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モータースポーツ > モトクロス世界選手権 > 第7戦 イギリス 決勝レポート
レース
イギリス 第7戦 6月5日
イギリス
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レース情報
Rd. 開催日
01 4/3 フランダース
02 4/17 スペイン
03 4/24 ポルトガル
04 5/8 ベルギー
05 5/15 ヨーロッパ(ドイツ)
06 5/29 日本(SUGO)
07 6/5 イギリス
08 6/12 イタリア
09 6/26 フランス
10 7/3 スウェーデン
11 7/17 南アフリカ
12 7/31 ワロン
13 8/7 チェコ
14 8/21 ドイツ
15 8/28 イギリス
16 9/4 オランダ
17 9/17 アイルランド
第7戦 イギリス
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ヒート2でコピンズが2位
決勝日:6月5日(日)
開催地:マッチャムズレジャーパーク 天候:雨 気温:10℃ 観客:2万7000人(週末通算)

 2005年モトクロス世界選手権の第7戦が、6月5日にイギリス・ボーンマスのマッチャムズレジャーパークで行われた。CAS Honda Racingのジョシュア・コピンズ選手はヒート2で2位に入り、ランキングでも3位に浮上した。

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 あいにくの雨に見舞われ、10℃という冬並みの寒さの中で行われたイギリスGP。予選で6位になったコピンズ選手は、ヒート1ではアンティ・パイルホーネン選手(TM)の後ろで、追い抜けずに苦戦していた。そこへベン・タウンリー選手(KTM)が現れて、一気に二人を抜いていったため、コピンズ選手もペースアップすることができ、4位に上がったのだった。

 ミカエル・ピション選手(Tiscali Honda Martin)はヒート1の1コーナーで発生した多重クラッシュに巻き込まれてしまった。ちなみにタウンリー選手とジョエル・スメッツ選手(スズキ)もここでクラッシュしている。

 再スタートを切り、10番手まで順位を挽回したピション選手だったが、森へ続く長いストレートで再度転倒。13位でヒート1を終えた。ピション選手は先週、菅生で行われた日本GPのヒート2で不調になって以来、体調を崩している。

 ヒート1で優勝したのはポイントリーダーのステファン・エバーツ選手(ヤマハ)。エバーツ選手はヒート2でも優勝した。

 コピンズ選手は、ヒート2ではタウンリー選手と2位争いを繰り広げていたが、19周のレースのうち13周目にタウンリー選手が転倒して以来、独走体制で2位に入った。

 ヒート2でピション選手は一時4番手につけていたが、その後徐々に後退していき、8位に終わった。総合結果でも10位となっている。

 ピション選手のチームメイト、ハビエル・ガルシア・ビコ選手は今回カムバックを果たした。依然として首に張りがあるものの、ヒート1で12位、ヒート2位では15位でフィニッシュしている。

 RWJ Hondaのジェームス・ノーブル選手は、ヒート1の序盤に転倒。ヘルメットが割れ、サイレンサーがぶら下がった状態で完走し、19位に入った。ノーブル選手はヒート2でも1周目に転倒し、14位に終わっている。

 くるぶしの靭帯を傷めているCAS Honda Racingのジュシ・フェビライネン選手はカムバックを果たしたが、フリープラクティスを2回走った時点で首の筋肉が痛くなったため、公式予選から欠場した。

 今回エバーツ選手が今季初のダブル優勝を果たしたため、ランキングでもエバーツ選手は2位のピション選手との差をさらに29ポイント広げた。ランキング3位にはコピンズ選手が上がっており、ピション選手とコピンズ選手の差は18ポイントとなっている。

 次戦は6月12日にイタリアのカステリオーネ・デルラゴで行われる。

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コメント

ジョシュア・コピンズ選手(4位/2位 総合2位)
「ヒート1では4周目にゴーグルをなくしてしまい、砂やダートが目に入って走りにくかった。もっと良い成績を残したかったけれど、目がよく見えない状態でこのコースを走るのは怖かった。ヒート2ははるかに良かった。昨年イギリス選手権に出ていたから、イギリスのファンがたくさん応援してくれた。去年ワイト島のレースで勝って以来、イギリスは僕にとってツキがある。ランキングも3位に上がって嬉しい。ずっと4位だったから、4位という順位には飽きていた。ヒート2ではベン(タウンリー選手)と良いバトルができた。サンドコースで自分が速く走れたことに驚いている。サンドコースでトレーニングはほとんどやっていなかったからだ。僕のチームはイギリスのチームなので、2位という結果はチームにとっても良かったと思っている」

ミカエル・ピション選手(13位/8位 総合10位)
「今日はどうしてしまったのかよく分からない。菅生のヒート2の時からすごく疲れを感じるようになってしまった。今年は全般的に体調が良くない。シーズン開幕前にはすごく調子が良かったのだけど、ウイルス感染して以来、不調なんだ。血液検査をしてみたけど、何かのレベルが下がっていた。ゾルダーでも不調だったし、菅生のヒート2でも不調だった。ハードにプッシュすることができないんだ。イージーなコースではさほどでもないけど、今日のサンドコースは手に負えなかった。応援してくれたファンには申し訳なかったが、全力はつくした」

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決勝リザルト&ポイントランキング
順位 No. ライダー マシン タイム
1 72 S.エバーツ ヤマハ 41:10.607 -
2 11 S.ラモン KTM 41:41.441 +30.834
3 30 B.タウンリー KTM 42:16.138 +1:05.531
4 5 J.コピンズ Honda 42:18.641 +1:08.034
5 9 K.ドディッカー Honda 42:30.028 +1:19.421
6 19 D.タイバース スズキ 42:33.350 +1:22.743
9 75 M.ヴァン・ダエル Honda 43:08.266 +1:57.659
10 41 P.クーパー Honda 43:18.428 +2:07.821

12

22 J.ガルシア・ビコ Honda 41:27.002 +1lap
13 2 M.ピション Honda 41:31.824 +1lap
14 47 P.ルーレ Honda 41:33.512 +1lap
15 29 M.ハックルブリッジ Honda 41:36.474 +1lap
19 15 J.ノーブル Honda 42:02.515 +1lap
22 111 B.ヴァーホーヴェン Honda 42:21.713 +1lap
27 12 C.バーナム Honda 17:27.874 +13laps

順位 No. ライダー マシン タイム
1 72 S.エバーツ ヤマハ 39:53.543 -
2 5 J.コピンズ Honda 40:26.672 +33.129
3 3 J.スメッツ スズキ 40:37.480 +43.937
4 43 J.バラガン KTM 40:50.416 +56.873
5 30 B.タウンリー KTM 40:59.716 +1:06.173
6 75 M.ヴァン・ダエル Honda 41:02.842
+1:09.299
8 2 M.ピション Honda 41:15.777 +1:22.234
11 9 K.ドディッカー Honda 41:51.248 +1:57.705
12 47 P.ルーレ Honda 41:53.469 +1:59.926
14 15 J.ノーブル Honda 40:02.380 +1lap

15

22 J.ガルシア・ビコ Honda 40:08.723 +1lap
16 29 M.ハックルブリッジ Honda 40:13.317 +1lap
19 12 C.バーナム Honda 40:42.266 +1lap
21 111 B.ヴァーホーヴェン Honda 41:46.339 +1lap
24 41 P.クーパー Honda 31:35.874 +5laps

順位 No. ライダー マシン タイム
1 8 C.ナン KTM 41:00.681 -
2 7 A.マクファーレン ヤマハ 41:02.085 +1.404
3 19 D.フィリッパーツ KTM 41:19.140 +18.459
4 5 A.チオーディ ヤマハ 41:26.072 +25.391
5 4 S.ソード カワサキ 41:42.185 +41.504
6 31 T.チャーチ カワサキ 41:49.808 +49.127
7 30 W.エイビス Honda 42:02.270 +1:01.589
11 47 M.ボニーニ Honda 42:28.608 +1:27.927
12 11 M.セイストラ Honda 42:33.194 +1:32.513
15 49 W.スミス Honda 42:39.827 +1:39.146
18 76 E.エッゲンス Honda 43:06.141 +2:05.460
23 44 S.シンプソン Honda 36:46.057 +3laps
26 9 P.キャップス Honda 23:33.216 +9laps

順位 No. ライダー マシン タイム
1 7 A.マクファーレン ヤマハ 40:53.200 -
2 33 C.ポールセル カワサキ 40:56.558 +3.358
3 19 D.フィリッパーツ KTM 41:08.569 +15.369
4 211 B.マッケンジー ヤマハ 41:16.105 +22.905
5 9 P.キャップス Honda 41:31.971 +38.771
6 10 A.レオク KTM 41:35.918 +42.718
10 76 E.エッゲンス Honda 42:07.729 +1:14.529
11 11 M.セイストラ Honda 42:20.632 +1:27.432
12 30 W.エイビス Honda 42:21.871 +1:28.671
20 44 S.シンプソン Honda 41:41.831 +1lap
22 49 W.スミス Honda 43:09.829 +1lap
25 47 M.ボニーニ Honda 23:02.509 +9laps
ライダー
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 S.エバーツ ヤマハ 301
2 M.ピション Honda 261
3 J.コピンズ Honda 243
4 J.スメッツ スズキ 238
5 B.タウンリー KTM 204
6 S.ラモン KTM 183
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コンストラクター
順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 ヤマハ 159
2 Honda 151
3 KTM 130
4 スズキ 129
5 カワサキ 58
6 TM 45
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  ライダー
順位 ライダー マシン 総合
ポイント
1 A.マクファーレン ヤマハ 232
2 A.カイローリ ヤマハ 225
3 A.チオーディ ヤマハ 221
4 S.ソード カワサキ 219
5 C.メロッテ ヤマハ 185
6 B.マッケンジー ヤマハ 162
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コンストラクター
順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 ヤマハ 172
2 カワサキ 132
3 KTM 110
4 Honda 89
5 スズキ 2
6 TM 0
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