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第4戦 オランダ
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オランダ Round 4
Netherlands
前ラウンド 前ラウンド 2004 April,25
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レポート
 選手コメント
リザルト
MX1(ヒート1)
1 メロッテ
2 エバーツ
3 スメッツ
MX1(ヒート2)
1 エバーツ
2 メロッテ
3 スメッツ
MX2(ヒート1)
1 タウンリー
2 ラトレー
3 カイローリ
MX2(ヒート2)
1 タウンリー
2 ラトレー
3 チオーディ
リザルト一覧
ポイント
ライダー(MX1)
1 エバーツ 176
2 メロッテ 150
3 ラモン 129
コンストラクター(MX1)
1 ヤマハ 97
2 Honda 85
3 KTM 75
ライダー(MX2)
1 タウンリー 169
2 ソード 152
3 マクファーレン 128
コンストラクター(MX2)
1 KTM 100
2 カワサキ 80
3 ヤマハ 76
ポイント一覧
ピションが総合4位に入る

決勝日:4月25日(日) 開催地:バルケンスワード 天候:快晴 気温:20℃ 観客数:週末通算1万5500人

 2004年度モトクロス世界選手権の第4戦は、4月25日にオランダのアインドホーベン市近郊にあるバルケンスワードで行われた。CRF450Rに乗るTiscali Hondaのミカエル・ピションは、予選でポールポジションを獲得したが、決勝レースではヒート1/ヒート2ともに4位に終わった。

 今シーズン初めて晴天に恵まれたオランダ戦で、ピションはついていなかった。ヒート1で2位争いを繰り広げていたときに大転倒を喫したからだ。その後もリズムを取り戻すことができず、セドリック・メロッテ(ヤマハ)、ステファン・エバーツ(ヤマハ)、ジョエル・スメッツ(スズキ)に続いて4位でゴールした。

 ヒート1同様に35分+2周で競われたヒート2でも、ピションはスタミナ切れとなってしまい、結局スメッツにかわされて4位に終わった。ヒート2の順位は1位エバーツ、2位メロッテ、3位スメッツとなり、総合結果でもピションは4位に終わった。

 CRF450Rに乗るCAS Honda Racingのジョシュア・コピンズは2周目に第1ジャンプで転倒。再スタートを切った時点では大きく遅れてしまった。その後、再度転倒し、右手とマシンにダメージを受け、リタイアとなったのである。第2ヒートでコピンズは、彼のトレードマークともいえるコンスタントな走りで5位に入賞した。

 熱田孝高(CAS Honda Racing)は両ヒートで11位に入り、総合9位となった。ピションのチームメイト、ブライアン・ヨルゲンセンは左手首に軽い手術を受けたため今回は欠場。すでにリハビリを行っており、7日後の5月2日にドイツのトイチェンタールで行われる第5戦には復帰する予定だ。

 現在、ミカエル・ピションはランキング4位につけており、ポイントリーダーのステファン・エバーツとのポイント差は49ポイントだ。今回欠場したヨルゲンセンはランキング12位に後退し、コピンズは今回1ヒート目がリタイアだったため同4位から6位に下がっている。

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ミカエル・ピション(MX1 4位/4位 総合4位)
「いつも最良の結果を目指しているわけだから、こんなことを言ってはいけないのだけど、今回は4位に入れて嬉しい。今週、ずっと疲れていたので、そんな中で4位はベストの結果だと思っている。GPの合間にフランス選手権のレースにも出ているし、GP用のイベントもあって8週間まったく休んでいない。負傷のため6か月間まったくマシンに乗れなかったあとなので辛かった。おまけに今週はよく眠れなかった。ヒート1で転倒した理由は分らない。ステファン(エバーツ)の跳ねた石が僕のホイールの下に潜り込んだのだろうか。まったく何の予兆もなく転倒してしまった。マシンもチームも素晴らしいのだから、もっと良い成績を残さなくてはいけないと思っている。去年もそうだったけど、予選のタイムアタックでは毎回速いんだ。ポールポジションを取らなければ勝てるかもしれないね」

ジョシュア・コピンズ(MX1 DNF/5位 総合12位)
「あまり良い週末ではなかったね。良い走りができなかった。リズムに乗ろうとしたのだけど、うまくいかなかった。DNFと5位というのは望んでいたような結果ではない。予選を走ってみて、決勝レースが楽ではないことは予想できた。第1ヒートでは2度転倒して手とマシンを傷めた。攻めるのが早すぎたんだ。最初に転倒したあとは、順位を挽回しようと焦っていたので再度転倒してしまった。第2ヒートの方がましだったけど、トップグループのペースについていけなかったので、ちょっとがっかりしている」

熱田孝高(MX1 11位/11位 総合9位)
「僕の目標は毎回トップテンに入ることなので、少しずつその目標に近づいています。でも、今日の第2ヒートでは10位に入れず本当に悔しかったです。誰かがすぐ後ろに迫っている気配を感じたので、トップのエバーツかと思って若干スロットルを緩めました。するとフライベルクスにゴール地点でかわされてしまったのです。今日はスピードも出ていましたが、昨日はプラクティス中に転倒してしまいました。ここは2002年に足を骨折したコースなので良い思い出はありません。ポイントが取れただけでも良しとしたいです」

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