Hondaホームページ
モータースポーツ
WMX
WMX
第6戦 ベネルクス
モータースポーツTOPへ
オランダ Round 6
Benelux
前ラウンド 次ラウンド 2004 May,16
WMX TOPへ
レポート
 選手コメント
リザルト
MX1(ヒート1)
1 エバーツ
2 ラモン
3 メロッテ
MX1(ヒート2)
1 エバーツ
2 メロッテ
3 ストリボス
MX2(ヒート1)
1 タウンリー
2 ラトレー
3 カイローリ
MX2(ヒート2)
1 タウンリー
2 ラトレー
3 カイローリ
リザルト一覧
ポイント
ライダー(MX1)
1 エバーツ 268
2 メロッテ 230
3 ラモン 184
コンストラクター(MX1)
1 ヤマハ 144
2 Honda 128
3 KTM 103
ライダー(MX2)
1 タウンリー 244
2 ソード 228
3 ラトレー 196
コンストラクター(MX2)
1 KTM 139
2 カワサキ 121
3 ヤマハ 116
ポイント一覧
ピションが総合4位、コピンズは同5位

決勝日:5月16日(日) 開催地:リヒテンボールデ 天候:曇り時々晴れ 気温:22℃ 観客:週末通算1万人

 5月16日にオランダのリヒテンボールデで行われたモトクロス世界選手権第6戦ベネルクスGPでは、ステファン・エバーツ(ヤマハ)が両ヒートで優勝。Honda勢は苦戦したが、トップ5に2台のCRF450Rが入った。

 5月2日に行われたドイツGPでダブルウィンを決めたブライアン・ヨルゲンセン(Tiscali Honda)は土曜日に行われたフリープラクティスの際に転倒して肩を脱臼した。日曜日のレースに出場することは可能だったが、負傷をさらに悪化させないために今回は欠場し、2週間後のイギリスGPに備えることにした。

 ヨルゲンセンのチームメイト、ミカエル・ピションは土曜日の予選では2番手のタイムをマークした。しかし、前回のドイツGPで派手に転倒し、一時的に意識不明に陥ったピションは、その後まったくモーターサイクルには乗っていなかった。今回もまだ首と肩にその時の影響が残っており、ハンディキャップのある状態だったが、1ヒート目は6位、2ヒート目4位に入り総合4位に入った。

 CAS Honda Racingのジョシュア・コピンズは予選では一時トップ3に入る好調さを示していたが、最終的に7位となった。第1ヒートではリズムに乗ることができず7位に終わったコピンズだが、第2ヒートでは5位に入り、総合5位に入ったのである。

 コピンズのチームメイト熱田孝高は、今回は砂の深いサンドコースに手こずっていた。土曜日に行われた30分間の予選では20番手に終わった熱田だったが、決勝の第1ヒートでは15位。第2ヒートでは激しい転倒を喫したが13位に入った。

 ポイントテーブルでは現在ピションが4位につけている。ランキング3位のスティーブ・ラモン(KTM)とのポイント差は1ポイントだ。コピンズはランキング5位につけている。

コメント ページトップへ

ミカエル・ピション(MX1 6位/4位 総合4位)
「予想していたより良い結果だ。本来はもっと上の順位を狙いたいところだが、トイチェンタールでの転倒がひどかったから、今回は出場できるかどうかさえ分からなかった。それ以来、モーターサイクルには乗っていなかったし、今回も痛み止めの薬を飲んでレースに臨んだ。コースは荒れていて、砂の状態は走りにくいものだった。第2ヒートになるとさらに肩に力が入らなくなった。第1ヒートも長くて肉体的に辛かった。とにかくスムーズなラインを通るように心がけた。それでも今回総合4位になれたおかげで、ランキングでもラモンに1ポイント差まで近づけた」

ジョシュア・コピンズ(MX1 7位/5位 総合5位)
「第1ヒートはひどかった。緊張したまま走っていて、リラックスすることができなかった。第2ヒートの方がましだった。軽く転倒したし、エンジンが止まりそうになったけど、スピードは出ていた。総合5位というのは悪くないけど、もっと上の順位を目指さなくてはいけない。マシンの調子はストロングですごく良かった。2ヒート共、スタートで失敗したけど、マシンのスピードが速かったので第1コーナーまでに順位を挽回することができていた」

熱田孝高(MX1 15位/13位 総合14位)
「今回もサンドで苦戦しました。第1ヒートは、スタートは悪くなかったのですが、1周目にエンジンをストールさせてしまい、その後はリズムに乗れませんでした。第2ヒートでは他のライダーとエキサイティングなバトルを繰り広げることができました。スピードにも乗れてきたのですが、フロントが滑って大転倒を喫してしまいました。頭を打ってしまい、その後はただひたすら完走を目指しました。それでも第2ヒートは楽しめました」

ブライアン・ヨルゲンセン(MX1 DNS)
「前回ダブルウィンを決めたと思ったら今回はまた負傷してしまった。自分自身の運がどうなっているのか分からないよ。轍でフロントホイールがとられてしまい、そのまま放り出されてしまったんだ。ドクターは出場しない方が良いと言っていたけど、出場しても問題ないという人もいた。でも、出場していても15位争いぐらいしかできなかっただろうし、負傷を悪化させていたと思う。チャンピオン争いをしていたら出ていたかもしれないが、手首を負傷した時点でチャンピオンの夢は遠のいてしまったからね。次回のブリティッシュGPまでにゆっくり休んで負傷を治すつもりだ」

Honda Racing モトクロス世界選手権 TOPへモータースポーツTOPへ