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モータースポーツ > モトクロス世界選手権 > 第15戦 イギリス 決勝レポート
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イギリス 第15戦 8月28日
イギリス
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レース情報
Rd. 開催日
01 4/3 フランダース
02 4/17 スペイン
03 4/24 ポルトガル
04 5/8 ベルギー
05 5/15 ヨーロッパ(ドイツ)
06 5/29 日本(SUGO)
07 6/5 イギリス
08 6/12 イタリア
09 6/26 フランス
10 7/3 スウェーデン
11 7/17 南アフリカ
12 7/31 ワロン
13 8/7 チェコ
14 8/21 ドイツ
15 8/28 イギリス
16 9/4 オランダ
17 9/17 アイルランド
第15戦 イギリス
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ピション、総合3位に入って再び表彰台に上がる
決勝日:8月28日(日)
開催地:アレトン 天候:快晴 気温:24℃ 観客:2万7000人(週末通算)

 2005年モトクロス世界選手権の第15戦イギリスGPが、8月28日にワイト島で行われ、ミカエル・ピション選手(Tiscali Honda Martin)がKTMのベン・タウンリー選手とスティーブ・ラモン選手に続いて総合3位に入った。

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 過去3戦はウエットレースだったが、今回は快晴に恵まれ、2万7000人の観客がイギリス本土からワイト島に渡ってきた。開催地となったゴアベーシンは、豪快なジャンプが見所のコースである。

 1年前の大会ではジョシュア・コピンズ選手(CAS Honda Racing)に続いて2位に入ったピション選手は、今回も予選から好調で、今季11回目のポールポジションを獲得した。予選中、ピション選手はただひとり2分3秒台のタイムをマークしたのだった。

 現在、ランキングでステファン・エバーツ選手(ヤマハ)に続いて2位につけているコピンズ選手は予選で3番手だった。

 ヒート1でピション選手はラモン選手に独走を許したものの、2位に入った。コピンズ選手は3番手につけていたが、中盤でタウンリー選手に抜かれて4位に終った。コピンズ選手のマシンは、序盤でキャブレターに泥が入ってしまい、不調だったが、終盤になると復調した。コピンズ選手は猛烈なアタックをしかけてきたエバーツ選手を抑えて4位となった。

 ヒート2はデッドヒートとなり、何度も順位が入れ替わった。今回優勝したのはタウンリー選手で、当初2番手にはラモン選手がつけていた。KTM2人のライダーの後方では、ピション選手、エバーツ選手、コピンズ選手、ジュシ・フェビライネン選手(CAS Honda Racing)が3位争いをしていたが、首の負傷から立ち直ったばかりのフェビライネン選手は体力不足のため、後退した。

 当初エバーツ選手は3位につけていたが、ミスを犯して後退した。コピンズ選手もマシンをストールさせピション選手に抜かれたが、最終的にピション選手をかわして2位となった。

 今回エバーツ選手が5位に終わったため、ランキング2位につけるコピンズ選手(576ポイント)はランキング首位のエバーツ選手(621ポイント)との差を8ポイント縮めた。しかし、今回の総合順位に関して、コピンズ選手は総合3位に入ったピション選手と2ポイント差で総合4位に終わった。

 フェビライネン選手は、首の負傷で一か月間レースから遠ざかっていたのに両ヒートで9位となり、総合7位に入ったことを喜んでいた。地元のジェームス・ノーブル選手(RWJ)は12位と8位に入って総合8位となり、ランキングでも9位に浮上した。

 次戦は9月4日にオランダで行われる。

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コメント

ジョシュア・コピンズ選手(4位/2位 総合4位)
「ヒート1では3周目にキャブレターに泥が入ってしまい、エンジンがたびたび止まりそうになって怖かった。勝てると思っていただけに残念だった。ヒート2のスタートは良かったけど、ステファン(エバーツ選手)とミカエル(ピション選手)を抜いた直後にエンジンがストールしたので押しがけしなくてはならなくなった。その後再スタートを切って必死で追い上げた」

ジュシ・フェビライネン選手(9位/9位 総合7位)
「復帰戦としてはまずまずだと思う。スタートは良かったけれど、何しろ7月以来はじめてのレースなので、体力的にハードにプッシュすることができなかった。このコースはいいコースだけど、僕が一番好きなコースというわけではない。久しぶりのレースでトップ10に入れたのだから良かった」

ジェームス・ノーブル選手(12位/8位 総合8位)
「昨日の予選では調子が良くて7位だった。ヒート1ではギヤ比がスタートに合わず、良いスタートを切ることができなかった。でも、1周目を終えた時点で13位ぐらいまで上がっていた。ヒート2ではリヤブレーキがずっとロックした状態になっていて、何度かコースアウトしそうになった。また、ひとりのライダーを抜くのに時間がかかってしまった。それがなければあとひとつかふたつ順位を上げることができたと思う」

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決勝リザルト&ポイントランキング
順位 No. ライダー マシン タイム
1 11 S.ラモン KTM 39:49.678 -
2 2 M.ピション Honda 39:51.661 +0:01.983
3 30 B.タウンリー KTM 39:52.575 +0:02.897
4 5 J.コピンズ Honda 40:02.874 +0:13.196
5 72 S.エバーツ ヤマハ 40:15.953 +0:26.275
6 8 B.ヨルゲンセン ヤマハ 40:18.271 +0:28.593
9 35 J.フェビライネン Honda 40:57.455 +1:07.777
12 15 J.ノーブル Honda 41:05.367 +1:15.689
13 47 P.ルーレ Honda 41:17.276 +1:27.598
15 9 K.ドディッカー Honda 41:39.655 +1:49.977
16 41 P.クーパー Honda 41:42.180 +1:52.502
23 75 M.ヴァン・ダエル Honda 25:51.582 +7Laps
27 29 M.ハックルブリッジ Honda 18:53.804 +10Laps
28 14 M.コバライネン Honda 16:41.158 +11Laps

順位 No. ライダー マシン タイム
1 30 B.タウンリー KTM 39:52.981 -
2 5 J.コピンズ Honda 39:56.629 +0:03.648
3 2 M.ピション Honda 40:03.255 +0:10.274
4 11 S.ラモン KTM 40:10.429 +0:17.448
5 72 S.エバーツ ヤマハ 40:13.710 +0:20.729
6 43 J.バラガン KTM 40:53.053 +1:00.072
8 15 J.ノーブル Honda 41:01.539 +1:08.558
9 35 J.フェビライネン Honda 41:03.617 +1:10.636
11 47 P.ルーレ Honda 41:05.059 +1:12.078
17 14 M.コバライネン Honda 42:22.423 +2:29.442
19 75 M.ヴァン・ダエル Honda 40:04.099 +1Lap
23 9 K.ドディッカー Honda 23:13.904 +8Laps
25 29 M.ハックルブリッジ Honda 19:07.137 +10Laps
28 41 P.クーパー Honda 14:17.120 +12Laps

順位 No. ライダー マシン タイム
1 211 B.マッケンジー ヤマハ 40:30.091 -
2 2 T.ラトレー KTM 40:34.751 +0:04.660
3 3 A.カイローリ ヤマハ 41:02.567 +0:32.476
4 47 M.ボニーニ Honda 41:07.103 +0:37.012
5 39 D.ガルネリ ヤマハ 41:17.327 +0:47.236
6 71 M.マスキオ ヤマハ 41:18.352 +0:48.261
11 9 P.キャップス Honda 41:25.349 +0:55.258
16 49 W.スミス Honda 41:40.296 +1:10.205
18 44 S.シンプソン Honda 41:48.644 +1:18.553
21 11 M.セイストラ Honda 42:16.167 +1:46.076

順位 No. ライダー マシン タイム
1 19 D.フィリッパーツ KTM 40:19.780 -
2 33 C.ポールセル カワサキ 40:20.953 +0:01.173
3 2 T.ラトレー KTM 40:56.243 +0:36.463
4 8 C.ナン KTM 40:58.392 +0:38.612
5 29 A.ボワシエール ヤマハ 41:01.165 +0:41.385
6 16 R.ゴンカルベス ヤマハ 41:23.777 +1:03.997
11 49 W.スミス Honda 42:15.011 +1:55.231
12 44 S.シンプソン Honda 42:18.459 +1:58.679
14 11 M.セイストラ Honda 42:21.191 +2:01.411
19 47 M.ボニーニ Honda 40:36.251 +4Laps
27 9 P.キャップス Honda 4:47.273 +16Laps
ライダー
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 S.エバーツ ヤマハ 621
2 J.コピンズ Honda 576
3 B.タウンリー KTM 505
4 M.ピション Honda 446
5 S.ラモン KTM 423
6 J.スメッツ スズキ 385
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コンストラクター
順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 Honda 324
2 ヤマハ 324
3 KTM 301
4 スズキ 251
5 カワサキ 136
6 TM 90
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  ライダー
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 A.カイローリ ヤマハ 522
2 A.マクファーレン ヤマハ 482
3 A.チオーディ ヤマハ 453
4 D.フィリッパーツ KTM 414
5 C.メロッテ ヤマハ 352
6 C.ポールセル ヤマハ 333
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コンストラクター
順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 ヤマハ 359
2 KTM 283
3 カワサキ 267
4 Honda 175
5 スズキ 20
6 TM 0
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