Team Asia Report

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パウィがドイツGPで17位フィニッシュ
長島は序盤に転倒を喫しリタイア

Rd.09 ドイツGP/ザクセンリンク:2018年7月15日(日)
コンディション:ドライ
気温:24℃ 路面:40℃

全28周で争われた2018年シーズン第9戦ドイツGPの決勝レースで、IDEMITSU Honda Team Asiaのカイルール・イダム・パウィが17位でチェッカーフラッグを通過しました。チームメートの長島哲太は5周目の3コーナーで転倒を喫し、リタイアとなりました。

現地時間の午後12時20分(日本時間午後7時20分)に始まった決勝レースで、パウィは8列目24番グリッドからスタート。集団内で激しいバトルを続け、ラスト3周に自己ベストタイムを刻む走りを見せたパウィは、トップ15進出まであと少しのところでチェッカーフラッグを受けました。9列目26番グリッドからスタートした長島は、レース序盤から一気にポジションを上げて19番手まで浮上しましたが、残念ながらリタイアを喫し、入賞は果たせませんでした。

第10戦チェコGPは、8月3日(金)に走行を開始。Moto2クラスのFP1は現地時間午前10時55分(日本時間午後5時55分)にスタートします。

  • カイルール・イダム・パウィ
  • 長島哲太

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カイルール・イダム・パウィ (17位 / 40'11.923 / +25.617)
「今日はレース開始直後にミスをして、大きく順位を落としてしまいました。このコースは全長が短く抜きどころが少ないので、そこからポジションを上げるのに苦労をしました。もっといい結果を期待していたので、それが残念です。終盤はいいペースで走れていただけに、レース前半からどんどんオーバーテイクできる方法を学んでいきたいです」

長島哲太 (DNF / 5'49.207 / 24Laps)
「順調に前の選手を抜いて、追い上げていくことができていました。自分ではそれまでの周回と同様に走っていたつもりなのですが、3コーナーでブレーキをリリースしようとしたときにフロントが抜けて、転倒してしまいました。月末の鈴鹿8耐で自分の走りをさらに高めて、後半戦ではもっと強いライダーになって戻ってきます」

青山博一 チーム監督
「哲太は、ケガがなかったのは幸いでした。しかし、今年の前半は転倒が多かったので、シーズン後半は毎戦しっかりとポイントを獲得できるような取り組みを心がけてほしいです。パウィはレースでリズムよく走れていたのですが、低いグリッド位置と一周目のペースの遅さがそのあとのレースを決定づけてしまいました。本来なら毎戦トップ10に入れる実力の持ち主なので、なぜ今の自分はそれができていないのかをしっかりと考え、後半戦に備えてほしいです」

総合ランキング

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
24 45長島哲太KALEX 6
28 89カイルール・イダム・パウィKALEX 1

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