.マクファーレン ヤマハ 494
3 A.チオーディ ヤマハ 479
4 D.フィリッパーツ KTM 450
5 C.ポールセル ヤマハ 359
6 C.メロッテ ヤマハ 352
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コンストラクター
順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 ヤマハ 379
2 KTM 308
3 カワサキ 282
4 Honda 186
5 スズキ 20
6 TM 0
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