Team Asia Report

Moto3Moto3
Moto3
  •  
  • 1日目フリー走行
  • 予選

中上貴晶が日本GP初日に16番手
パウィは27番手

2017年10月13日(金) Rd.15 日本GP ツインリンクもてぎ
コンディション:ウエット 気温:15℃ 路面:16℃

IDEMITSU Honda Team Asiaにとってのホームグランプリとなる、第15戦日本GPがツインリンクもてぎで初日の走行を迎えました。中上貴晶は、午後のFP2で2分07秒312を記録。初日総合16番手からのスタートとなりました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは、2分08秒107で27番手につけました。

午前のFP1は、午前10時55分から45分間にわたって行われました。典型的なストップ&ゴータイプのレイアウトが特徴のツインリンクもてぎは、高いブレーキ性能と、鋭い加速力が要求されるコース。まだ子どもだったころからここを走ってきて、コースに慣れている中上は、不安定な路面状況を確認しながら、午前のセッションを13番手で終えました。一方、パウィも落ち着いてMoto2マシンのベストラインを探求し、ウイーク最初のセッションを31番手で終えました。

午後のFP2では、中上がウエットでの走りにさらに磨きをかけ、午前のタイムを0.3秒削り取ります。パウィも、しっかりと午前からの積み上げを行い、1.7秒以上ラップタイムを短縮しました。

明日のFP3は午前10時55分にスタート。午後の予選は、15時05分から45分間のセッションで、決勝レースに向けたグリッド位置を決定します。

  • 中上貴晶
  • カイルール・イダム・パウィ

中上貴晶 (16番手 / 2’07.312 / +2.030)
「今年はウエットコンディションでずっと苦労をしてきました。その壁を壊すために今日はさまざまなトライをし、まだ十分ではありませんが、どんどん攻められるようになってきています。旋回時にフロントからのインフォメーションがまだ十分ではないので、明日はマシン全体のバランスを見極めながら改善を目指していきます。いつも僕を応援して力を与えてくれる日本のファンの皆さんのためにも、いいグリッドポジションを獲得するために全力を尽くします」

カイルール・イダム・パウィ (27番手 / 2’08.107 / +2.825)
「FP1ではかなり苦戦をしていたのですが、FP2でいい手応えを得られるようになってきたので、収穫のあるセッションになりました。フロントとリアのバランスがいい落としどころを見つけて、明日はさらにがんばりたいです。明日がどんな天候になるのか分かりませんが、どんなコンディションでも、全力でがんばることに変わりはありません」

岡田忠之 チーム監督
「今日の中上は大きなタイムアップこそありませんでしたが、特に大きな問題もなく、着々とセットアップ作業を進めています。明日の予選では、いいグリッドを得るために、彼本来の実力を発揮してくれるでしょう。パウィも順調に前進しています。着実にMoto2の学習が進み、いい内容の一日になりました。明日はさらにいい内容のセッションになるでしょう」