2019年1月25日(金)
Repsol Honda Team、マドリードで2019年版のマシンカラーリングを公開
Repsol Honda Team は、1月23日(水)、スペイン・マドリードで発表会を開催し、2019年シーズンを戦うマシンのカラーリングを初公開しました。
世界各国から報道関係者が集まる中で開催されたこの発表には、今季のレギュラーライダーであるマルク・マルケスとホルヘ・ロレンソが出席しました。さらに、Repsol社とHondaのパートナーシップが25周年を迎えることを記念して、ミック・ドゥーハン氏とアレックス・クリビーレ氏も駆けつけてくれました。
RepsolとHondaのパートナーシップが始まった1995年以来、ドゥーハン氏とクリビーレ氏が駆ったNSR500から、今季マルケスとロレンソが戦うRC213Vまで、チームは最高峰クラスにおいて168勝、14のタイトルを獲得。さらに、表彰台427回、ファステストラップ182回、ポールポジション177回という成績を収めており、RepsolとHondaの関係は、成功を成し遂げたパートナーシップと言えます。その中で初年度からの4連覇をもたらしたドゥーハン氏、スペイン人ライダーとして初の最高峰クラス王者に輝いたクリビーレ氏、そして史上最年少でMotoGPチャンピオンとなったマルケスといった歴史に名を刻むライダーを輩出してきました。25周年を迎える今季新たにロレンソを迎え、チームはさらなる成功を目指して戦います。
チームは今後、開幕戦に向けての準備を進めていきます。マルケスは、2月6日～8日のセパンテスト(マレーシア)に参加します。2019年版カラーリングの初走行が行われ、ロレンソはケガの治療を行ったのち、2月23日～25日のカタールテストへの参加を予定しています。
2019年のMotoGPは、カタールGP(3月7日～10日)で開幕します。
(左から)ミック・ドゥーハン氏、マルク・マルケス、ホルヘ・ロレンソ、アレックス・クリビーレ氏
コメント
マルク・マルケス
「Repsol Honda Teamというファミリーの一員であることは、とても光栄です。幼い頃、家でレースを見ていたときから、このカラーをまとって戦いたいと思っていました。Repsol社はスペイン選手権時代からサポートしてくれており、世界選手権で戦う今も協力できているのは名誉なことです。私の役割は、RepsolとHondaにより多くのタイトルをもたらし、両者の歴史にさらなる成功を加えることです。それが、私にとっての喜びでもあります。Moto2時代から、Repsol Honda Teamに加入してMotoGPのタイトルを獲得したいと思っていました。だから、ジャーナリストに移籍しないのかと質問されたとき、『こんなすばらしいチームにいるのに、なぜ変えなければならないんだい?』と答えるんです。我々はファミリーであり、RepsolとHondaという最高のパートナーシップは、目標を成し遂げるために欠かせません。2019年のシーズン後には、共にまた成功を祝っているはずです」
ホルヘ・ロレンソ
「Repsol Honda Teamは、初日から私を温かく迎えてくれ、あらゆる面で違う次元にいると感じています。昨年のバレンシアテストで、私のマシンインプレッションに大勢のスタッフが耳を傾けてくれました。どんなライダーにとっても、このチームに加わるのは夢のような出来事です。自分自身、期するものがありますし、どんな状況になっても全力を尽くします。そして、チームみんなの信頼に、好結果で報いたいです。勝利と歴史を積み重ねてきたRepsol Honda Teamというチームに加わることを誇りに思います。マシンもコーナリング性能が高くて扱いやすく、とても気に入っています。2019年の目標は、まずケガから100%回復し、コース上で“ドリームチーム”らしいパフォーマンスを見せることです」
桒田哲宏｜HRC取締役レース運営室室長
「RepsolとHondaは、ともに歩んだ25年間で、お客様、ファンの皆さま、そしてライダーたちに、喜んでもらえるだけのすばらしい成果を収めてきたと思います。この間、常に志を高く持ち、それぞれの製品をより進化させ、その水準を引き上げるべく取り組んできました。そして、両者の関係は年々緊密なものとなり、よりよい製品づくりという夢を追い続けています。今日、これまで最高の結果を残してきた2人のライダーとともに、新たなRepsol Honda Teamを披露できたことをうれしく思います。Repsol Honda Teamは常に最高の結果を求めていますし、ライダーにベストな環境を提供することが我々の責務です。この目標を成し遂げるのは、RepsolとHondaの組み合わせ以外にないと確信しています」
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