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第1戦 ベルギー
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ベルギー Round 1
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レポート
 選手コメント
リザルト
MX1(ヒート1)
1 ラモン
2 メロッテ
3 ピション
MX1(ヒート2)
1 メロッテ
2 コピンズ
3 ストリボス
MX2(ヒート1)
1 ド・ルーバー
2 タウンリー
3 マクファーレン
MX2(ヒート2)
1 タウンリー
2 ソード
3 レオク
リザルト一覧
ポイント
ライダー(MX1)
1 メロッテ 47
2 ラモン 43
3 コピンズ 36
コンストラクター(MX1)
1 ヤマハ 25
2 KTM 22
3 Honda 20
ライダー(MX2)
1 タウンリー 47
2 ド・ルーバー 43
3 ソード 38
コンストラクター(MX2)
1 KTM 25
2 カワサキ 20
3 ヤマハ 18
ポイント一覧
コピンズが総合3位、ピションは総合4位で初戦を終える

決勝日:3月21日(日) 開催地:ゾルダー 天候:雨時々晴れ 気温:7℃ 観客数:1万5700人

 2004年度モトクロス世界選手権の開幕戦は3月21日にベルギーのゾルダーで行われた。MX1クラスでは35分+2ラップで競われるヒートが2回行われ、4ストロークのCRF450Rに乗る27歳のニュージーランド人ジョシュア・コピンズ(CAS Honda Racing)は7位と2位に入って、総合順位で3位となった。

 ブリュッセルの東85kmにあるゾルダーで行われた開幕戦は、あいにくのコンディションとなった。ゾルダーはただでさえ過酷なサンド・コースだが、今回はさらに強風が吹き荒れ、雨には時折ひょうが混じっていたのである。そんな中で行われた第2ヒートで、コピンズは地元のC・メロッテ(ヤマハ)とトップ争いを繰り広げた末、メロッテに3秒遅れで2位に入った。開幕戦で2位という結果はコピンズにとって過去最高位で、これまでは5位が最高だった。

 これまで2回世界チャンピオンになっているフランス人ライダー、ミカエル・ピションが今年からHonda陣営に加わった。6か月前に膝の靭帯を負傷して以来、モトクロスから遠ざかっていたピションだが、今年は心機一転し、Tiscali HondaからCR450Fに乗って参戦する。デビュー戦を優勝で飾ろうと意気込んでいたピションだったが、第1ヒートは序盤に軽く転倒したため3位に終わった。それでも総合順位で表彰台を狙っていたピションだが、第2ヒートではスタート直後の1コーナーで転倒。再スタートを切った時点で最後尾となるも、猛然と追い上げて11位でフィニッシュした。その結果、ピションは総合4位に入り、30ポイントを獲得した。

 英国モトクロス選手権の開幕戦で膝を負傷したアイルランド人のゴードン・クロッカード(CAS Honda Racing)は計時予選で25位に入ったが、本番には出走しなかった。クロッカードは来週スペインで行われる第2戦にも欠場することになりそうだ。

 日本のエース、熱田孝高(CAS Honda Racing)は第1ヒートでは一時トップ10の順位につけていたが、コースアウトを喫したため15位となった。第2ヒートでスタート直後の1コーナーでピションと接触して転倒。再スタートを切ったが19位となった。その結果、熱田は総合18位で初戦を終えた。

 結局第1ヒートで優勝したのはKTMのS・ラモンで、第2ヒートのウィナーはメロッテとなった。

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ジョシュア・コピンズ(MX1 7位/2位)
「第1ヒートは、少し緊張していてリズムに乗れなかった。でも、第2ヒートになるとリラックスできて、第1ヒートの時よりずっと良い走りができた。コース・コンディションに合わせて走れたので、エネルギーをセーブすることができたんだ。4ストローク・マシンに乗り慣れるまでに、予想したより時間がかかった。でも、今ではスピードにも慣れている」

ミカエル・ピション(MX1 3位/11位)
「第1ヒートでは緊張していて、つまらないミスを犯してしまった。でも、自分のスピードと体力には自信があったんだ。第2ヒートでは第1コーナーでマルコ・コバライネン(Honda)が僕に突っ込んできたため転倒してしまった。他のマシンに轢かれるんじゃないかと心配したけど大丈夫だった。曲がってしまったフロント・マッドガードを直して再スタートを切った時点では20位だったけど、第1ヒートの時よりずっとリラックスして走れ、タイム的にも良かった。レースの数日前に風邪をひいてしまったため、抗生物質を飲んでいたので、体力的には完全な状態ではなかった。CR450Fは本当にパワーがある。今回は総合4位だったけど、ポイントを取れたし、まだ先は長いのであまり失望はしていないよ」

熱田孝高(MX1 15位/19位)
「今回はいい調子で走っていました。スタートは両ヒートとも、良かったのですが、コースはとても荒れていて、第1ヒートではジョシュア(コピンズ)を抜いた直後にコースアウトしてしまいました。その後はリズムを取り戻すことができず、15位フィニッシュになりました。また、第2ヒートではスタート直後の1コーナーでピションがぶつかってきたので転倒してしまい、再スタートを切るのに苦労しました。今回は良い成績を残そうと思っていたのですが、最終的にはミスを犯さずに、最善を尽くしてレースを終えるという結果に終わってしまいました」

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